「僻み」の意味とは?読み方や類語・英語表現、「妬み」「嫉み」との違いも解説

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    「僻み根性」という言葉を聞いたことはありますか?人の性格特徴を表現した言葉で、マイナスのニュアンスを持つ言葉になります。今回は「僻み」という言葉の意味や使い方、読み方、類語や英語表現に加え「妬み」「嫉み」との違いについても解説します!

    目次

    「僻み」の意味とは?

    「僻み」の意味とは?

    ここでは「僻み」という言葉の意味を詳しく紹介します。この言葉はいろいろな使われ方をしますので、その一つ一つをしっかり押さえておきましょう。

    「ゆがんだ考え方をすること」

    「僻み」は「歪んだ考え方をする様子」を表す言葉です。物事を素直に受け取ることなく、ねじ曲げて解釈するというニュアンスがあり、自分が不利になるような認識の歪め方をするという特徴があります。 自分にとって都合のいい部分だけを切り取って認識する癖がある人もいますが、その反対で全ての物事を自分にとってネガティブな要素として受け取る癖のある人も存在します。こういった人とコミュニケーションを取るのは難しく、話したこと全てが相手にとって悪くとらえられてしまうため、言葉を選ぶのにも選びようがありません。そのような人に対してどう対処すべきなのかについても後ほど解説します。

    「僻み」の派生語

    「僻み」という言葉の派生語として「ひがみっぽい」や「僻み根性」または「僻耳」といった言葉があります。そのどれもがマイナスなニュアンスを持つ言葉で、特に「僻耳」という言葉は「歳をとり耳が遠くなることで聞き間違いが多くなること」という意味に加え、「耳が悪いふりをしてわざと僻んで解釈すること」という意味もあります。僻み根性で物事を考えるようになると、被害妄想が先行するようになるため、本人が不幸せになることをだけでなく周囲の人もコミュニケーションの取り方に困るようになります。このように「僻み」に苛まれている心境というは百害あって一利なしです。

    「僻み」の読み方

    「僻み」の読み方

    「僻み」は「ひがみ」と読みます。音読みでは「へき」と読み、「本質からずれて正しくない」という意味や、「場所が中央からずれている」という意味があります。この「僻」という字は「辟易」の「辟」と同じつくりをしています。この漢字には「中心からずれている」というニュアンスが含まれているため、本質からずれた捉え方をしているという意味合いの「僻み」という言葉が生まれました

    「僻み」の由来・語源

    「僻み」の由来・語源

    「僻み」のつくりにあたる「辟」には「刑罰を受ける人」という意味があります。また中心からずれているというニュアンスを持つ漢字でもあるため、自罰的な人、中心からずれた捉え方をする人という意味合いから「僻」という漢字が「ひがむ」という言葉にあてられました。また、「僻」という漢字は常用漢字でないため、普段目にすることも少ないでしょう。この漢字を書けるようになる必要はありませんが、読めるようにしておくといいですね。

    「僻み」の類義語・言い替え

    「僻み」の類義語・言い替え

    「僻み」という言葉の類義語を紹介します。代表的な類義語として「偏屈さ」や「卑屈さ」が挙げられます。これらの言葉は「根性が捻じ曲がっていること」や、「常識的な解釈の仕方ができずにひねくれた物事の捉え方をすること」を指します。「僻み」という言葉にも物事を歪んで解釈するという意味合いがありますが、歪みの方向性が自分に対して不利な方向に解釈するという癖を持つ点が「僻み」という言葉の特徴的なポイントだといえます

    「僻み」の対義語

    「僻み」の対義語

    「僻み」という言葉の対義語についても紹介します。代表的な対応としては「素直」や「純情」が挙げられます。 これらの言葉は「邪心がなく素直に物事を受け止められる状態」を指します。人間本来のあるべき姿ではありますが、人は社会に揉まれることで偏屈さや卑屈さ、または僻みというような、良くない物事の捉え方を身につけていく傾向があります。

    「僻みっぽい人」の心理的特徴

    「僻みっぽい人」の心理的特徴

    ここでは「僻みっぽい人」の心理的特徴について紹介します。このような性格特徴を持つ人とコミュニケーションをとるのは難しいですが、その心理的特徴をおさえておくことで接し方が見えてくるようになります。詳しく見ていきましょう。

    「他人の悪い噂話を吹聴する」

    僻みっぽい人の特徴として、人の悪い噂話を言いふらす傾向があります。端的にいってしまうと、悪口やスキャンダルといったような他人を貶めるような情報を積極的に話題にあげることが多いです。ひがみっぽい人は基本的に自尊心が低いため、自分を高めるのではなく相手を貶めることで自分の優位性を保とうとします。そのような心理的な力学に気が付くこともなく、人の悪口を言いふらすことで憂さを晴らすという良くない行動が目立ちます。

    「他人が成果を出すと平常心でいられない」

    僻みっぽい人は他の人の成功も面白くありません。僻みっぽい性格の諸悪の根源は自尊心の低さにありますが、それが他人が成功したときにも痛みとしてうずくようになります。その原因は他人と自分との間に能力や名誉といった面でギャップを突きつけられるからです。周りの人がステップアップしたのであれば、自分も同じようにステップアップすれば問題はないのですが、自尊心が低いため自分がステップアップするという状態をイメージしづらい傾向があります。そのため少しでも自分より下、あるいは自分と近いステージにいて欲しいと心から願ってしまうのです。

    「僻みっぽい人」の対処法

    「僻みっぽい人」の対処法

    「僻みっぽい人」の対処法について紹介します。コミュニケーションの取り方に難しさを感じる相手ではありますが、接し方がわかれば恐れることはありません。

    「心理的な距離を保つ」

    僻みっぽい人に対する対処法としては、一定の距離を保つことが挙げられます。親密になってしまうと、ちょっとした出来事をきっかけに悪口を言いふらされる可能性があります。 そのようなリスクを犯してまで親密になるメリットはありません。人との接し方に対して違和感があれば、距離を取って様子を見ることをオススメします

    「話をまともに聞かない」

    もうひとつの対処法としては、「話をまともに聞かない」というやり方も挙げられます。僻みっぽい人が話すことを特徴として、自分の主張を印象づけたいがために話を盛る傾向があります。またひどい場合は虚言癖を持っていることもあり、話の内容を真に受けるのは避けた方がよいでしょう

    「僻み」と「妬み」と「嫉み」の違い

    「僻み」と「妬み」と「嫉み」の違い

    ここでは「僻み」と「妬み」と「嫉み」の違いについて紹介します。全てよく似たニュアンスを持つ言葉にはなりますが、それぞれ微妙な違いがあります。それぞれの言葉の違いについて詳しく見ていきましょう。

    「僻み」と「妬み」の違い

    「僻み」と「妬み」はどちらも他人の長所や幸福に対して受け入れられずに、その人に対して理不尽な怒りの感情を持つことを意味する言葉になります。この2つの言葉の違いは、その怒りの感情を表に出すか出さないかになります。「妬み」の場合は、他者の幸福に対して面白くないという感情を抱くだけに留まりますが、「僻み」はその不快な感情を堪えきれず拗ねたりひねくれたりする状態を表す言葉になります。 心の内に留めておけるという点においては、「僻み」よりも「妬み」の方がまだ救いようがあるともいえます。

    「僻み」と「嫉み」の違い

    「僻み」と「嫉み」の違いについて解説します。 「嫉み」という言葉も「僻み」と同じく、他者の長所や幸福に対して嬉しく思わない気持ちを表す言葉ではありますが、「嫉み」は他者と自分との間にあるギャップに対して、「どうして自分はこんなにもできない人間なんだ。」と自分を攻撃する方向に気持ちが動くことを表します。一方「妬み」という言葉は「何であいつはあんなにもできる人間なんだ。」というように相手を攻撃する方向に気持ちが動く傾向を指します。このように「僻み」と「妬み」と「嫉み」はそれぞれ近いニュアンスでありながらも、微妙に違った意味合いを持ちます。これらの言葉の使い分けに注意しましょう。

    「僻み」を英語でいうと?

    「僻み」を英語でいうと?

    「僻み」の英語表現について詳しく紹介します。英語表現をしっかり押さえておくと海外に行った際に役に立つときがあります。そのためにも詳しく見ていきましょう。

    「jealousy」

    「jealousy」で「僻み」を表現する英語訳になります。例えば、「You don’t burn with jealousy for me.」で「あなたは私にやきもちを焼かない。」という意味合いを表現できます。

    「prejudice」

    「prejudice」も「僻み」と近い意味を持つ言葉になります。基本的に「偏見」という意味の言葉になりますが、「僻み」も認識の仕方がゆがんだ状態であるため、偏見に陥っている状態であるといえます。 使い方の例としては「racial prejudice」で「人種偏見」などが挙げられます。

    「僻み」の使い方と例文集

    「僻み」の使い方と例文集

    最後に「僻み」という言葉の使い方と例文について紹介します。意味や使い方をしっかり理解し、日本語を正しく扱えるようになりましょう。

    「僻み」の使い方

    「僻み」という言葉は派生型で用いられることが多いです。動詞として用いるのであれば「僻む」となり、形容詞的に用いるのであれば「僻みっぽい人」や「僻み根性」というような表現があります。マイナスのニュアンスを持つ言葉になるので、使うタイミングには注意が必要です。

    「僻み」の例文

    「僻み」という言葉を用いた例文をいくつか紹介します

    ・ ライバルとのギャップの原因を才能のせいと結論付けて僻んでいては、いつまでたってもその差は埋まらない。
    ・彼はいつも自分の実力不足を棚に上げて、勝てなかった理由をあれやこれやとこじつけて僻んでいる。

    まとめ

    「僻み」という言葉は「ゆがんだ考え方をすること」をという意味がありました。主にネガティブ思考から起因する認識の歪みのことを指し、周囲とのコミュニケーションにも問題をきたす可能性があります。そのため、「僻み」の感情に苛まれることがないよう注意していく必要があります。

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