「お大事になさってください」の意味や使い方|類語・英語・返答の仕方・ビジネスメールの例文も

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    「お大事になさってください」という言葉は体調を崩した相手への労りの表現として何気なく使っている方も多いのではないでしょうか。意味を理解し使える相手や類語を確認し、さまざまな「お大事に」のフレーズを知って適切な場面で使っていきましょう!

    目次

    「お大事になさってください」の意味

    「お大事になさってください」の意味

    「お大事になさってください」は「お大事に」を丁寧にした表現で、相手の体をいたわっているという意味があります。「お大事に」には病が悪化しないよう早くよくなりますようにという意味で使われ、病や怪我をした相手の体を気遣い回復を願うことを伝えられます。

    「お大事になさってください」が使える相手

    「お大事になさってください」が使える相手

    「お大事になさってください」は上司や取引先の目上の人にも使える言葉です。「お大事に」だけですと文章として成り立たず、素っ気ない印象を与えてしまうことがありますので、動詞を省略せず「お大事になさってください」と伝えましょう。さらに「お大事になさってください」は体調を崩した相手だけでなく、伝える相手の家族や子どもに対しても使えます。

    健康な人には使えない

    「お大事になさってください」はすでに病気になっていたり怪我を負っていたりする相手に使う言葉なので、健康な人には使えません。

    最近でいうとコロナウィルスやインフルエンザの流行で病気にかからないよう願いを込めて「お大事になさってください」と言いたい気持ちもわかりますが、その場合は「かからないよう気をつけてください」と伝えましょう。せっかく伝えた言葉が相手に不快感を与えてしまうと、相手を気遣った気持ちまで無駄になってしまいます。この場合はどう伝えるのが適切か、発言する前に考えて言いましょう。

    「お大事になさってください」の使い方は?ビジネスメールの例文も

    「お大事になさってください」の使い方は?ビジネスメールの例文も

    目上の人や伝える相手の家族に対しても使える「お大事になさってください」ですが、前に「どうか」「くれぐれも」「どうぞ」「なにとぞ」などひと言付け加えるとより丁寧な印象で使え、さらに口語だけでなく文書やメールにおいても相手の体を気遣う文末の挨拶として仕えます。以下に例文3つ挙げましたのでぜひ確認してみてくださいね。

    • 1.あまり無理されないよう、お大事になさってください。
    • 2.お子様が体調を崩されたと聞きました。くれぐれもお大事になさってくださいとお伝えください。
    • 3.寒さが厳しくなってきましたね。どうぞお体をお大事になさってください。

    1.は病み上がりの相手に対し伝えることで心配や気遣いを伝えられ、2.ではその場にいない第三者に対して使用しています。この場合はお伝えくださいと添えるといいですね。3.はビジネスでメールを送る際など、文末の挨拶として使える定番の表現です。季節の変化とともに相手の体を気遣っている様子を伝えられるので、ぜひ覚えておきましょう。

    「お大事になさってください」の類義語・言い換え表現

    「お大事になさってください」の類義語・言い換え表現

    「お大事になさってください」の類義語や言い換え表現は、「ご自愛ください」「養生してください」「お労りください」「おいといください」「ご留意ください」「静養なさってください」が挙げられます。それぞれの意味と使い方についてみていきましょう。

    類語1.ご自愛ください

    「ご自愛ください」は自分を大切にし、健康状態に気をつけてくださいという意味があります。「お大事になさってください」もメールや手紙で使えますが、「ご自愛ください」は主に結びの言葉として使用される表現なので、「お大事になさってください」は口語、「ご自愛ください」はメールと使い分けられるといいですね。

    また、間違いやすい表現に「お体をご自愛ください」があります。「自愛」に体を含めて自分を愛するという意味が含まれるため、体が二重表現となり間違いなので気をつけましょう。

    類語2.養生してください

    「養生(ようじょう)してください」は生活に気をつけて健康を増進し、病気の回復につとめるという意味があります。病気や怪我をした相手に「こちらのことは気にせず養生してください」など使えます。

    類語3.お労りください

    「お労りください」は、相手の健康を願い思いやりをもって大切に扱ってくださいという意味があります。「お大事になさってください」よりも思いやりの気持ちが強く感じられる表現で、相手の健康を強く願っていると伝えられます。

    また、より回復に専念してくださいという気持ちを伝えられるので、口語で目上の人に使用することやメールで心配する気持ちを示すにも適しています。

    類語4.おいといください

    あまり聞き慣れない言葉ですが、「おいといください」はあなたの体調を気遣っているという意味があります。口語というよりはメールや手紙の文末に使う挨拶の文言で、「どうぞお体をおいといくださいませ」などの使い方ができます。

    漢字で書くと「お厭いください」ですが、「厭う(いとう)」には大事にするという意味の他、嫌うという意味も持ち合わせているため、ひらがなで書きましょう。

    類語5.ご留意ください

    「ご留意ください」はこちらの意見に思いを留めてほしいという意味があります。注意を促してもらうための敬語表現ですが、ひとこと「ご留意ください」と伝えるだけでは相手の健康を願う表現にはならず、「体調を崩されないようご留意ください」「お風邪をひかれないようご留意ください」といった使い方をします。

    類語6.静養なさってください

    「静養なさってください」は病気や怪我から回復するために心と体をしっかりと休めてくださいという意味があります。怪我や病気をしたという報告のメールなどの返信に入れるフレーズで、「治るまでゆっくりと静養なさってください」「仕事のことは気にせず静養なさってくださいね」など、仕事のことは任せて回復に専念してくださいという願いを表せます。

    「お大事になさってください」への返答の仕方

    「お大事になさってください」への返答の仕方

    「お大事になさってください」と言われたときの返答として、「お心遣いに感謝をいたします」「お気遣いをいただきありがとうございます」「ご迷惑をおかけします」があります。場面によって使い分けましょう。

    お心遣いに感謝をいたします

    「お心遣いに感謝をいたします」は相手の思いやりのある気遣いや心配りに対し感謝をあらわす言葉です。「お大事になさってください」への返答だけでなく、自分を気遣った声がけや贈り物を受け取ったときにも使えます。

    お気遣いをいただきありがとうございます

    「お気遣いをいただきありがとうございます」は上記の「お心遣い」と同じ意味で、相手の気遣いや心配りに対しありがとうございますと一緒に使い感謝の意を伝えられます。

    ご迷惑をおかけします

    「ご迷惑をおかけします」は病気や怪我で仕事ができなくなることを心苦しく思っている気持ちを伝えられます。「ありがとうございます」と添えてもいいでしょう。

    「お大事に」を使ったさまざまなフレーズ

    「お大事に」を使ったさまざまなフレーズ

    「お大事に」だけですと文章として成り立たず目上の人に使うのに適した表現ではありませんが、他にも「お大事に」を使った言葉として「お大事にしてください」「お大事にされてください」「お大事になさいませ」「お大事にどうぞ」などがあります。それぞれ相手を気遣って伝える言葉ではありますが、どういった場面で使えるか確認しておきましょう。

    お大事にしてください

    「お大事になさってください」と似た表現のため間違う人もいますが、目上の人に使うには、「体を気遣ってください」という要求の意味が強く感じられるため不快に思う方もいます。同僚や後輩、近い間柄の人に対して使うのは問題ありませんが、やはり目上の人には「お大事なさってください」と伝えましょう。

    お大事にされてください

    「お大事にされてください」は「大事にする」を尊敬語に変え、さらに丁寧語の「ください」を続けているため文法的に間違いはなく、日常的に通用します。しかし違和感を覚える表現でもあるため、「お大事になさってください」と使えるといいですね。

    お大事になさいませ

    「お大事になさいませ」はとても丁寧な尊敬表現です。「お~なさる」は高位の人に対する尊敬表現なので、目上の人の中でも尊敬する相手に使うのがいいでしょう。

    お大事にどうぞ

    「お大事にどうぞ」は病院で使われている言葉として聞き慣れている人もいるでしょう。ただビジネスにおいて「どうぞ」と回復を願っているという意味の言葉をつけても、「お大事に」が文章的に省略されているのに変わりはないため、目上の人に使うのには適していません。会社の同僚や後輩に使う分には間違っていないのですが、あまりにも医師や看護師から患者へかける言葉として定着しているため、ビジネスではなかなか使う場面はないでしょう。

    「お大事になさってください」の英語表現

    「お大事になさってください」の英語表現

    「お大事になさってください」の英語表現はいくつかありますので、いくつか例文を挙げてみていきましょう。

    • Please take care of yourself(どうぞお体をお大事になさってください)
    • I’m sorry(お大事にしてください)
    • I hope you will get well(よくなるよう願っています)
    • Get well soon!(早くよくなってください)

    ビジネスにおいて「お大事になさってください」は基本的にはtake careを使い、体を労ってほしいという気持ちを伝えられます。

    その他I’m sorryはごめんなさいと謝罪する表現ではありますが、同時に「お大事になさってください」と寄り添う言葉として使えます。I hopeやGet willなど、よくなるよう願っていると直接伝える言葉も効果的なので、いくつか短い例文を覚えて気遣いを示せるといいですね。

    まとめ

    • 「お大事になさってください」は相手を労り回復を願う意味をもつ
    • 「お大事になさってください」は目上の人や相手の家族にも使える表現で、口語だけでなくメールでも使用できる表現である
    • 「お大事になさってください」の類語は「ご自愛ください」「養生してください」「お労りください」「おいといください」「ご留意ください」「静養なさってください」がある
    • 「お大事になさってください」の返答は「お心遣いに感謝をいたします」「お気遣いをいただきありがとうございます」「ご迷惑をおかけします」などで、相手の心遣いへの感謝を表わせる
    • 「お大事になさってください」の英語表現としてビジネスにおいてはtake carを使い相手の体を労る気持ちを伝えられる

    「お大事になさってください」はよく聞き使う表現である分、使い方をしっかりと確認しておかないと恥をかく場合があります。類語や使える場面、返答の仕方を頭に入れて、適切な場面で使っていきましょう。

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