「自己顕示欲」の意味とは?「承認欲求」との違いや特徴、類語も紹介

自己顕示欲

「自己顕示欲と承認欲求は煩わしくもありながら、多くの人が持つ欲求です。この似た2つ欲求の違いや関係、どんな人が強く持ちやすいか、どうすれば解消できるかを紹介します。また、なぜ女性に多いと言われるのかの解説もしていきます。

目次

「自己顕示欲」と「承認欲求」の意味とは

「自己顕示欲」と「承認欲求」の意味とは

自己顕示とは承認欲求の1つとされており、誰もが持っている欲求のひとつといわれています。

「承認されたい」という欲求が強く、認めてもらいたいがために主張をしたくなるという行為の欲求を、自己顕示欲といいます。

承認欲求は、他人から認められたいと思い、自分自身の価値と存在を認めたいという欲求のことです。

「自己顕示欲」と「承認欲求」の違い

「自己顕示欲」と「承認欲求」の違い

先述したように、「自己顕示欲」と「承認欲求」は似たようなものであり、「承認欲求」のなかに「自己顕示欲」が分類されています。

「自己顕示欲」は「承認欲求」のひとつ

そもそも「承認欲求」という大枠の中に「自己顕示欲」が分類されています。他にも自己肯定感、他者からの関心を希求、注目欲求、賞賛欲求など、細かく分類されてもいます。

そのなかでも「自己顕示欲」は、その欲を満たすために主張をするという行為をすること、といわれています。

最近ではSNSの普及により、この承認欲求が加速していると考えられています。スマホやPCひとつで、自分の考えや意見を気軽に世に発信できる環境です。

「自己顕示欲」の表れともいえる、「投稿」という行為。「承認欲求」を満たすためのものいっても過言ではないでしょう。

「自己顕示欲」が強い人の特徴とは

「自己顕示欲」が強い人の特徴とは

「自己顕示欲」が強い人には特徴があるとされています。ここでは3つの特徴を例に出して紹介しておきます。

「自己顕示欲」の強い人の心のなか

その前に、「自己顕示欲」の強い人の心の中の仮定を挙げておきます。

一般的に、「自己顕示欲」は自己肯定感と関係があるとされています。自己肯定感が持てない場合に自分の存在を認めるために、誰かに認められたいという欲求が必然的にわいてきます。

そしてその誰かに認められたいという欲求が「自己顕示欲」に繋がるとされています。「自己顕示欲」が強い人の心のなかは、自己肯定感を満たしたいという思いがあると考えられるでしょう。

例としての特徴

「誰かに認められたい」という欲求が強い人はどのような特徴があるのか、例として3つ挙げていきます

特徴1

1つ目は、自分の話が多いことです。会話をしていても一方的に自分の話ばかりをしたり、相手が話しているのに話題を横取りしたり、自分中心に会話を進めたがったりする人が多いといわれています。

特徴2

2つ目は、自分自身のアピールが多いことです。認められたいという欲求が強いため、自分の功績などを自ら頻繁に口にする傾向があります。些細な自慢が多いなど、「承認欲求」を埋めようとする行為がみられがちになります。

特徴3

3つ目は、自己中心的であることです。時や場合を考えずに注目を浴びたがったり、相手の状況や気持ちを考えずに自分を中心にして物事を計画・実行しがちだったりします。

「自己顕示欲」は女性の方が強い?

「自己顕示欲」は女性の方が強い?

「自己顕示欲」は男性よりも女性の方が強いといわれています。性差が見られる理由を考えていきましょう。

女性は「自己顕示欲」が強いといわれている理由

なぜ、女性の方が「自己顕示欲」が強いといわれているのでしょうか。そう言われるのは、寂しがりやが多くSNSの投稿が増えがちなことや、嫉妬心が強い場合が多いこと、自分に自信がなく人と自分を比べがちなこと、自分のことを良く見せたいという気持ちが強いことなどが挙げられます。

これについては個人差もありますが、平均的にみるとそのようにいえるでしょう。先に紹介したSNSの投稿についても、男性よりも女性の方がハマって、自分の生活の様子や思ったことなどを頻繁に投稿している人が多いのではないでしょうか。

男性はどうなのか

上記に挙げた、嫉妬心が強いことや、自分のことを良く見せたいという気持ちが強いことは、もちろん女性だけではなく、多かれ少なかれ男性にもあると考えられます。

また、相手に認められたいという気持ちからついつい見栄を張ってしまうことも、多くの人が一度は経験したことがあるのではないでしょうか。これも男女関係ない行為だといえるでしょう。

「承認欲求」はなくせるのか?

「承認欲求」はなくせるのか?

こうした「自己顕示欲」を含む「承認欲求」は、あまりにも強くなりすぎると自分でも嫌になることがありますよね。

これらの欲求をなくしたり、減らしたりするための方法を紹介します。

なくすために満たす

承認欲求をなくしたいと思っているのなら、満たしてしまえばいい、という考え方があります。そもそも、承認欲求をなくしたいと思うのは、満たしたいという気持ちに疲れているがゆえに芽生える感覚だと考えられます。

承認欲求を満たしたいという欲求を消すのは、満たしたいと考えた時点でとても難しいことです。それならば、満たしたいという欲求を叶えることで、その悶々とした気持ちを晴らすのが得策だと考えられます。

満たす方法とは

では、どのようにして承認欲求を満たせばいいのでしょうか。最もかんたんな答えとしては、満たされるように行動することです。しかしそれには苦労も伴い、一時的な埋め合わせにしかならないことも多いでしょう。

もうひとつは、人の承認欲求を満たすことで、自分の承認欲求も満たされるように人間関係を構築するという手があります。これは一人一人が誰かの承認欲求を満たすことで、逆に誰かが自分の承認欲求を満たしてくれる、という関係です。これに関してもデメリットは付随しますが、そもそもデメリットなしに欲求を満たすことはできないと言っても過言ではないでしょう。

自己肯定感を挙げることは、承認欲求をなくすための根本的な解決方法のひとつと考えられます。

自己肯定感をあげるためには、現状を認め、環境を整え、失敗を否定しない気持ちになることが有効だとされています。

自分自身のなかにあるネガティブな気持ちもそのまま受け入れ、その思いを否定しないことも自己肯定感の向上に繋がります。ありのままの自分を受け入れるということですね。

「自分は自分、人は人」なので、他人と自分を比べないことが重要です。毎日の言動や行動を、できるだけ前向きにとらえ、楽しみましょう。

自己肯定感が高まれば、過剰な承認欲求がなくせるだけでなく、自分の人生を楽しむことにもつながります。

「自己顕示欲」の類義語と対義語

「自己顕示欲」の類義語と対義語

「自己顕示欲」に似た言葉として、「自意識過剰」「虚栄心」などがあります。

「自意識過剰」は「自己顕示欲」に特に似ており、自分のことを気にしすぎることを言い表します。「虚栄心」は見栄を張る心理状態を表します。これも「自己顕示欲」に繋がる傾向のひとつです。

また対義語としては、「自己韜晦(じことうかい)」という言葉があります。これは才能や地位などをむしろ隠すことをいい、「能ある鷹は爪を隠す」ということわざのような意味です。

まとめ

このように、「自己顕示欲」は「承認欲求」のひとつである、自分の心を満たしたいという気持ちの表れです。

この欲求は誰にでもありますが、その対処法を確立しているか、もしくは欲求自体が薄いかといったことによる個人差はあります。人それぞれの個性があるため一概にはいえませんが、自己肯定感を上げることによってこれらの欲求が解消される見込みもあります。

もしこの「自己顕示欲」に悩んでいるのでしたら、「自己顕示欲」の意味と何故その欲求が起きるのかを理解し、自分はどうしたいのかをしっかり考えるといいのではないでしょうか。

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