「可塑性」の意味とは?「可逆性」との違いや類語・対義語、英語も例文解説

可塑性
目次

「可塑性」の読み方

「可塑性」の読み方

「可塑性」は「かそせい」と読みます。似ている漢字として「堕」がありますので、「かだせい」と読まないように気をつけましょう。また、漢字を書くときには「可堕性」とか書かないように注意しましょう。

「可塑性」の意味とは?

「可塑性」の意味とは?

「可塑性」の意味を知っていますか?実は「可塑性」には2つの意味があるのです。ここでは「可塑性」の意味について解説します。ひとに対しても、モノに対しても使う言葉ですので、覚えておかないと非常に不便です。社会人として語彙力を強化するためにも、ぜひ覚えておきましょう。

「可塑性」の意味1「変形させられる物体の性質」

「可塑性」の意味1つ目は「固体外から力を加えて変形させたとき、力をとっても形状が元に戻らない性質」です。単に「塑性」と表現することもあります。

「可塑性」の意味2「柔軟なひとの性質」

「可塑性」の意味2つ目は「柔軟なひとの性質」です。教育などの外部から影響を受けたあと、それを踏まえて大きく成長したときに使います。「可塑性が高い」というフレーズで表現されることが多いです。

「可塑性」の類義語・言い換え

「可塑性」の類義語・言い換え

ここでは「可塑性」の類義語・言い換えを紹介します。「可塑性」はあまり聞きなじみのない言葉であり、なかには意味を知らないひともいます。そんなときには類義語や言い換えを使って「可塑性」を伝えましょう。「可塑性」の類義語・言い換えを覚えておくと、たくさんの場面で役に立ちますので、頭にしっかり入れておきたいものです。

「可塑性のある」の類義語1「やわらかい」

「可塑性のある」の類義語1つ目は「やわらかい」です。「やわらかい」は「柔らかい」「軟らかい」と漢字で表記され、「しなやかである」「融通が利く」という意味を表しています。「可塑性」がもっている「変化のしやすさ」と非常に似た性質を指し示します。

例文:彼は非常にやわらかい思考をもっている。

「可塑性のある」の類義語2「しなやかな」

「可塑性のある」の類義語2つ目は「しなやかな」です。「しなやか」とは「動作などが柔軟で堅苦しくない様子」を表した言葉。これもまた「可塑性」がもっている「変化のしやすさ」と非常に似た意味をもっている言葉です。

例文:柳のようにしなやかな彼の身のこなしは私たちを魅了した。

「可塑性のある」の類義語3「柔軟な」

「可塑性のある」の類義語3つ目は「柔軟な」です。「柔軟」とは「じゅうなん」と読み、「やわらかくてしなやかなさま」「ひとつにこだわらず臨機応変なさま」を表現する言葉です。その状態に合わせて形を変えられる「可塑性」とは類義語の関係にあります。

例文:彼は柔軟な対応ができるため、お客様対応では社内トップクラスだ。

「可塑性のある」の類義語4「弾力性のある」

「可塑性のある」の類義語4つ目は「弾力性のある」です。「弾力性」とは「物体の弾力がある性質」や「思考や行動を臨機応変に変化させられる性質」のことを指しています。後者は「柔軟性」や「融通性」ともいわれていて、どれも「可塑性」の類義語です。

例文:彼の弾力性のある考え方を見習いたい。

「可塑性のある」の類義語5「フレキシブルな」

「可塑性のある」の類義語5つ目は「フレキシブルな」です。「フレキシブル」は英語の「flexible」をカタカナにして日本語に取り入れたもので、「柔軟性」「融通性」を表現しています。これも「可塑性」の類義語です。

例文:営業にはフレキシブルな対応力が求められる。

「可塑性」の対義語

「可塑性」の対義語

ここでは「可塑性」の対義語を解説します。「変化しやすい」という意味をもつ「可塑性」ですが、シーンによっては「可塑性」の対義語を使う場面があります。そんなときに「可塑性」の対義語を知らないままにしていると、うまく話せません。「可塑性」の対義語を頭に入れて、さまざまな会話についていけるようになりましょう。

「可塑性」の対義語1「弾性」

「可塑性」の対義語1つ目は「弾性」です。「弾性」とは「外的な力がなくなった途端に、もとの形状に戻ろうとする性質」のことを指します。辞書には「可塑性」と同じ意味を表す「塑性」の対義語として明記されています。

例文:ここの部品には弾性のあるものを使わなくてはいけない。

「可塑性」の対義語2「可逆性」

「可塑性」の対義語2つ目は「可逆性」です。「可逆性」は「もとの状態に戻れること」を指しています。このほかにも「可塑性」の対義語には、「可塑性」に打ち消しの「非」をつけた「非可塑性」があります。

例文:人類の体には可逆性があるので、これくらいの傷ならすぐに治る。

「可塑性」と「可逆性」の違い

「可塑性」と「可逆性」の違い

「可塑性」と同じようなシーンで使われる「可逆性」という言葉があります。「可逆性」は「可塑性」の対義語にあたる言葉。ここでは「可塑性」と「可逆性」の違いをより詳しく解説します。この両者を混同して使っていると、話の流れが曖昧になってしまうことも。「可塑性」と「可逆性」の違いはしっかりと押さえておきましょう。

「可逆性」の意味とは?

「可逆性」とは前述の通り、「もとに戻れる性質」「逆に戻る性質」を指しています。これは「可塑性」と真逆の意味を表現しており、「可逆性」は「可塑性」の対義語としても知られています。

「可塑性」と「可逆性」の違い

「可塑性」と「可逆性」はどちらも物質の変化の性質を指し示しているもの。しかし、「可塑性」と「可逆性」の違いは「変化の方向」にあります。具体的には、「可塑性」はもとの状態から離れていくのに対して、「可逆性」はもとの状態に戻っていくのです。間違ったまま覚えていると非常に恥ずかしいので、言葉の意味を理解しつつ、「可塑性」と「可逆性」の違いははっきりさせておきましょう。

「可塑性」の使い方と例文集

「可塑性」の使い方と例文集

「可塑性」の意味や類義語を知っていても、実際の使い方がわからなくては意味がありません。ここでは「可塑性」の使い方と例文を紹介します。実際にどのように「可塑性」を使うのかを見ていくことによって、実生活でもふとしたときに「可塑性」が使えるようになっておきましょう。

「可塑性」の使い方

「可塑性」は「物質の性質」や「人物の性質」に対して使います。特に「可塑性がある」「可塑性に富んでいる」という使い方で、性質を言い表すのです。「可塑性」はいい意味としても悪い意味としても使える言葉ですので、使うときには誤解がないように注意する必要があります。

「可塑性」の例文

「可塑性」を使った例文は以下の通りです。

・この物質は可塑性が高いので、引き伸ばして成形しよう。
・彼は可塑性に富んでいて、飛躍的に成長してきた。
・この商品は可塑性が低いため、強い衝撃を与えないでください。

「可塑性」英語でいうと?

「可塑性」英語でいうと?

「可塑性」を英語でいうと「plasticity」「plastic」となります。プラスチックに「可塑性」があることから、そのまま「plastic」が「可塑性」を表現する言葉になりました。

例文1:This material is highly plastic.(この材料は可塑性が高い。)
例文2:Plasticity is a very important item.(可塑性は非常に重要な項目だ。)

「可塑性」があるものの例

「可塑性」があるものの例

「可塑性」があるものの例は以下の通りです。

・脳
・滑石
・自然銅
・粘土
・プラスチック

ここで挙げたほかにも「可塑性」があるものはたくさん存在します。

「可塑性樹脂」とは?

「可塑性樹脂」とは?

「可塑性樹脂」とは「熱可塑性樹脂」のことを指しており、「常温では変化しないが加熱すると軟化して形状を変化させやすくなる合成樹脂の総称」です。加熱すると軟化して整形しやすくなりますが、冷やすとまた固くなって「可塑性」を失うという特徴も持っています。

まとめ

「可塑性」は「力を与えて変形させたあとに形がもとに戻らない物質の性質」や「柔軟性があるひとの性質」を指しています。日常生活で何度も聞くような言葉ではありませんが、分野によっては毎日のように耳にする言葉。ビジネスマンとしてはさまざまな話題に対応するためにぜひ覚えておきたいものです。「可塑性」の意味などの知識をしっかりと頭に入れたうえで、使えるようにしておきましょう。

可塑性

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