「目録」の意味とは?書き方・作り方、「進呈」と「贈呈」の違いや渡す時のマナーも

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    「目録」はスポーツ大会やイベント事やテレビ番組でなど、見かけることが多いものです。では、いざ自分が渡すときにはどうしたらいいのでしょうか。この記事では「目録」の意味をはじめ、書き方や作り方と共に渡す時のマナーもあわせて解説します。

    目次

    「目録」の意味とは?

    「目録」の意味とは?

    「目録」には大きく分けると2つの意味があります。
    ・リストアップしたもの、カタログ
    ・進物の包み
    これらを掘り下げると、4つの意味に分類されます。ひとつずつ見ていきましょう。

    目次・展示品目をリストアップしたもの

    「目録」の意味の1つ目は、「目次・展示品目をリストアップしたもの」。博物館や図書館などの展示施設で、展示品の内容物や収蔵しているものをまとめて記録したリストのこと。また、本には目次がありますよね、「目録」には「目次」の意味もあります。「商品のカタログ」も「目録」と表現できます。

    進物をする際、実物の代わりに仮にその品目を記して贈るもの

    「目録」の意味の2つ目は、「進物をする際、実物の代わりに仮にその品目を記して贈るもの」。賞品や贈答品、結納品や退職祝いなどで物を贈る場合に実物の代わりに品目を記したものです。「正式な贈答品」である場合には「目録」をつける風習があります。たとえばクイズ番組やショーレースなどで優勝すると、司会者から「目録」が渡されている場面を見かけます。あの「目録」の中には、贈られる品目を記したリストが入っているのです。

    芸事を門下生に伝えた際に、その名目を記し与える文書

    「目録」の意味の3つ目は、「芸事を門下生に伝えた際に、その名目を記し与える文書」。門下生が芸事の伝授また研修を終え、免状や段位など伝授の内容が記され、門下生に授けられる書面を「目録」といいます。

    進物として贈る現金の包み

    「目録」の意味の4つ目は、「進物として贈る現金の包み」。記念や贈答で現金を贈る場合がありますが、現金を包むものとして「目録」が使われます。

    「目録」の由来・語源

    「目録」の由来・語源

    「目録」の由来は何でしょうか。日本における「目録」は、室町時代にはすでに使われており、奈良時代以前にはすでに中国から伝わっていたといわれています。室町時代における「目録」は、進物をする際、その品目をリストアップした文書が「目録」で、当時からすでに現在と変わらない使われ方をされていました。

    次に、「目録」の語源を漢字に視点を置いて見ていきましょう。
    ・「目」は音読みで「モク/ボク」訓読みで「め/ま」と読み、「目/見る/要/箇条/名前」の意味があります。
    ・「録」は音読みで「ロク」訓読みで「しる(す)」と読み、「書きしるす/書きうつす/あきらかにする/きろくする」の意味があります。

    これらの漢字を組み合わせると、「目録」は「箇条の記録」。使われている漢字を解いていくと、「目録」の語源がわかりますね。

    「目録」の類義語・言い換え表現

    「目録」の類義語・言い換え表現

    次に、「目録」の類義語・言い換え表現を紹介します。「物のリスト」としての「目録」の類義語・言い換えで、そのほかの意味での類義語・言い換えはありません。
    ・カタログ
    ・一覧表
    ・インベントリー
    ・棚卸し
    ・インデックス
    ・索引
    ・目次
    ・リスト
    ・品書き
    ・リスト
    ・名鑑
    ・型録

    「目録」が使われる場面とは?

    「目録」が使われる場面とは?

    「目録」が使われる場面とは、どのような状況なのでしょうか。
    ・結納目録
    ・祝い目録
    ・贈答目録
    ・財産目録
    4つの場面を状況別に紹介します。

    「目録」が使われる場面その1「結納目録」

    「目録」が使われる場面その1は「結納目録(ゆいのうもくろく)」。

    結納とは、婚約の儀式のこと。この結納において、新郎側と新婦側の間で取り交わす文書があり、それを「結納目録」と呼びます。「結納目録」は儀式で贈る品目を記したもので、結納品を贈る側が用意します。言ってみれば、結婚することになったので、その契約書のようなもの。そして、「結納目録」を受け取った側は「受書(うけしょ)」を用意し、「結納目録」の引き換えに渡します。「受書」は、結納目録の受領書のような役割をする公的な書面です。

    「目録」が使われる場面その2「祝い目録」

    「目録」が使われる場面その2は「祝い目録(いわいもくろく)」。「祝い目録」は、退職祝いや退院祝い、結婚祝い、卒業祝いや出産祝いなどのお祝い事の際に渡すものです。

    「目録」が使われる場面その3「贈答目録」

    「目録」が使われる場面その3は「贈答目録(ぞうとうもくろく)」。イベントや式典や行事などにおいて、商品実物の代わりに品名を記した「目録」を渡すことがあります。これを「贈答目録」といいます。テレビのクイズ番組やショーレースで、優勝者には「目録」が渡される場面があります。この場合の「目録」は「贈答目録」です。

    「目録」が使われる場面その4「財産目録」

    「目録」が使われる場面その4は「財産目録(ざいさんもくろく)」。「財産目録」とは、遺産の詳細を明確にまとめた記録です。書面には遺産の種類や量、価格などが記載されています。作成の義務はありませんが、財産の内容を明確にでき、遺言書や遺産分割協議書内の記載間違いや漏れを防げるものです。

    「目録」の書き方と包み方と渡すときのマナー

    「目録」の書き方と包み方と渡すときのマナー

    次に、「目録」の書き方と包み方と渡すときのマナーを紹介します。「目録」を書くにはどのように書いたらいいのか、どんな紙に書いたらいいの?「目録」に書く内容も肝心です。「目録」を書けたら包んで渡しますが、どうやって包んだらいいのか、また渡すときの注意点を見ていきましょう。

    「目録」の書き方

    「目録」を書くには、紙と筆記用具が必要です。

    筆記用具は毛筆で、筆ペンでもOK。フェルトペンなどの太いペンでも大丈夫ですが、インクは必ず黒いものを用意します。

    ボールペンは筆跡が細く、インクの色も薄いためNGです。

    「目録」を書く場合に使う用紙

    さっそく「目録」を書いていくのですが、どのような紙を用意すればいいのでしょうか。「目録」を書くには、「奉書紙(ほうしょがみ)」と呼ばれる厚めのしっかりとした白い和紙を使います。または、「目録用紙」と呼ばれる目録を記載する専用の用紙が文房具店で売られているのでそれを使うのもひとつの手です。

    そして、「目録」を書く前に、目録用紙に折り目をつけます。
    ・長方形状の目録用紙を縦に折り、山折部分を手前に置きます。縦より横の長さの方が長い状態です。
    ・次に、左から右側へ、右側から左側へ、の順で、縦に三等分になるように折ります。

    これで、「目録」を書く準備が整いました。

    「目録」を書く場合の記載事項

    目録用紙に折り目をつけ、「右側」「中央」「左側」と分けました。それぞれのスペースに記載する事項を挙げていきます。

    ・右側部分の中央には「目録」と記載します。贈答目録の場合には「贈」でもOKです。

    ・中央部分には、贈る物の品物名と数量をリストアップします。


    「一、ハワイ旅行 二名」
    「一、ビール 一年分」

    このように箇条書きにし、「一、」でリスト化します。リストの最後には、「右を○○のお祝いとしてお贈りします」と記載します。

    ・左側部分には、贈る日付(年月日)と贈る人の企業名や氏名、最後に「目録」を受け取る人の名前を記載します。

    これで、「目録」が完成です。

    「目録」の包み方

    「目録」を書き終えたら、「目録」を包む必要があります。「目録」は紙をそのまま渡すことはせず、のし袋に入れて渡します。のし袋は用途により結び方が違いますので、状況に合ったものを選びましょう。のし袋の結びの上には、「目録」の文字を表書きします。

    「目録」を渡すときのマナー「目録」を「進呈?贈呈?」それぞれ違い

    「進呈(しんてい)」と「贈呈(ぞうてい)」はどちらも「(目録を)渡す」意味を含む言葉です。

    ・記念品を進呈します。
    ・感謝状を贈呈します。

    どちらにも間違いがないように見えますが、実は大きな違いがあります。

    「進呈」とは、目下の人から目上の人に受け渡す場合に使う言葉で、「贈呈」とは、目上の人から目下の人に受け渡す場合に使う言葉。

    使い間違いがないよう、くれぐれも注意しましょう。

    まとめ

    「目録」は、ビジネスシーンだけでなく日常生活においても作ったり書いたりする機会が多いものです。とっさのときに迷ってしまわないよう、「目録とはどんなものなのか?」を一般常識として把握しておくことをおすすめします。

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