「シェア」の意味とは?ビジネスでの使い方や関連用語を例文で徹底解説

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    「シェアする」など、よくつかう言葉「シェア」について解説します。シェアにはいくつか意味がありますが、すべて知っていますか?ビジネスでもよく使う意味、関連する用語などを例文とともに紹介。「シェア」をしっかり理解して使えるようになりますよ。

    目次

    「シェア」の意味とは?

    「シェア」の意味とは?

    「シェア」は、主に3つの意味で使われています。それぞれ説明します。

    「市場占有率」

    もともと「シェア」は、「市場占有率」の意味で多く使われていました。「市場占有率」とは、ある市場に参加している製品やサービスの販売数量または売上高が、その市場においてどのくらいの割合を占めているかを示すものです。自社が参入している市場においての市場占有率は、経営指針の重要な指標となります。

    「共有」

    1つのものを分割せずに「共有」するのが、もっとも一般的な「シェア」の意味です。たとえば1台の自転車を家族全員が譲り合って乗る場合は、「共有」の意味の「シェア」に当てはまります。また、SNSの発達によって「情報を共有する」意味での「シェア」が広まりました。気になるネットニュースの記事をSNSの友人に「シェアする」場合や、社内で共通認識としておきたい事項をメールやビジネスチャット上で「シェアする」場合も「共有」といえます。

    「分配」

    1つのものを分割し、皆に等しく「分配」するのも「シェア」の意味です。たとえばケーキを切り分けて配る、大皿から銘々の皿に料理を取り分けるのは「分配」の意味での「シェア」です。お店や会社の利益を等しく分けあう場合も「シェア」。いいものや利益だけでなく仕事や役割、損失や悲しみなどネガティブなものを分け合う場合も「シェア」といえます。この場合は「分配」というよりも、「分担」や「負担」の意味合いが強い「シェア」です。

    「シェア」の由来と語源

    「シェア」の由来と語源

    「シェア」の語源と本来の意味を紹介します。今では日常会話で当たり前のように幅広く使われる「シェア」ですが、もともとはどのような意味だったのかがわかります。

    語源と綴り

    「シェア」の語源は、英語の「share」です。和訳してではなく、英語の「share」をそのまま「シェアする」などと使うようになりました。「share」は動詞なので「する」の意味も含みますが、名詞のように「する」をつけて「シェアする」の使い方が一般的です。

    本来の意味

    「share」を直訳すると「共有する」や「分配する」、「分かち合う」または「等しく負担する」などです。

    「シェア」の使い方と例文

    「シェア」の使い方と例文

    「シェア」の使い方と例文を意味ごとに紹介します。

    「市場占有率」の意味で使う「シェア」

    「市場占有率」の意味で使う「シェア」は「シェアする」などではなく、そのまま「シェア」で使います。たとえば「弊社のシェアは」のような言い回しです。「市場占有率」として「シェア」を使った例文を挙げます。

    ・外食産業におけるわが社のシェアは、年々拡大してきた。今後はデリバリー部門を拡充していっそう売上を伸ばしたい。
    ・新規事業者が次々に参入してきたため、1人勝ちだった企業のシェアが急激に縮小している。限られたパイを奪い合う、レッドオーシャンの市場だ。

    「共有」の意味で使う「シェア」

    「共有」の意味で使う「シェア」は、何を「共有」するかによって文脈がことなります。「シェア」だけで使う場合と、「シェアする」のように「する」が続く場合があります。「共有」として「シェア」を使った例文を挙げます。

    ・姉と私は車をシェアして使っています。使いたい日がお互いに違っているから、何の不便もありません。
    ・この情報はとても重要だから、至急チームのメンバー全員でシェアしなければ。
    ・ネットで感動的なコラムを見つけた。自分のSNSでシェアしておこう。

    「分配」の意味で使う「シェア」

    「分配」の意味で使う「シェア」は、「シェアする」の言い回しで多く使います。「分配」として「シェア」を使った例文を挙げます。

    ・私はパスタを注文したいけど1人では食べきれそうにないから、だれかシェアしませんか?
    ・今月は思いのほか売り上げが伸びました。ささやかだけど、頑張ってくれた皆さんに利益をシェアします。
    ・大学の寮ではゴミ捨てと掃除をみなでシェアしてこなしている。

    ビジネスで「シェアします」は失礼にあたる?

    ビジネスで「シェアします」は失礼にあたる?

    「こちらシェアしておきます」などビジネスシーンで「シェア」を使う機会が多々あります。「シェア」でも通じますが、取引先や目上の方に対しては「シェア」ではない方がいい場合もあります。たとえばビジネスメールなら、「こちらの資料をシェアします」を「こちらの資料を共有いたします」と言い換えられます。「ご共有させていただきます」ではなく「共有いたします」が自然な敬語です。相手との関係性に応じて、「シェア」をほかの言葉に置き換えるのが望ましい使い方です。

    「シェア」の類語を意味ごとに紹介

    「シェア」の類語を意味ごとに紹介

    「シェア」の類語は意味ごとに違います。意味ごとに類語を紹介します。

    「市場占有率」の「シェア」

    「市場占有率」の意味で使う「シェア」は、「マーケットシェア」」や「マーケティングシェア」などともいわれます。類語というよりも「市場占有率」の英訳なので、「シェア」と意味はまったく同じです。「市場シェア」や「市場シェア率」、「市場占拠率」または「業界シェア」ともいいます。

    「共有」の「シェア」

    1つのもの、物質的なものをだれかと「共有」する場合の「シェア」は、「使い回す」や「融通する、融通しあう」、または「共用」などと言い換えられます。情報の「共有」では「伝達」が「シェア」に近い言葉ですが、SNSで皆に共有するといったニュアンスに欠けています。

    「分配」の「シェア」

    1つのものを「分配」する意味での「シェア」は、「山分け」や「按分」などと言い換えられます。何を「シェア」するかによって異なり、たとえば料理なら「ポーション」も類語にあたります。利益を「シェア」するなら、「取り分」や「山分け」が妥当です。負担を「シェア」するなら、「分け合う」や「持ち回り」とも言い換えられます。

    ビジネスでも注目の「シェア」関連用語

    ビジネスでも注目の「シェア」関連用語

    ビジネスシーンでは「シェア」が脚光を浴びています。そこで、ビジネスにまつわる「シェア」の関連用語を紹介します。

    「シェアハウス」

    「シェアハウス」は、複数人で家を賃貸する居住スタイルです。キッチンやリビングなどの共有スペースと個室を備えたシェアハウスが多く、若い人を中心に広まっています。個人で家を借り、友人などとシェアハウスとして使う場合と、ビジネスとして会社などが運営するシェアハウスがあります。友人などと1つの家を共有して暮らす「ルームシェア」も増えている居住スタイルです。

    「シェアオフィス」

    複数の会社や個人でオフィスフロアを共有するのが「シェアオフィス」です。同じ士業で集まってオフィスをシェアする場合と、多種多様な業種が自由にシェアオフィスを使用する場合があります。シェアオフィスを利用すると、家賃などのランニングコストを削減できます。また、シェアオフィス内で異業種間交流ができるのもメリットです。

    「シェアリングエコノミー」

    「シェアリングエコノミー」は、家や車、服などを貸し出したり貸し出しを仲介したりするサービスです。シェアハウスやカーシェアリング、民泊、「ライドシェアリング」と呼ばれる配車サービスなどが「シェアリングエコノミー」に含まれます。物だけでなく、家事全般や動画撮影といったスキルもシェア可能です。自分では使わないものをシェアすることで収入を得られる、自分で所有するよりも必要な時だけシェアした方がコストが小さいといったメリットがあります。

    まとめ

    「シェア」には「市場占有率」と「共有」、「分配」の意味があります。どれもビジネスシーンでよく使うので、それぞれの意味に沿った使い方が大切です。「シェア」にまつわるビジネスは、今後ますます要チェックですね。

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