貶しての読み方と意味とは?使い方・類語・例文も解説

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    「貶し」という言葉を正しく読めますか?実は「貶し」には2つの読み方があるのです。ここでは「貶し」の正しい読み方や意味、使い方や類語・例文、「貶し愛」についても解説します。社会人の常識としてしっかりと覚えて、読めるようになりましょう。

    目次

    「貶し」の読み方

    「貶し」の読み方

    「貶し」の読み方を知っていますか?多くの人が1つの読み方しか知らないはず。実は「貶し」には2つの読み方があるのです。

    ここでは「貶し」の2つの読み方について解説します。2つともまったく違う読み方ですので、社会人になって読み方を間違えるなんて恥ずかしいことにも。今のうちに覚えておきましょう。

    「貶し」の読み方1「けなし」

    「貶し」の読み方1つ目は「けなし」です。この読み方が一般的で最も知られている読み方なのではないでしょうか?ほかにも一般的な読み方として「貶める(おとしめる)」があります。送り仮名によって読み方が変わることに注意しましょう。

    「貶し」の読み方2「へんし」

    「貶し」の2つ目の読み方は「へんし」です。「貶する(へんする)」の形を基本としているもので、なかなか浸透していない読み方でもあります。「貶し(けなし)」とも「貶し(へんし)」とも読めてしまうので、間違わないように気をつけましょう。

    「貶し」の意味とは?

    「貶し」の意味とは?

    「貶し」には2つの読み方があり、それぞれについて意味も違います。意味が複数あることを理解していないと、「貶し」がメールや文書などに出てきたときに間違えてしまうかも。ここでは「貶し」の意味について解説します。頭のなかを整理して、それぞれの意味を適切に覚えておきましょう。

    「貶し(けなし)」の意味

    「貶し(けなし)」の意味は「わざわざ悪い点を取り上げて非難する」というもの。非難する対象は人やものなどさまざまです。

    「貶し(へんし)」の意味

    「貶し(へんし)」の意味は「貶し(けなし)」と同じように「人のことを悪くいう」ことに加えて「身分や地位などを落とす」という意味もあります。「左遷する」などと言い換えできる言葉で、あまり一般的には使われていません。

    参考:weblio辞書「貶して」

    「貶す」の類義語・言い換え表現

    「貶す」の類義語・言い換え

    ここでは「貶す」の類義語・言い換えを紹介します。類義語・言い換えを覚えておくことによって、語彙力が増し、会話や文章能力のレベルアップが期待されます。ビジネスマンとして社会で活躍するためには必要な能力。これを機に類義語・言い換えもマスターしておきましょう。

    「貶す(けなす)」の類義語1「誹る」

    「貶す(けなす)」の類義語1つ目は「誹る」です。「そしる」と読み、ほかにも「謗る」「譏る」と表記できます。意味は「他人のことを非難する」こと。日常会話でもたまに耳にする言葉ですので、覚えておきましょう。

    例文:彼はAさんを誹るような言い方をした。

    「貶す(けなす)」の類義語2「腐す」

    「貶す(けなす)」の類義語2つ目は「腐す」です。「ふす」と読んでしまいそうですが、正しい読み方は「くさす」。意味は「欠点を取り上げて悪くいう」というもの。読み方に注意して覚えるようにしましょう。

    例文
    • 他人のことを腐す人とは関わりを持ちたくない。

    「貶す(けなす)」の類義語3「罵る」

    「貶す(けなす)」の類義語3つ目は「罵る」です。「のる」または「ののしる」と読み、「貶す」の類義語としては「ひどく悪い言葉で非難する」というもの。「貶す」の類義語としては最も聞きなじみのある言葉かもしれません。しっかり覚えておくようにしましょう。

    例文
    • 相手チームのベンチから罵られて腹が立った。

    「貶す(けなす)」の類義語4「中傷する」

    「貶す(けなす)」の類義語4つ目は「中傷する」です。「中傷」とは「根拠のないことを言いふらすことによって、他人の名誉に泥を塗ること」。「中傷記事」といった使い方をされています。

    例文
    • 芸能人を中傷する記事を書けと言われた。

    「貶す(けなす)」の類義語5「誹謗中傷する」

    「貶す(けなす)」の類義語5つ目は「誹謗中傷する」です。「誹謗」とは「他人の悪口をいうこと」であり、「中傷」とは「根拠のないことを言いふらして傷をつけること」です。「SNS上での誹謗中傷」という言い方でニュース等で聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

    例文
    • SNS上での誹謗中傷はなかなかなくならない。

    「貶す」の対義語・反対語

    「貶す」の対義語・反対語

    ここでは「貶す」の対義語・反対語を紹介します。「貶す」は非常にマイナスのイメージを含んでいる言葉ですので、対義語・反対語はプラスのイメージを持つ言葉。覚えておくことによって、文章や会話を明るくできるようになりますので、頭に入れておきましょう。

    「貶す(けなす)」の対義語1「褒める」

    「貶す(けなす)」の対義語1つ目は「褒める」です。「行いを優れたものであるとして称える」ことを意味していて、基本的には目下のひとに使う表現です。よって、目上のひとにたいして使うのは失礼に当たる可能性があるので避けたほうベター。

    例文
    • お手伝いをした子供のことを褒める。

    「貶す(けなす)」の対義語2「誉める」

    「貶す(けなす)」の対義語2つ目「誉める」です。意味は「褒める」と同様に「行いを優れたものであるとして称える」ですが、主に「客観的な名誉や栄誉をほめる」という意味で使われる表現です。よって、目上のひとにも目下のひとにも使える表現となっております。

    例文
    • 最優秀賞をとった選手を誉める。

    「貶す(けなす)」と「貶める(おとしめる)」の違い

    「貶す」と「貶める」の違い

    「貶す(けなす)」と「貶める(おとしめる)」の違いは「人を見下すという意味が含まれているかどうか」です。「貶す」はあくまで「欠点を取り上げて非難する」という意味であるのにたいして、「貶める」は「劣っているとみなして軽蔑する」という意味です。「貶す」という行動のなかに「見下す」という心理が働いているかは別として、言葉としては「人を見下しているかどうか」が違いになります。

    例文
    • 【貶す(けなす)】あなたは私のことを貶した。(あなたは私のことを非難した)
    • 【貶める(おとしめる)】あなたは私のことを貶めた。(あなたは私のことを軽蔑した)

    「貶す」の使い方と例文集

    「貶す」の使い方と例文集

    「貶す」の意味や類義語・対義語を知っていても使い方を知らなくては意味なし。知っていると思って使っていたら間違っていただなんて恥ずかしくてたまりません。ここでは「貶す」の使い方や注意点、例文について解説します。具体的なシーンを頭に浮かべることによって、実戦でも使えるようになりましょう。

    「貶す(けなす)」の使い方

    「貶す」は一般的に「人を貶す」という使い方がされます。たとえば「AさんがBさんを貶す」などです。加えて、「自分を貶す」という使い方も可能。その際には「自分を下げることによって相対的に相手を上げて敬う」という意味は含まれず、ただ「自分のことを悪くいっている」という意味になることに注意しましょう。

    「貶す(けなす)」を使用するときの注意点

    「貶す」とはいいイメージを持っている言葉ではありません。マイナスイメージを持つ言葉ですので、使うことによって場の空気を悪くしてしまうこともあります。「貶す」を使うときには十分にタイミングと状況に注意するように気をつけましょう。

    「貶す(けなす)」の例文

    「貶す」を使った具体的な例文は以下の通りです。

    例文
    • 彼は人のことを貶すのが趣味だ。
    • 私はついカッとなって対戦相手のことを貶してしまった。
    • 貶されることにはもう慣れている。

    「貶し愛(けなしあい)」とは?

    「貶し愛(けなしあい)」とは?

    「貶し愛(けなしあい)」とは、「相手のことを貶すことによる愛情表現」のこと。これは相手を「いじる」ことを愛情表現としている場合に起きる現象で、ネガティブな部分も知っていることの主張や、ネガティブな部分も含めて愛しているという主張にあたります。

    「貶す」の英語表現

    「貶す」を英語でいうと?

    「貶す」を英語でいうと「disparage」「speak ill of somebody」「abuse」と表現されます。

    例文
    • She tends to disparage people.
      彼女は人を貶す傾向がある。
    • He like to speak ill of somebody.
      彼は誰かを貶すことが好きだ。
    • I abused him in a loud voice.
      私は大声で彼のことを貶した。

    まとめ

    「貶し」には「けなし」と「へんし」の2つの読み方があり、それぞれ持っている意味が違います。

    「貶し(へんし)」はあまり使われることがない表現ですので頭の片隅に入れておけば問題ありません。

    しかしながら、どちらの読み方を採用するにしてもマイナスイメージが非常に強い言葉ですので、使う際には注意しましょう。

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