「根暗」の意味とは?由来や使い方、類語・対義語、根暗な人の特徴は?

根暗
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「根暗」の意味とは?

「根暗」の意味とは?

「根暗」という言葉の意味を紹介します。 日常生活でよく使われる言葉なので、しばしば耳をしたことはありますよね。そのため、この言葉が持つ意味をなんとなく理解している方も多いのではないでしょうか。ここでは「根暗」という言葉が持つ意味やニュアンスをより深く理解するために、深掘りしていきます。 さっそく見ていきましょう。

「根っから性格が暗い人」を指す

「根暗」とは「根っから性格が暗い人」を指す言葉です。端的にいうと性格が暗い人であったり、人付き合いが積極的でない人を表現する言葉になります。クラスや職場などでそういう特徴を持つ人がいるのではないでしょうか。この言葉自体にはあまりプラスのイメージはないので、あまり仲良くない人に対して「あなたは根暗ですよね。」というような言葉の投げ方はしない方が賢明です。ただ、自分の性格をへりくだって表現するときに「根暗」が使われることはあります。

もともとは「表向きは明るくふるまっている人」を指す言葉

「根暗」とはもともと「表向きは明るい性格をしているが、本当は暗い性格の人」を表す言葉でした。現在の「根暗」は表面的に見て暗い性格の人を表現する言葉です。しかし、この言葉が生まれた当初は、「表面的に明るく振る舞っていても心の深いところに影がある人」のことを表現する言葉でした。今の「根暗」が持つ意味よりも深い意味があったようです。

「根暗」の由来・語源

「根暗」の由来・語源

「根暗」が生まれるきっかけについて解説します。この言葉が比較的最近生まれた言葉で、あの有名芸能人が最初に使った言葉でした。言葉を作り出せるのは、かなり大きな影響力がないとできることではありません。ちょっとした雑学としても、知っておいて損はないでしょう。

「根暗」の由来は「根が暗い」から

「根暗」の由来は「根が暗い」から来ています。「根」という言葉について深堀りしてみましょう。 「根」という言葉にはさまざまな意味がありますが、「根暗」における「根」の意味は「本来の性質、生まれ持った性格」という意味で使われています。 つまり「生まれ持った性格が暗い人」、「性根がネガティブな人」といったニュアンスを持つ言葉になります。言葉を分解して調べてみると、より深く言葉の意味がわかるようになります。

「根暗」という言葉を生んだのはあの有名芸能人だった!

「根暗」という言葉を生んだのは有名芸能人のタモリさんでした。1970年から1983年の間にタモリさんが担当していた「タモリのオールナイトニッポン」で初めて使われたといわれています。実は、エビフライの名古屋弁「エビフリャー」もタモリさんの造語とされています。実際に名古屋に住んでいる人は、エビフライのことを「エビフリャー」と発音することはあまりありません。このように影響力がある人の発信で新たな言葉が生まれるのも、日本語の面白さになります。

「根暗」の類義語・言い替え

「根暗」の類義語・言い替え

「根暗」の類語や言い換え表現を2つ紹介します。「根暗」とこれから紹介する2つの類義語に共通するのは「内向的な性格」です。 紹介する2つ以外にも類義語はありますが、代表的な2つの例を取り上げることでその他の言い換え表現も理解できるようになるでしょう。

「内向性」

「根暗」の類義語として「内向性」が挙げられます。「内向性」とは、「興味や関心が自己の内面に向けられている状態」を指し「思慮深い反面、実行力・社交性に乏しい性格」のことを言います。「根暗」というとその社交性の無さだけにフォーカスが当たってしまいますが、「内向性」という表現は根暗の人が持つ「思慮深さ」にも意味合いが及んでいます。

「陰鬱」

「根暗」の類義語としてもう一つ挙げられるのは「陰鬱」です。意味は「陰気で鬱陶しい感じがする様」や「心が晴れ晴れしない様」を表しています。「根暗」は性格の暗さをライトに表現しているところがありますが、「陰鬱」というとかなりシリアスな表現になってしまいます。他の人の性格を表現する際はこの言葉を使わない方が無難でしょう。

「根暗」な人の特徴3選

「根暗」な人の特徴3選

ここでは「根暗」な人の特徴について3つほど紹介します。自分自身については身の周りの人も、根暗な人の特徴に当てはまるところはないか見ていきましょう。

「過敏に反応する」

「根暗」な人は外部から与えられる刺激に対して過敏に反応してしまう傾向があります。性格が内向的であるため、自分の殻に閉じこもってさまざまなことを考えることが多いです。そのため、何気ない一言や出来事を心の中で何度も反芻してしまい、自分の中で大事になってしまう傾向があります。 こういった性格のメリットとしては、他人の精神状況を繊細に汲み取る力があることから人を傷つけることはなく、共感性が高いといった傾向もあります。

「一人行動を好む」

「根暗」な人は「一人行動を好む傾向があります。このような行動をとる理由は、集団行動をとると気を使いすぎてしまい疲れてしまうからです。他人が自分に対して放った発言はもちろんのこと、自分が他人に言った発言に対しても、相手がどういう捉え方をしたか気が気でありません。繊細でありすぎるため、このような傾向を持たない人よりも何倍も精神的なエネルギーを消費してしまいます。この特徴は、 HSP( ハイリ―・センシティブ・パーソン)と類似していきます。ただ、「根暗な人は全員HSPである。」という図式ではないことに注意しましょう。

「人に相談しない」

根暗な人は「あまり人に相談しない」傾向があります。根暗な人は基本的な内向的であるため、自分に立ちはだかる課題に対しても自己完結しようとする傾向が強いです。悩んだ時も人に相談するよりも、頭の中で考えた方がいいと考えます。ただ、どうしても自分では解決しない問題も存在するため、そのようなときは周囲の人に助けを求めるという選択肢も持ち合わせる必要があるでしょう

「根暗」の対義語

「根暗」の対義語

「根暗」の対義語を2つ紹介します。先ほど紹介した類義語と照らし合わせながら理解していきましょう。

「根明」

「根明」という言葉は「根暗」が誕生した時と同じタイミングで生まれました。「根明」は「根暗」の対義語であり双子と言っても過言ではありません。「根明」の意味は読んで字が如く「根が明るい」です。世間一般への浸透度は、「根明」よりも「根暗」の方が圧倒的であるといえるでしょう。

「ひょうきん」

「根暗」のもう一つの対義語として「ひょうきん」が挙げられます。 「ひょうきん」は「気軽でおどけた感じがすること」を指します。 「子供の頃はひょうきん者だった彼が、今となっては真面目な成人となった。」というように使われます。根暗の人には思慮深い傾向があったのに対し、ひょうきんな人は難しいことはあまり深く考えない傾向があります。 ただ、場の雰囲気を和ませるムードメーカーとしては一役買うことになるでしょう。

「根暗」を英語でいうと?

「根暗」を英語でいうと?

「根暗」の英語表現を2つ紹介します。内向的な性格傾向を表す英単語が「根暗」の日本語訳としては適切です。ここで紹介する英単語を覚えることで、英語の語彙も増やしていきましょう。

「somber」

「somber」は「陰気な」「陰鬱な」という意味があります。 「a somber mood」で「憂鬱な気分」という意味を表します。「somber」は英検1級以上のかなりレベルの高い英単語になるので、知っておいて損はありません。

「melancholy」

「melancholy」は「物悲しく、憂鬱な気分」という意味を表します。「メランコリー」という和製英語を聞いたことがあるかもしれません。 気分が沈んで塞ぎ込んでいる様子を表しています。「I get melancholy.」で「憂鬱になる。」という意味になります。

「根暗」の使い方と例文集

「根暗」の使い方と例文集

「根暗」の使い方や例文について紹介します。「根暗」という言葉にはマイナスのイメージがあるため、人の性格を表現する際は注意が必要です。そのような時は、「根暗」の言い換え表現でもある「内向的」や「思慮深い性格」といった方が無難かもしれません。言葉が持つイメージを理解し、相手にあらぬ誤解を与えないように慎重になることが大切です。

「根暗」の使い方

「根暗」は暗い雰囲気をまとっていたり、社交性に欠ける人に対して使われることがほとんどです。また自分の性格をへりくだって表現するときに使うこともあります。表面上を明るく取り繕っていても、内面は暗いといった特徴を持っている人にも「根暗」という表現は当てはまります。

「根暗」の例文

「根暗」を用いた例文を2つ紹介します

・彼は明るく取り繕っているが、内面は暗い典型的な根暗である。
・私は根暗なので、パーティーなどの社交的な場は苦手です。

まとめ

「根暗」は「根本的に性格が暗い人」を表現する言葉です。この言葉は対義語の「根明」とともにラジオ番組て生まれた比較的新しい言葉になります。ビジネスシーンにおいても使われないことはないですが、フォーマルな場には適さない言葉になります。

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