「インスピレーション」意味とは?正しい使い方や語源・類語、「インスパイア」との違いも紹介

インスピレーション
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「インスピレーション」の意味とは?

「インスピレーション」の意味とは?

「インスピレーション」の意味は「ひらめき」や「思いつき」です。時間をかけてじっくり考えるのではなく、直感的に突然アイデアや考えが思い浮かぶことを表す言葉です。また「インスピレーション」には「霊感」という意味もありますので覚えておくとよいでしょう。

「インスピレーション」の由来・語源

「インスピレーション」の由来・語源

「インスピレーション」の語源について説明します。

「インスピレーション」の語源は「inspiration」

カタカナ語の「インスピレーション」の語源は英語の「inspiration」です。カタカナ語の「インスピレーション」と同じく「ひらめき」「霊感」などの意味があります。また、英語の「inspiration」には「ひらめきを与える人」という意味もあります。

・The new friend gives me the inspiration. 新しい友人は私にひらめきを与えてくれる。
・I have a sudden inspiration. 突然名案をひらめいた。

英語の「inspiration」の語源はラテン語

英語の「inspiration」はラテン語から来た言葉です。ラテン語では「息を吹き込まれたもの」という意味を持っており、英語でも元々は「霊感」という意味で使われるようになりました。

「インスピレーション」の使い方と例文集

「インスピレーション」の使い方と例文集

「インスピレーション」は、芸術的な分野やIT分野などクリエイティブなシーンでよく使われる言葉です。「インスピレーション」を使うときの注意点や使い方を、例文を交えて紹介します。

「インスピレーション」を使用するときの注意点

「インスピレーション」には「霊感」という意味があるため、宗教的な意味合いで捉えられることもあります。あまり多用すると、相手に誤解される原因になりかねないため、注意しましょう。

「インスピレーション」が湧く

「湧く」という言葉は「何もないところからあるものが生まれる」という意味を持っています。「インスピレーションが湧く」という表現は、主に「直感的、瞬間的にひらめきが頭に浮かんだ」ことを表現するときに使います。例文を見てみましょう。

・壮大な景色を見たら、インスピレーションが急に湧いた。
・朝起きると突然仕事に関するインスピレーションが湧いてきた。

「インスピレーション」を感じる

「インスピレーション」が湧く予感がしたときや、「インスピレーション」が湧きそうな場所に来たときなどは「インスピレーションを感じる」という表現を使えます。霊感や神の存在を身近に感じ、それによって「インスピレーション」が湧く気配がするというニュアンスを含みます。ややスピリチュアルな意味合いを持つ表現と言ってもよいかもしれません。

・高い山々を目の前にすると、インスピレーションを感じる。
・自然豊かな場所でゆったりとした時間を過ごすと、インスピレーションを感じる。

「インスピレーション」を高める

「インスピレーションを高める」とは、「インスピレーション」が湧きやすくなるように、環境や心身の状態を整えるときに使う言葉です。他にも、「ひらめく能力を高める」という意味があります。

・考え方の違う友人と話をすることで、インスピレーションを高める。
・静かな場所で瞑想をして、インスピレーションを高めている。

「インスピレーション」を与える

相手のひらめきのきっかけとなる刺激を与えることを「インスピレーションを与える」と言います。「インスピレーション」を与えてくれるのは、人ではなく物の場合もあります。

・美術館に飾られた高価な絵画が、私にインスピレーションを与えてくれた。
・友人が何気なく発した一言が、私にインスピレーションを与えた。

「インスピレーション」の類義語・言い換え

「インスピレーション」の類義語・言い換え

「インスピレーション」はどのような言葉で言い換えられるでしょうか。「インスピレーション」にはスピリチュアルなニュアンスが含まれることもあるため、違う言葉を知っておくと表現の幅が広がります。では、例文とともに類義語を学んでいきましょう。

直感

「直感」は「インスピレーション」に非常によく似た意味を持っています。「直感」とは、「これまでの経験や持っている知識からひらめくこと」という意味の言葉です。「インスピレーション」とほぼ同じ意味ですが、違いを挙げるとすれば、「直感」が経験や知識に基づいたひらめきであるのに対し、「インスピレーション」は経験や知識がなくともひらめくことを意味しているという点です。「インスピレーション」は突如として頭に浮かんできた考えというニュアンスが強い言葉です。また、「直感」は「論理的な説明がない場面で、瞬間的に物事を理解すること」という意味もあり、この意味は「インスピレーション」にはありません。

・私の直感では、この新製品はヒットするに違いない。
・家に帰った瞬間、兄の機嫌が悪いと直感した。

アイデア

「アイデア」も「インスピレーション」と同じく「ひらめき」という意味の言葉です。ただし、「アイデア」はしっかりと考えた上で浮かんだ案や考えのことを言います。一方、「インスピレーション」は、突然浮かんだ考えという印象を強く与えます。

・昨夜寝ずに考えた結果、よいアイデアが浮かんだ。
・明日の会議では、各自が考えてきたアイデアを1つずつ発表する予定だ。

イマジネーション

「イマジネーション」は「想像する力」つまり「頭の中でイメージする能力」のことを指す言葉です。「インスピレーション」には「想像する力」という意味はないので、使い方が異なります。芸術分野では「インスピレーション」が湧いた事柄に関して「イマジネーション」を働かせることで、新たな作品が生まれることが日々起きているといえるでしょう。

・イマジネーションを働かせ、小説の執筆活動をする。
・芸術作家として活躍するためには、イマジネーションが大切だ。

ひらめき

「ひらめき」は漢字で「閃き」と書きます。「一瞬にして光ること」を指す「閃光」という言葉があることからもイメージしやすいですが、「ひらめき」には「優れた考えが一瞬で浮かぶこと」という意味があります。「インスピレーション」の言い換えとして適した言葉でしょう。

・ひとりの時間を作ったことで、仕事に関するひらめきが生まれた。
・独創的なひらめきを生むためには、さまざまな刺激と触れ合うことが重要だ。

おつげ

「おつげ」は「インスピレーション」の持つ意味のうち「霊感」に近い意味を持つ言葉です。「神や仏が人々にその意思を伝えること」という意味の言葉で「神のおつげ」という表現もよく使われます。

・神からのおつげかのように、新しいアイデアが浮かんできた。
・素晴らしい案が浮かんだのは、きっとおつげによるものだ。

「インスピレーション」と「インスパイア」の違い

「インスピレーション」と「インスパイア」の違い

「インスピレーション」と使い方を間違えやすい表現として「インスパイア」という言葉があります。「インスピレーション」は名詞で、「インスパイア」は動詞という違いがあります。使い方の例を見るとわかりやすいかもしれませんが、例えば「大自然によってインスピレーションを受けた」を「インスパイア」という言葉に置き換えると、「大自然にインスパイアされた」と表現することになります。使い方に迷わないためにも「インスパイア」は「インスピレーション」の動詞だと覚えておきましょう。

・生まれ育った土地にインスパイアされたことにより、彼の独特な表現が生まれた。
・壮大な自然によってインスパイアされ、新しい文化や芸術が育つ。

まとめ

芸術分野やIT分野などで聞く機会の多い「インスピレーション」という言葉について紹介しました。「インスピレーション」の意味は「突然のひらめき、思いつき」です。英語では元々「霊感」という意味で知られていた言葉のため、宗教的な意味で捉えられることもあるため、使う場面や頻度には注意しましょう。言い換える場合には「ひらめき」「直感」などが適切です。特に芸術分野などで「突然にひらめいた」という場面で使われることの多い言葉です。「インスピレーションが湧く」「インスピレーションを感じる」「インスピレーションを与える」などの使い方が一般的です。それぞれの持つニュアンスを理解し、正しく使えるようにしておきましょう。

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