「幼少期」の範囲はいつ?意味や使い方、英語表現まで徹底解説

幼少期
目次

「幼少期」の意味・範囲とは?

「幼少期」の意味・範囲とは?

テレビ等で多く見かける「幼少期」とはいったい何歳ごろなのでしょうか。また、正確な範囲は定められているのでしょうか。後に出てくる類語と間違えないようにしっかり覚えていきましょう。

「幼少期」の意味は「幼い子供の期間」

「幼少期(ようしょうき)」は「幼い子供の時期」という意味で、幼いことを表す「幼少」と期間を表す「期」を合わせた言葉です。後にもう少し掘り下げますが、一般的には丁寧で少し硬い表現である「幼少」が含まれるので書き言葉で多く使われます。しかし、話し言葉で使っても問題はありません。

「幼少期」には正確な範囲が定められていない

「幼少期」には正確な範囲が定められていません。類語では法律で定められた範囲が存在するものもありますが、「幼少期」は法律で使われていないためです。敢えて定義するのであれば、下記のとおりです。

幼児…満1歳から5歳(法律に記載あり)
小児…6歳から12歳(国際線やJRの小児料金記載より)

「幼い子供の時期」の意味から、満1歳から12歳程度であるといえるでしょう。しかし、人によって「子供の頃」のイメージが違うため詳細な年齢を扱う際は注意してくださいね。

「幼少期」の使い方

「幼少期」の使い方

テレビ番組や日常生活など広い場面で見かける「幼少期」ですが、いったいどのような場面で使うのが適切なのでしょうか。深掘りして理解を深めましょう。

「幼少期」は改まった場面で使う

「幼少期の意味」でも少し触ったように「幼少期」は書き言葉や改まった場面で使われることが多い言葉です。また、会話の中で使われることがないわけではないため、日常生活で使うとしても誤法ではありません。

しかし、少しお堅いニュアンスも含まれるので話し言葉では「子供の頃」や「小さい頃」が好まれるでしょう。

「幼少期」は敬語?

「幼少期」に含まれる「幼少」が敬語表現であるため「幼少期」も敬語であるという説がありますが、これは辞書によっても記載はさまざまで正確には決まっていません。敬語かは定かではありませんが、「幼少期」が相手に失礼に当たることはないので目上の人物に対しても使えます

また、類語としてある「幼少の砌(みぎり)」は高貴な身分の方に使われる表現のため敬語表現ではありますが、日常生活で使われることはあまりありません。

「幼少期」の例文

「幼少期」「幼少のみぎり」を使った例文です
・田中さんの幼少期の写真は実に可愛らしかった。
・ある有名スポーツ選手の幼少期のエピソード。
・記憶はないが、私は幼少期にドイツへ旅行に行ったことがあるらしい。
・あの御方はは御幼少のみぎり相当勉学に励まれたようだ。

「幼少期」の類義語・言い換え表現

「幼少期」の類義語・言い換え表現

幼少期にはさまざまな類語があります。生活の中でもたびたび登場するのでしっかり覚えておきましょう

子供の呼び方は場面によって変化する

子供の時期を表す言葉は児童期、幼児期、小児期などさまざまあります。しかし大まかに「子供の時期」という意味がわかっていても、それぞれで微妙に年齢の範囲が違うの思わぬ勘違いをしてしまうかもしれません。日常生活で比較的目にする呼び方をそれぞれ場面別に呼び方をまとめました。

幼稚園や保育園などで使われる呼び方

幼稚園や保育園では「未満児」、「以上児」がよく使われています。普段あまり聞かない言葉かもしれませんが、3歳未満の子供を「未満児」、3歳以上の子供を「以上児」と呼びます。

ちなみに保育園と幼稚園の違いは管轄と法律です。保育園は0歳から利用できる児童福祉施設で、幼稚園は3歳からの教育施設で勤めるためには教諭免許が必要になります。

病院や公共機関で使われる呼び方

病院で子供を診察すると言えば「小児科」ですね。またJRや航空機などの公共交通機関などでも料金表には「小児料金」記載されているところが多いです。しかしこの「小児期」は「幼少期」のようにしっかりとした範囲が定められていません。例えば小児科では多くの病院が15歳まで診察を受け入れているのに対して、公共交通機関の小児料金は12歳以下であることがほとんどです。

そのため日常生活でもし「小児」という言葉を見かけたら、どの先年齢までを指しているのかを 注意深く見てみましょう

教育学で使われる呼び方

教育学では一般的に幼少期の子供の期間のことを「児童期」と呼びます。児童福祉法第4条には「この法律で児童 とは満18才に満たない者をいう」とあり、幼少期よりさら範囲が広いことがわかります。

学問として基本的なものには、子供の心と体を学びその後の成長や環境を考える学問である「児童学」があり、その中でも児童心理学や児童文化学などと枝分かれしています。基本的に教員を目指す人はこの学問を習います。

「幼少期」と「幼児期」の違い

字頭に「幼」が付いているためなんとも似たように見える「幼少期」と「幼児期」ですが、実は決定的な違いが2つあります。それは年齢範囲と法律で範囲が定義されているかどうかの違いです。「幼児期」は児童福祉法により「1歳から小学校就学の始期に達するまでの者」と定義されます。まったく範囲が違うので使う場合は気を付けて使いましょう。

「幼少期」の英語表現

「幼少期」の英語表現

「幼少期」と同じ意味を表す英語表現は代表的なものが2つあります。それぞれ同じ意味ですが使い方が違うのでそこに注目して使うようにしましょう

単語として使う「childhood」

幼少期という意味の単語として一番に上がるのが「childhood 」です。この「childhood 」は「幼少期」を自分の経験や習慣ではなく単に単語として用いたいときに使いやすいです。逆に、子供の頃の経験や習慣を言いたいときには「in my childhood 」とすることで表せます。以下例文です。

・Changes from the childhood period to youth.
(幼少期から青年期の移り変わり。)
・My life was the wind until the childhood period.
(私の人生は、幼少期までは順風満帆だった。)
・I often went to play in the forest in my childhood.
(私は幼少期にしばしば森に遊びに行きました。)

節として使う「when I was a child」

日常会話や過去の習慣を表すときに多く使われるのが「when I was a child」という「when」を使った名詞節です。子供の頃というニュアンスが強く「in my childhood」と同じように使えます。以下例文です。

・I often went to play in the forest when I was a child.
(私は幼少期にしばしば森に遊びに行きました。)
・I have been to the amusement park When I was a child.
(小さい頃に遊園地に行ったことがあります。)

幼少期のにおけるトラウマや我慢の影響

幼少期のにおけるトラウマや我慢の影響

テレビでも、幼少期に受けたトラウマは強く残ることや、我慢のしつけ方が重要なことがテーマにあがります。今回はそれらを取り上げてかんたんに説明します。

幼少期のトラウマは人生を狂わせる?

幼少期は精神がまだ繊細で、出来事や他人から強く影響を受けます。また、子供の頃に受けたトラウマは原因がわからなかったり、そもそも記憶が抜け落ちてしまっていたりすることもあります。それが人生の課題、岐路に直面した時に突然現れて、ためらいや不安、経験のフラッシュバックなどを引き起こします。

トラウマに気づくこととで症状があらわれたり強まったりすることは苦しいことですが、「直すのは自分」という意識をもちながらも、ときには家族や専門家に頼って回復へ前進していくことが大切です

子供時代の我慢が及ぼす影響

スタンフォード大学の研究によって子供時代に我慢の能力が高い子供は将来、計画、社会行動の調節に関係する前頭前皮質が活発に働いていたことが明らかになりました。この結果は研究者や親の間で話題になりました。

親はなんとか子供に我慢を覚えさせるためにしつけや教育を施しますが、無目的で理由のない我慢の強要は精神的によくありません。このような「我慢の強制」の影響でそれこそトラウマを抱えて大人になる、アダルトチルドレンになりかねないのです。この実験では「先を見据える力」能力を見ました。

我慢の先の達成感を味合わせることで子供は我慢の重要性を少しずつ認識していきます。遊んでほしいという子供に「暇じゃないから我慢して」というより「今手が離せないから、じゃあ40分後に行こうか。」と小さなステップを達成させる経験を積ませていくことが重要でしょう。

まとめ

幼少期の意味は「幼い子供の時期」です。具体的な年齢も決まっていませんし、同じような言葉もあって混乱してしまうかもしれませんが「小さい頃」というだいたいのニュアンスが伝わればよい場面で使うことを覚えておけばよいでしょう。より詳細な年齢を共有したい場合は類語などで取り上げた表現を使ってみてください。

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