「ピックアップ」の意味とは?正しい使い方と類語・反対語を例文解説

ピックアップ
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「ピックアップ」の意味とは?

「ピックアップ」の意味とは?

普段の生活でもよく使う「ピックアップ」という言葉ですが、きちんと意味を理解して使っているでしょうか。日常的に使われる言葉ですから、仕事のときに上司から、「ピックアップしておいて」などといわれる状況があるかもしれません。

「ピックアップ」という言葉にはいくつか意味がありますので、間違った解釈で失敗しないように言葉の意味をしっかりと覚えておきましょう。

意味1「選び出す」

「ピックアップ」の意味の1つに「選び出す」があります。正確には「ピックアップ」だけでは「選出」という意味で「ピックアップする」のように動詞の場合に「選び出す」となります。この場合の「選び出す」は、「複数あるものの中からいくつかを選ぶ」という意味なので注意が必要です。

意味2「拾い上げる」

「ピックアップ」には「選び出す」のほかに「拾い上げる」という意味もあります。日本で使われている「ピックアップ」は、英語の「pick up」が元となっているので、英語の「Pick up」の意味である「拾い上げる」としても使われます

用途によっても意味が変化する

「ピックアップ」には、ほかに「車で迎えにいく」という意味が存在します。「拾い上げる」と「車で迎えにいく」では全然違う意味ですが、どちらも「ピックアップ」という言葉が使えます。「ピックアップ」は、「どんな場合に使うか」など用途によって意味が変化するのです

「ピックアップ」の類義語・対義語

「ピックアップ」の類義語・対義語

「ピックアップ」は、動詞として使われるケースが多く、動作や行動に関わる言葉の類義語があります。また、対義語となるのは「ピックアップ」の意味の中の「拾い上げる」や「拾う」の逆の意味をもつ言葉です。

「ピックアップ」の類義語・言い換え

「ピックアップ」の意味には、「拾い上げる」や「選び出す」など動作を伴うものがあるので、同様の動作を指す類義語があります

「拾い上げる」は、「つまんで持ち上げる」や「掴んで持ち上げる」に置き換えできるので、「ピックアップ」の類義語にあてはまります。ほかにも「持ち上げる」や「取りあげる」なども類義語と呼べるでしょう。単語のみの「拾う」「掴む」「取る」なども類義語に含めてよいでしょう。

「選び出す」の類義語には「ひっぱり出す」や「箱から出す」などがあります。「抜き出し」や「取り出し」も「ピックアップ」の類義語です。

「ピックアップ」の対義語

「ピックアップ」の対義語は「ドロップオフ」になります。「ピックアップ」の「拾い上げる」に対して「ドロップオフ」は「垂直に落ちる」という意味があります

「ドロップオフ」には、「落ちる」「下車する」「とれる」などの意味もあり、これらが「ピックアップ」の対義語にあてはまります。

「ピックアップ」と間違いやすい言葉

「ピックアップ」と間違いやすい言葉

「ピックアップ」には、複数の意味があるため似た意味をもつ言葉と間違えて使ってしまう場合があります。「ピックアップ」と混同しやすい言葉は「ピックアウト」「チョイス」「セレクト」などです。間違いやすい3つの言葉と「ピックアップ」との違いを解説します。

ピックアウト

「ピックアウト」には、「〇〇を選ぶ」や「見分ける」などの意味があります。「〇〇を選ぶ」は、特に「ピックアップ」と混同しやすいですが、複数ある中から選ぶ場合は「ピックアウト」を使うのが正解です。「ピックアップ」は、複数の中から「特定のもの」を選び出す場合に使うので注意しましょう。

チョイス

「チョイス」は「選択」や「選ぶ」などの意味で使われます。意味だけをみると「ピックアップ」と類義語のようですが、「チョイス」の「選ぶ」は、自分や特定の誰かが選ぶ場合に使います。たとえば、「あの場面で、あの言葉のチョイスは正解だった」や「彼女のチョイスした映画にはずれはない」のように使用します。

セレクト

「セレクト」には「選択する」という意味がありますが、使う場合の前提として「選択肢がある中から選ぶ」ときに使います。「セレクト」は、選択肢の中から最適なものを選ぶときに使うケースが多く、「ピックアップ」の「選び出す」とは微妙に意味合いが異なります

英語の「ピックアップ」の意味は?

英語の「ピックアップ」の意味は?

日本で使う「ピックアップ」は、英語の意味も含んでいますが、和製英語のような側面があります。英語の「Pick up」は「拾い上げる」としては使いますが、「選び出す」という意味では使いません。日本で使われる「ピックアップ」の言葉以上に、英語の「ピックアップ」にはいろいろな意味があります。英語の「ピックアップ」に、どのような意味があるのかを簡単に紹介します。

  • 回復する、上向きになる
  • 迎えにいく
  • 片付ける
  • 電話に出る
  • 感染する、風邪をもらう

上記のように、英語の「Pick up」には、日本ではあまり馴染みのない使い方や意味が多くあります。

「ピックアップ」がつく言葉は意外に多い!

「ピックアップ」がつく言葉は意外に多い!

「ピックアップ」がつく言葉は、自分たちの周りでも意外に使われています。たとえば、「ピックアップ商品」という言葉なら聞いたことがある人もいるでしょう。ほかにも聞きなれない言葉から、どこかで聞いた覚えのある言葉があるはずです。

ピックアップトラック

「ピックアップ」がつく言葉に、「ピックアップトラック」という言葉があります。「ピックアップトラック」とは、長めの荷台がついた車で、軽トラックの荷台と普通車の前面部分を合体させたみたいなデザインです。アメリカではポピュラーな車なので、映画の中などで見た覚えがある人もいるかもしれません。「ピックアップトラック」は、もともとは集荷や荷物の運搬などに使われていた小型トラックです。

ギターピックアップ

「ギターピックアップ」という言葉を聞いたことはないでしょうか。「ギターピックアップ」とは、ギターの出す音を電気信号へ変換する装置で、ギター本来の音を増幅させる効果もあります。エレキギターのように、「ギターピックアップ」を使う前提でできている楽器も存在します。

ピックアップ障害

「ピックアップ」は、病名にも使われていて、「ピックアップ障害」という言葉があります。通常ならば卵巣から排卵される卵子は、卵管采(らんかんさい)という部位が拾い上げて卵管へと運びます。卵管采がこの役割をしなくなる症状が「ピックアップ障害」です。

卵管采に卵子を拾い上げる機能が「ピックアップ」のため「ピックアップ障害」となりました。

「ピックアップ」の使い方と注意点

「ピックアップ」の使い方と注意点

「ピックアップ」という言葉は、いくつかの意味があるため、使う場面を間違えやすい言葉です。「ピックアップ」は、どんな使い方をして、どんな点に注意が必要か解説します。

「ピックアップ」の使い方

「ピックアップ」という言葉を使うのは、多くの場合「複数の中から選ぶ」ときでしょう。文章で使う場合は「ピックアップする」や「ピックアップした」など動詞として使うケースが一般的です

たとえば、「テレビのニュース番組の内容から気になるニュースをピックアップする」といった使い方になります。英語の意味の「電話に出る」として使うならば、「家族からの電話をピックアップする」のように使うのがよいでしょう。

「ピックアップ」を使用するときの注意点

英語の「ピックアップ」の意味でも触れましたが、日本で使われている「ピックアップ」の意味と英語での「Pick up」とでは、若干の違いがあります

ビジネスシーンで「ピックアップ」を使用する場合には、そのあたりを踏まえて「選び出す」という意味での使い方は避けたほうが無難です。

普段から「ピックアップ」を英語の意味を取り入れて使っていれば、海外の人との会話でも間違って使う心配がないでしょう。

「ピックアップ」を使った例文

「ピックアップ」を使った例文

「ピックアップ」を使った言い回しは、どのような意味で使用するかで変わってきます。英語の意味のものも交えて、いくつか例文を紹介します。

  • 新商品のアイデアがたくさん挙げられたので、顧客のニーズにあうアイデアをピックアップしてみよう
  • 出張から戻ってきた同僚を駅までピックアップしに行く
  • 道路に落ちているコインをピックアップする
  • 友達からかかってきた電話をピックアップする

このように「ピックアップ」は、使いたい意味にあわせて言い回しを使い分けましょう。

「ピックアップ」の意味を理解してビジネスシーンで正しく使おう!

「ピックアップ」の使い方を覚えるには、実際に言葉として使って覚えるのが一番の近道です

ただし、使うときに慌てないように日本語と英語での「ピックアップ」」の意味の違いや「注意すべき点」と「使い方のポイント」は確認しておきましょう。

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