明日、今日より少し成長できる。現場で使えるノウハウを先輩から教えてもらう特別企画第23弾!
本日お話を伺ったのは、株式会社デジタリフト コンサルティングセールス局チームリーダー青木駿汰さんです。青木さんのキャリア、株式会社デジタリフトの活動や、青木さんが大切にしてきたこと、これから特に必要になる○○力について伺ってきました!
青木駿汰
1995年生まれ。京都大学法学部卒業後、ソニーグループのWebメディア会社に新卒入社。子会社の立ち上げメンバーに抜擢され、6ヶ月で単月黒字化を達成。その後外資系マーケティングコンサル会社Media.Monksに転職し営業を担う。Media.Monksでは日本支社6人から20人まで会社を拡大。2022年6月に株式会社デジタリフトに入社。横浜市出身。学生時代はアメフト漬けの日々を送っていた。
自分の人生は自分でコントロールしたい
ー まずは、新卒から今までのキャリアについて教えてください
京都大学ではアメフト漬けの毎日を送ってきました。昭和と揶揄されるような伝統や価値観の中で過ごしてきたので、生粋の体育会系です。就職活動においては、周囲の影響もあり最初は大企業中心で考えていました。しかし、色々と話を聞くうちに大企業では40歳近くにならないと責任のある立場にはなれないなどネガティブな情報も多く、中小企業やベンチャー企業に方向転換しました。社員が数人しかいないベンチャーも検討しました。
しかし、ベンチャーはベンチャーで価値観を強要されるような洗脳感も苦手だったので、その中間くらいの規模で技術力のある大手企業のグループ会社で広告代理店関連のビジネスを展開する会社に就職することになりました。
ー 社会人となる上でどのような環境を求めていましたか?
就職先には、「自分が楽しくワクワクできるか」「自分でお金を稼げる力をつけたい」 「自分の人生は自分でコントロールしたい」という思いを実現するための環境を求めていました。実際に新卒で入った会社では、自分が想像した以上に厳しい環境の中で仕事をしてきました。
その時は心が折れそうになるときもありましたが、その中でも失敗を失敗と考えず、どんな時でも落ち込まないという精神力の強さを持ちながら、挑戦を続けて自身の成長につなげることで今のキャリアへと繋いできました。
ー 具体的にはどのようなお仕事をされてきましたか?
最初の会社では新規事業のプロダクト開発に携わらせて頂き、エンジニアと一緒にプロダクト開発を行って、自らそのプロダクトを営業して販売していました。その後、入社した年の9月には子会社立ち上げの命を受けて、6人チームのプチベンチャー経験をさせてもらい、翌年2月には黒字化(6人分の給料を払えるように)しました。
その経験をもとに他社への挑戦を決意し、外資系のマーケティング会社に転職してグローバル企業の営業職として数多くのクライアントやプロジェクトを担当して国内外のメンバーと一緒に働く経験をさせてもらいました。
若いうちは人間力が鍛えられるビジネスの方がいい
ー 現在の株式会社デジタリフトに入社した理由は?
新卒からデジタルマーケティング領域で仕事をしてきたこともあり、同じフィールドだった株式会社デジタリフトの鹿熊取締役とは、2年以上前から面識がありました。ちょうど様々な経験を経て、次の成長のステージを模索していた時期と重なりお誘いを頂いたことをきっかけに入社することになりました。
ー さらなる成長のためには何が必要だと考えていましたか?
若いうちは人間力が鍛えられるビジネスや環境が成長のためには良いと考えていました。ビジネスの仕組みや社内の仕組みに属人的な要素が残っている環境では、付加価値は人です。なので自分自身を成長させるためには若いうちは属人的な要素が残っているビジネスの方が中長期的に自分の力で自分の人生をコントロールできるようになる近道だと考えておりました。
ー 現在のお仕事について教えて下さい
株式会社デジタリフトで営業と経営企画を兼任しています。マーケターとして最前線に立ちながら、経営企画として事業拡大に向けて幅広い業務に携わっています。主に広告運用分野とLP・クリエイティブ作成に専門分野をもちながら、クライアントのマーケティングコミュニケーションの全体設計からご支援をしています。株式会社デジタリフトには2022年の6月に入社したばかりではありますが、2名のメンバーを率いるチームリーダーを任されています。
DIGITALIFTは、デジタル領域に精通したマーケティングカンパニーです。総合的なデジタルマーケティングをサポートする「CdMO」であることを標榜し、クライアントの戦略構築から実行までをワンストップで支援しています。
マーケティングプロセスの川上から川下までを網羅する総合力で、マーケティングのプロフェッショナルが「必要な人に、必要な情報を、必要なタイミングで」届けます。
サイコロをふれば少なくとも「1」は出る。
ー 入社してすぐにメンバーを持つマネジメント業務に苦労はありませんか?
特に特別な苦労を感じたことはまだないです。会社の雰囲気が良いのとメンバーに恵まれていることが大きいとは思います。自分自身が昭和的な価値観の中で過ごしてきた生粋の体育会系なので、「やればできる」とどんなことでも楽観的に考えるタイプなのかもしれません。大学時代からこれまでの社会人経験の中で培ってきたものですが、もともとメンタルの強さには自信があります。
ー メンタルを強く持つための秘訣はありますか?
自分自身で大切にしている2つの理論がありまして、「物事は確率論」「人生は結局思い出作り」という考えを持っています。「物事は確率論」とは、どんだけやっても運の要素は消せない。
であるならば、自分自身にできることはサイコロを振る回数を増やすことだけ、サイコロをふれば少なくとも「1」は出る。というもの。「人生は結局思い出作り」というのは、人間はみんな死ぬので、思い出しか天国に持って行けない。というものです。ですから、どんなことでも楽観的に捉えて「やればできる」と積極的に挑戦できるんだと思います。
一歩が踏み出せない多くの人は、やるかやらないかの判断の際にやるときのリスクばかり考えて、やらない時のリスクを見逃しているということも原因の一つかもしれません。
自分の責任を広く持つと不安や不満がなくなる
ー これまでのビジネス人生で失敗エピソードはありますか?
失敗は数えきれないほどたくさんあります。でも、上述しましたが、やらない時のリスクの方が大きいと考えていますし、自分自身にできることはサイコロを振る回数を増やすことだけしかないです。サイコロをふれば少なくとも「1」は出るという気持ちで色々なことに挑戦してきたのでその分失敗も多かったかなと思います。
ー 今の仕事の姿勢などに影響を与えた思い出はありますか?
2社目で仕事をしているときは、社内外のメンバーと一緒にクライアントのご支援をすることが多かったのですが、一度、プロジェクトがうまく進まずにクライアントからひどくお叱りを受けたことがありました。
私自身は営業やディレクション担当としてフロントに立っていたのですが、プロジェクトで開発部分を担当してくれていた海外のエンジニアのアウトプットの質があまりにも悪く、クライアントから納品物に対する理解を得られなかったということがありました。私自身は、その海外のエンジニアが悪いからしょうがないという気持ちになってしまい、それがクライアントに伝わってひどくお叱りを受けました。
ー 自分の責任じゃないと傍観者になってしまった?
そうですね。「俺のせいじゃないし」「どうしてこんなエンジニアと一緒に仕事をしなきゃいけないんだ」という気持ちですね。しかし、今振り返るとどのような仕事でも自分の責任を広く持つと不安や不満がなくなリますし、すべてのことを自分ごととして捉えて「推進力」を発揮しないと良い仕事はできないということを学びました。
ー 自分ごととして捉えるようにすると具体的にどんな良いことが生まれますか?
目の前の仕事もうまくいくようになりますし、自己成長にも繋がるので人生の好循環のループが生まれると思います。責任を持って物事をこなしていると自然と力がつく。それにより自信がつく。その自信によって様々な挑戦を選択して仕事の領域が広がっていく。そして、その広がった仕事に責任を持って取り組むとまた力がつくといったループです。
クライアントの“CdMO(チーフ・デジタル・マーケティング・オフィサー)”を目指す
ー 最後に株式会社デジタリフトの魅力を教えて下さい。
株式会社デジタリフトは2012年に設立、主力事業として「コンサルティング」と「広告運用」、周辺領域としてアフィリエイト事業や、SEO事業、SNS運用事業、などを行っています。昨年2021年9月にはグロース市場(旧:マザーズ)に上場し、現在順調に事業規模を拡大させています。当社ではデジタルマーケティングに関する様々なことを支援していますので、これからの時代に必要な知識や経験を幅広く身につけることができます。
事業規模が急速に拡大する中、大手企業のように明確な縦割り文化ではないので一人一人の守備範囲が広く、若いうちに経験を積むには今が最高の環境であると考えています。会社のミッションであるクライアントの“CdMO(チーフ・デジタル・マーケティング・オフィサー)”を目指してこれからも全社一丸となって多くのクライアントのビジネスの成功に貢献していきたいです。
ー 読者へのメッセージをお願いします。
私は、会社の中長期的な成長を牽引する新しい事業の創出にも携わっています。これから株式会社デジタリフトから人間の価値観や行動習慣、世の中のルールを変えるような新しいビジネスを生み出していきたいと考えています。ともに未来を創る仲間を探しています。少しでも興味を持って頂ければお気軽にTwitterにDM下さい。
Twitter: https://twitter.com/ShuntaAoki0403