「事業内容」の意味・書き方とは?類義語と「事業内容」の参考例も

事業内容
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「事業内容」の意味とは?

「事業内容」の意味とは?

「事業内容」とは、会社が営んでいる仕事の内容をいいます。「事業」は営利や生産などの目的のため、会社などを継続して経営することをいい、「内容」とは中に入っているもののことです。会社の説明や紹介、PRのために使われることが多く、会社を営んでいる目的と、その目的を達成するための経営体制や活動内容が示されています。また、創業者と役員、設立日や資本金などの会社概要も一緒に書かれることがほとんどです。

「事業内容」の類義語・言い換え

「事業内容」の類義語・言い換え

「事業内容」の類義語や言い換え表現には「仕事内容」と「業務内容」「職務内容」があります。この4つは仕事の内容を指している点は共通していますが、仕事の規模などに違いがあります。

1.仕事内容

「仕事内容」とは、社員個人の職業や行っている職務の内容をいいます。「事業内容」と「仕事内容」はどちらも仕事の内容を意味しますが、「事業内容」は会社全体についてのことで、「仕事内容」は個人に限定している点が異なります。また、「仕事内容」にはもう一つ「何かをつくったときに行動した内容」の意味もあります。どちらの意味になるかは、前後の文脈から考えるとよいでしょう。

2.業務内容

「業務内容」とは、ある部署で行っている仕事をいいます。仕事の内容を指す点は「事業内容」と共通ですが、会社全体のことをいう「事業内容」よりも仕事の規模が限定的になります。たとえば「広報部の業務内容」は「企業が人や社会とよい関係を構築するため、会社のさまざまな情報を報じること」ですし、「営業部の業務内容」は「会社の商品やサービスを販売する活動を行い、利益を得ること」です。

3.職務内容

「職務内容」とは、会社に勤めている社員それぞれが受けもつ仕事内容をいいます。会社全体の仕事内容をいう「事業内容」と比較すると、小規模に限定されています。「職務」とはある社員が担当する役目や任務のことで、個人単位の行為を指す「仕事」とは異なります。

「事業内容」を英語でいうと?

「事業内容」を英語でいうと?

「事業内容」の英語訳は「business description」や「business details」などがあります。「business」は事業、「description」は解説や描写で、「details」は詳細を意味します。そして「business」だけで「事業内容」を指すことも。また、「description of business」や「business lineup」「content of the businesses」「details of the business」の表現も使われます。

業種別の「事業内容」の例

業種別の「事業内容」の例

代表して4つの業種の「事業内容」の例を紹介します。業種別の「事業内容」を知り、言葉の意味について理解を深めましょう。

1.公務員

「公務員の事業内容」は、公共の福祉の実現のため、サービスを提供したり活動を行ったりすることです。警察官や消防士、教師、行政職と技術職などそれぞれの仕事内容は、「業務内容」にあたります。公務員のひとつである「市役所の事業内容」は、管轄地域の公共の福祉の実現のため、窓口業務や地域活性化のための活動などを行うことです。

2.銀行

「銀行の事業内容」は、銀行サービスの提供と融資などが主になります。銀行サービスとはATMサービスや窓口業務などで、融資は個人向けと企業向けの両方です。また、銀行によっては幅広い「事業内容」を展開しており、銀行サービスに証券と保険、不動産事業なども含むことがあります。

3.商社

「商社の事業内容」は、メーカーと販売業者の仲立ちとなる卸売であり、貿易の仲介などを行います。日本の戦前期、国内経済が未熟だった時代は、主に外国相手の輸出入が商社の主な「事業内容」でした。近年は「カップラーメンからロケットまで扱う」といわれるほど商社の取扱商品は拡大しているのに加え、メーカーや販売業者の金融面もサポートするファイナンス事業や、販売業者に出資して管理運営に関わる事業投資も「商社の事業内容」の一部になっています。

4.病院

「病院の事業内容」とは、医療サービスを提供することです。診療科数やできる治療は病院の規模によって異なりますが、「病院の事業内容」ではなく「病院の業務内容」の違いといえます。また、規模の大きな病院では医師と看護師の育成、老人介護や訪問医療・看護、訪問介護サービスの提供、健康増進と予防医療の啓蒙活動なども「事業内容」に含むことがあります。

「事業内容」の使い方と例文集

「事業内容」の使い方と例文集

「事業内容」の使い方と、例文を紹介します。就職活動のときは「事業内容」について質問されることが多いので、言葉の意味を正しく理解し、間違えないように回答しましょう。

「事業内容」の使い方

就職活動のとき、応募先の企業の「事業内容」を問われることがあります。このとき「事業内容」が何かを把握していない、「事業内容」の代わりに「業務内容」や「職務内容」を答えてしまうと、就職への熱意を疑われてしまうかもしれません。企業の「事業内容」は公式ホームページの中期経営計画やIR情報をチェックするとよいでしょう。たとえば「〇〇自動車の事業内容は自動車の製造と販売」で、「自動車の企画と開発」や「国内と海外営業所での自動車販売」は「業務内容」ですので、取り違えないようにしましょう。

「事業内容」の例文

「事業内容」を使った例文を紹介します。

  • A社のメインの事業内容は鉄道運輸だが、ほかにホテルや不動産も事業内容に含まれている。
  • インターンシップや会社説明会は、企業の事業内容を実態とともに知れるよい機会だ。
  • ホームページでは事業内容とともにCRS活動を記載しておくと、PR効果が増す。
  • 転職活動のとき、職務経歴書には職歴とともに勤めていた会社の事業内容を書いた。
  • 志望会社の事業内容の理解が深いと、面接官に説得力のある志望動機を伝えられる。

「事業内容」の書き方

「事業内容」の書き方

「事業内容」を書くことになったら、会社の定款の「事業目的」を参照しましょう。事業の目的に加えて事業の内容を具体的に書き、事業所の規模や会社の組織図なども添えておきます。転職時には多くの場合、エントリーシートと職務経歴書に「事業内容」を記載します。

「事業内容」に含めるべき内容

「事業内容」にはどんな目的で事業を行っているかと、具体的な事業の内容を入れます。小売業でしたら、ターゲットの客層と販売商品の内容、今後の事業展開の目標などです。加えてどんなことをアピールして事業を展開しているのか、事業所や販売店などの位置関係や事業所の規模など、会社の部署配置と組織図も記載しましょう。

「事業内容」は会社の定款による

「事業内容」を書くときは会社の定款の内容としましょう。「定款」とは、会社運営についての基本的な規則を定めたもので、「会社の憲法」にあたります。会社は定款で定めた範囲の内容でしか、事業を展開できないともいえます。そして定款に含まれる「会社の事業目的」が「事業内容」ですから、参照しながら記載しましょう。

職務経歴書に「事業内容」を書くときは

転職活動では、エントリーシートや職務経歴書に「事業内容」を記載します。「職務経歴書」とは、応募者のこれまでの仕事内容や仕事での成果を、応募先の会社に伝えるための書類です。職務経歴書の「勤務先企業」の欄には、現在または過去に勤務していた会社のことを書きます。「勤務先企業」に箇条書きにする主な内容は以下の通りです。

  • 会社名
  • 従業員数
  • 資本金と売上高
  • 上場しているか(非上場のときは記載しない)
  • 就業時の雇用形態
  • 勤務期間
  • 事業内容

まとめ

「事業内容」とは会社が事業を行う目的や目標と、事業として行っていることをいいます。類義語の「仕事内容」や「業務内容」、「職務内容」とは異なる点もあるので、それぞれの意味を把握しておきましょう。「事業内容」は業種別、さらには会社によってもさまざまですから、公式ホームページの中期経営計画やIR情報をチェックしましょう。

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