「部署」の意味とは?「部所」「部門」との違いや役割・種類を解説!英語表現も紹介

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    就職活動で企業研究をする際「部署」という言葉をよく目にしますよね。会社の組織であることはわかっても、「部署」の明確な定義を説明できる方は少ないかもしれません。「部署」の定義と「部所」、「部門」との違い、英語表現まで、詳しく解説します。

    目次

    「部署」の意味とは

    「部署」の意味とは

    「部署」といえば会社の組織図を連想する方、会社の組織のある一部を指す言葉だと知っている方がほとんどでしょう。しがし、意外と「部署」の細かい定義を説明できる方はそう多くはないかもしれませんね。まずここでは「部署」の定義から組織図、「部署」を統括する主な管理職の種類と役割までかんたんに説明します。

    「部署」は「課」の集まり

    会社や組織によって多少異なりますが、主に「部署」は少人数(10名以下)で構成された「課」が複数集まってできた組織を指します。「部署」は「署」を省略して「〇〇」部ともいいます。例えば、人事部の中には労務課、福利厚生課、採用課などが下部組織として存在します。

    会社によっては「課」の代わりに「グループ」や「チーム」、または「室」などで組織を束ねることがあります。「室」は「課」よりさらに下部組織として位置する場合もありますが、これも会社によって異なります。

    「組織図」とは

    「組織図」とは、企業などで組織の構成を一目でわかりやすくまとめた図です。組織図には大きく2種類あり、単純に指揮命令系統がわかるものと、各組織の役割や業務分担まで記載しているものがあります。

    指揮命令系統を記載している組織図は社内で報告する範囲や、会議などの設営や席順を決める場合に活用できます。また、各組織の役割まで記載されている組織図は、他部署に仕事を依頼する際、どの部門がその仕事を担当しているかの確認に活用できます。

    「部署」の主な管理職

    まず管理職とは、組織において業務の決裁権を持っている役職を指します。

    「部署」の中の主な管理職は部長と課長です。部長は「部署」の長として、主に課長から報告を受け、業務を指示します。また、毎年の部署の方向性を決めるのも部長の仕事です。課長は「課」を束ねる長として、課のメンバーから報告を受けます。課長も部長と同じく、課の方向性を決めたり、部下の業務進捗や労務管理などを行ったりします。

    「部所」「部門」との違い

    「部所」「部門」との違い

    「部署」以外にも「部所」や「部門」という表現もよく見かけますよね。「部署」とその他との違いについて説明します。

    「部所」との違い

    「部所」は基本的には「部署」と意味が大きく変わりません。読み方も「ぶしょ」と同じです。以前は「部所」を「部署」の誤用だとしていましたが、現在は政府機関などでも使用される言葉となり、もう誤用ではなくなりました。

    他の「部署」と同じく、会社内の組織であっても、技術開発のために別の場所に研究所を設けている場合など、別の場所にあることを強調するために「部所」という表現を使うことがあります。

    「部門」との違い

    「部門」は「部署」よりさらに上位の組織です。複数の「部署」が集まり、「部門」になるのです。例えば、エンジン開発部署、制御機器開発部署、軽量化技術開発部署などが集まり、技術開発部門を構成します。

    人数で見てみると、「課」が大体10名以下、「部署」は「課」が5つ程度集まっていることが多いので50名程度、「部門」は「部署」が3~4つ集まっていることが多いので、150~200名程度といったイメージです。こちらも会社の規模などによって異なりますので、希望の会社やお勤めの会社の状況を確認してみてくださいね。

    部署の役割と種類

    部署の役割と種類

    一般的な企業の中にある代表的な「部署」とその役割を分類別に紹介します。会社によっては構成や部署の名前が違うケースもありますので、参考までに知っておいてください。

    バックオフィス部署

    バックオフィス部署とは、会社の売り上げに直接貢献する営業やマーケティングなどの部門をサポートする部署を指します。代表的な部署は以下のとおりです。

    ・人事部:人事制度作成や従業員の労務管理、採用と給与計算などを担当します。
    ・経理部/財務部:従業員の業務経費処理から会社の予算案作成と管理まで、社内のお金の流れを統括します。
    ・法務部:業務を行う上で法律を遵守しているか管理する部署です。他にも知的財産権の管理や訴訟対応なども行います。

    フロントオフィス部署

    フロントオフィス部署とは、会社の売り上げに直接貢献する部署のことを指します。代表的な部署は以下のとおりです。

    ・営業部:直接お客様と対面し、製品の販売を行う部署です。お客様と直接やり取りするので、清潔感のあるイメージが重視されます。また、製品販売のために技術部門並みの製品知識が要求されることがあります。
    ・マーケティング部:営業部と同じく、お客様と直接接する部門です。営業部との違いは、お客様から聞き取った要望などを集約し、より製品を多く販売するためのPR戦略を考えたり、新しい製品を企画したりすることです。

    専門部署

    名前のとおり、専門知識を持っていることが要求される部署です。主に技術開発に関連する部署が多いです。代表的な部署は以下のとおりです。

    ・技術研究/開発部:市場のニーズを盛り込んで新しい製品を開発する仕事から、既存の製品の改良まで、製品開発に関する技術的な部分を担う部署です。製造部と緊密に連携していることが多いです。
    ・IT部:社内のパソコンやネットワークを管理する部署です。近年IoT/ICT技術が発達し、業務に活用されるようになったことからより重要性が高まっています。

    「部署異動」とは

    「部署異動」とは

    多くの企業では人事制度として「部署異動」を設けていることがあります。「部署異動」はもともと所属していた部署から違う部署に異動し、業務内容も変わることを意味します。ここでは企業が何のために「部署異動」制度を設けているのか、そして異動を命じられたときの対応などを説明します。

    「部署異動」の主な理由

    会社が「部署異動」を活用することには大きく2つの理由があります。

    まず、1つ目は人材育成です。入社時に配属された部署でずっと働くよりは、部署異動を通じていろいろな部門で経験を積み、会社の全体を把握できる人材に育てようとする意図があります。

    もう1つは、組織の活性化です。定期的に人材配置を変えることによって、社内の風通しがよくなり、従業員間の人脈形成にも役立ちます。

    部署異動希望を出すときのポイント

    多くの会社では従業員から「部署異動」希望を受け付ける制度を設けています。主に年1回の人事評価とともに行われます。

    「部署異動」の希望を通すためには、まず現在の部署でいい実績を出すことが重要です。そして、将来的に自分が会社にどう貢献したいかをまずイメージし、そこにたどり着くために経験したい部署への異動希望を出すと、より説得力が増すでしょう。

    予想外の部署異動を命じられたとき

    ときには予想しなかった「部署異動」を命じられ、戸惑うこともあるでしょう。自己評価では新しい業務を行うための能力が足りないと感じていても、会社としては適した人材だと認めていることですので、なかなか断れないかもしれませんね。

    気が進まない異動辞令を受けた場合でも、まずは前向きに受け止めることが大事です。新しい部署で心機一転、頑張ることで、会社からの評価も高くなるでしょう。

    しかし家庭の事情などでどうしても異動が難しい場合は、1人で抱え込まずに必ず上司に相談しましょう。異動の取り消しや異動先の変更などをしてもらえる可能性があります。

    「部署」の英語表現

    「部署」の英語表現

    海外の支店とのやり取りや、海外赴任などで英語での「部署」表記を目にする機会があるかと思います。そういうときに戸惑わないよう、次に紹介する代表的な英語の部署名を覚えておいてくださいね。

    主な「部署」の英語表現

    一般的によく使われる英語の部署名は以下のとおりです。

    ・営業部:Sales department
    ・研究開発部: Research and development department(R&D)
    ・財務部: Financial planning department
    ・人事部: Human resource department(HR)
    ・法務部: Legal department

    例文

    では英語の部署名を使った例文を紹介します。

    ・I am a representative of the sales department.
    私は営業部の担当者です。
    ・Could you send this Invoice to the financial department?
    この請求書を経理部に送っていただけませんか?

    まとめ

    「部署」は少人数で構成された「課」という組織が複数集まってできた大きな組織です。今回紹介した「部署」と「部門」の違いや、各部署の役割などをよく覚え、業務上でぜひ活用してみてくださいね。

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