「囃し立てる」の意味とは?恋愛における使い方と類語・対義語・英語も例文解説

囃し立てる

「囃し立てる」の意味を知っていますか?耳で聞くと意味がわかるのですが、漢字でみるとなにかわからない人も多いはず。この記事では「囃し立てる」の意味や恋愛における使い方、類語や英語をわかりやすく解説します。確実に頭に入れておきましょう。

目次

「囃し立てる」の読み方

「囃し立てる」の読み方

「囃し立てる」の読み方を知っていますか?「囃」が一般的に使われる漢字ではないため、読めないひとも多いでしょう。ここでは「囃し立てる」の読み方について解説します。社会人になってから書き言葉として「囃し立てる」をみたときに読めないと、非常に恥ずかしいです。社会人としての語彙力を身につけるためにも覚えおきましょう。

「囃し立てる」の読み方

「囃し立てる」は「はやしたてる」と読みます。「囃」は日常生活で触れるような漢字ではありませんから、これを機に覚えておくようにしましょう。

「囃し立てる」がひらがなで使われることがほとんど

「囃し立てる」はひらがなで表記されたり、「はやし立てる」と表記されたりすることがほとんどです。なぜなら「囃」が常用漢字ではないから。特に書き言葉において「囃し立てる」を使ってしまうと相手に意味が伝わらない可能性がとても高くなります。ですので、「囃し立てる」を自分で使う際には相手にわかりやすく表記することを意識し、もし漢字で「囃し立てる」が出てきたときには読めるようにしておきましょう。

「囃し立てる」の意味とは?

「囃し立てる」の意味とは?

「囃し立てる」の意味を知っていますか?実は使われる場面において解釈が異なる言葉なのです。ここでは「囃し立てる」の一般的な意味と恋愛における意味を解説します。「囃し立てる」はいい面も悪い面も持ち合わせている言葉ですので、気をつけて意味を覚えておきましょう。

一般的な「囃し立てる」の意味

「囃し立てる」は一般的には「盛んに大勢が大声を出して褒めたり冷やかしたりすること」を指しています。よって、捉え方によってはポジティブにもネガティブにも解釈可能。そうはいってもネガティブな意味合いで使われることが多いですので、ポジティブな意味で使う際には細心の注意が必要です。

恋愛における「囃し立てる」の意味

恋愛における「囃し立てる」はネガティブな意味合いで使われることがほとんどです。具体的には当事者たちの気持ちを完全に無視して「付き合っちゃえよ」「お似合いだぞ」などと煽り立てていることを指します。周りの大勢が勝手に盛り上がって、勝手に煽り立てている状況をいいます。

「囃し立てる」の由来・語源

「囃し立てる」の由来・語源

「囃し立てる」の由来・語源は「伝統芸能」にあります。「囃す」はもともと日本の伝統芸能である歌舞伎や能において、「手を打ったり声を出したりすることで歌舞の調子をとる」「囃子を演奏する」という意味で使われてきました。これらを行うことによって雰囲気を高めていたのです。その意味が転じで現在使われている「盛んに大勢が大声を出して褒めたり冷やかしたりすること」という意味になりました。「囃し立てる」のほかにも「へつらうことによって気に入られようとするひと」のことを指す「太鼓持ち」も伝統芸能を語源としている言葉です。

「囃し立てる」の類義語・言い換え

「囃し立てる」の類義語・言い換え

ここでは「囃し立てる」の類義語・言い換えについて解説します。「囃し立てる」は相手によっては伝わらない可能性がある言葉。よって、相手と状況を確認したうえで類義語や言い換えで意味を伝えるシーンもあるでしょう。そこで「囃し立てる」の類義語・言い換えを知らないと会話のテンポを損ねてしまいます。社会人としては「囃し立てる」の類義語・言い換えは覚えておきたいものです。

「囃し立てる」の類義語1「やじる」

「囃し立てる」の類義語1つ目は「やじる」です。「やじる」は「野次る」や「弥次る」と書き、「他人の言動に対して大声で非難の言葉を浴びせる」といった意味。「囃し立てる」とは違って、ネガティブな意味しかありません。

例文:誰かのことをやじるっても自分の得にはならない。

「囃し立てる」の類義語2「からかう」

「囃し立てる」の類義語2つ目は「からかう」です。「からかう」は漢字で「揶揄う」と書き、「相手を困らせたり怒らせたりするような言動をして面白がること」を指しています。これもまたネガティブな意味でしか使われません。

例文:私のことをからかった彼のことだけは許せない。

「囃し立てる」の類義語3「茶化す」

「囃し立てる」の類義語3つ目は「茶化す」です。「茶化す」とは「真面目に取り合わないで、ふざけた受け答えをする」という意味。「茶にする」ともいいます。

例文:今真面目に取り組んでいるから、茶化さないでもらっていいかな。

「囃し立てる」の類義語4「冷やかす」

「囃し立てる」の類義語4つ目は「冷やかす」です。「冷やかす」とは「相手が困ったり、恥ずかしがったりするようなことをいう」という意味。同じく「囃し立てる」の類義語である「からかう」に非常に似た言葉です。

例文:彼は友人のことを冷やかして遊んでいる。

「囃し立てる」の類義語5「いじる」

「囃し立てる」の類義語5つ目は「いじる」です。「いじる」は「面白半分でいじめたり、からかったりする」ことを指します。「いじっている」と思っていることが「いじめ」に発展しているケースもよくあります。

例文:彼は転校生のことをいじっているが、誰も止めない。

「囃し立てる」の対義語

「囃し立てる」の対義語

「囃し立てる」の対義語は「盛り下げる」や「しらけさせる」です。なぜなら「囃し立てる」には「あれこれすることによって雰囲気を高める」という意味があるからです。たとえば盛り上がっている場に置いて空気の読めない発言をすることなどは「盛り下げる」「しらけさせる」行為です。「囃し立てる」の対義語としては「盛り下げる」「しらけさせる」を覚えておきましょう。

「囃し立てる」の使い方と例文集

「囃し立てる」の使い方と例文集

「囃し立てる」の意味や類義語・対義語を知っていても、実際に使えなければ何の意味もありません。ここでは「囃し立てる」の使い方、使うときの注意点、例文について紹介します。「囃し立てる」は使い方を間違ってしまうと会話相手のことを不快にさせてしまうこともあります。使い方は正しく覚えておきましょう。

「囃し立てる」の使い方

「囃し立てる」はポジティブでもネガティブでもない言葉なのですが、基本的にはネガティブな意味合いで使われます。たとえば「教室で間違った発言をしてしまった生徒に対してほかの生徒が発言を馬鹿にするようなことをいった場合」はこれを指して「囃し立てる」といいます。また「面白がって囃すひと」という意味のある「ものみ高く囃し立てるひと」はネガティブな意味でしか使われないことを覚えておきましょう。

「囃し立てる」を使用するときの注意点

「囃し立てる」を使うときには「相手がどのように感じるのか」に注意をしましょう。前述のとおり「囃し立てる」はポジティブな意味としても使えます。しかしながら、ネガティブな意味で使われることがほとんどのため、ポジティブに使ったとしても相手を不快にさせてしまうかもしれません。「囃し立てる」を使う際には「相手がこの言葉を受けてどのように解釈するのか」をしっかりと考えたうえで使うようにしましょう。

「囃し立てる」の例文

「囃し立てる」を使った例文は以下のとおりです。

・クラスのみんなが囃し立てるせいで学校に行きづらくなった。
・クラスの男子に囃し立てられて、私はAさんと付き合うことになった。
・女性と歩いているところを見られて、翌日学校で囃し立てられた。
・ものみ高く囃し立てるひとのことを私は心底軽蔑している。
・ものみ高く囃し立てるひとはどんな気持ちでやっているのかまったく見当がつかない。

「囃し立てる」を英語でいうと?

「囃し立てる」を英語でいうと?

「囃し立てる」を英語で表現すると「cheer」「jeer」となります。「cheer」には「応援する」という意味があるためポジティブに「囃し立てる」を表現するときに使いましょう。「jeer」は「馬鹿にする」「あざける」という意味があるのでネガティブな意味で使います。多くは「jeer」を使うことになるでしょう。

例文1:I was walking with a woman and my friend saw me and jeeI was walking with a woman and my friend saw me and jeered at me.red at me.(女性と歩いているところを見られ、囃し立られた。)
例文2:My friends who are dating were walking in front of me, so I started to cheer them up.(友人カップルが前を歩いていたので囃し立てた。)

まとめ

「囃し立てる」は「盛んに大勢が大声を出して褒めたり冷やかしたりすること」を意味しています。一般的にはネガティブなイメージで使われることが多いのですが、実はポジティブな意味を表現するためにも使える言葉。使うときには「相手がどうとらえるのか」に注意して使いましょう。

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