「要所要所」の意味や使い方とは?英語や類語、ほかの書き方なども解説

要所要所

「要所要所」の意味を知っていますか?「要所要所」は間違った読み方をされていることもある言葉。この記事では「要所要所」の意味や英語・類語・ほかの書き方を解説します。ビジネスにおいても使える言葉ですので、しっかりと頭に入れておきましょう。

目次

「要所要所」の読み方

「要所要所」の読み方

「要所要所」の読み方を知っていますか?多くのひとが口にしたことがあるであろう言葉なのですが、漢字にすると読めなくなるひとが多いです。ここでは「要所要所」の読み方について解説します。また、表記方法についても併せて解説するので、気をつけて覚えておきましょう。社会人になって読み方や漢字を間違えるのは恥ずかしいですよ。

「要所要所」は「よいしょよいしょ」とは読まない

「要所要所」は「ようしょようしょ」と読みます。たまに「よいしょよいしょ」と読むひとがいますが間違いです。「要所」という言葉を2回続けているだけで、読み方に変わりはありません。間違ってしまわないように、しっかりと頭に入れておきましょう。

「要所要所」は「要所々々」と表記されることも

「要所要所」は「要所々々」と表記されることもあります。なぜなら「々」は「踊り字」といって、同じ漢字や仮名を重ねるときに使われているものだから。「要所」が2つ続いているのが「要所要所」ですので、「要所々々」とも表記できるのです。「々」は踊り字のなかでも「同の字点」「ノマ」と呼ばれています。ほかにも踊り字には以下のようなものがあります。

・ゝ(一の字点)
・〻(二の字点)
・〱(くの字点)

しかしながら、ビジネスシーンなどのフォーマルな場においては踊り字が禁止されているので、使ってしまわないように注意が必要です。

「要所要所」の意味とは?

「要所要所」の意味とは?

「要所要所」は「それぞれの大事な箇所に対して」という意味です。「要所」だけでも同じ意味を表せるのですが、「要所要所」というように2つ同じ言葉を重ねることによって、その意味を強めたり、「要所」が複数あったりすることを表しています。しかし、あまり使い過ぎるとくどく感じられるので注意して使いましょう。

「要所要所」の類義語・言い換え

「要所要所」の類義語・言い換え

ここでは「要所要所」の類義語・言い換えを紹介します。「要所要所」は大事なところが複数ある場合に使える表現であり、大事な場所が1つしかない場合には適切に言い換える必要があります。単に「要所」としてもいいのですが、ワンランク上のビジネスパーソンになるためにはたくさんの表現を覚えておきたいところ。「要所要所」の類義語・言い換えを正しく覚えておきましょう。

「要所要所」の類義語1「各ポイントで」

「要所要所」の類義語1つ目は「各ポイントで」です。「各」は「それぞれの」という意味を表しており、「ポイント」は「はずすことのできない肝心なところ」という意味をもっています。よって、「各ポイントで」と表現することで「それぞれの肝心なところで」という意味になるのです。

例文:各ポイントで人数確認を行うことにしましょう。

「要所要所」の類義語2「ポイントを押さえる」

「要所要所」の類義語2つ目は「ポイントを押さえる」です。「ポイント」は前述のとおり「はずすことのできない肝心なところ」という意味であり、「押さえる」は「大切なところをしっかりと管理する」という意味です。この場合における「おさえる」は「抑える」と書いてしまうと間違いにあたりますので、気を付けましょう。

例文:ポイントを押さえたうえで、私はまた挑戦した。

「要所要所」の類義語3「チェックポイント」

「要所要所」の類義語3つ目は「チェックポイント」です。「チェックポイント」とは「判断を下すために調べて確かめておかなくてはならないところ」のことを指しています。つまり、「非常に大事な部分」を指しているのです。

例文:病院を選ぶためのチェックポイントは価格ではなく、医師の腕だ。

「要所要所」の類義語4「要点」

「要所要所」の類義語4つ目は「要点」です。「要点」とは「ものごとの中心となる部分」のことを指している言葉。「要」は「要所要所」にも使われている漢字であり、「あるものごとの最も大事な部分」を意味する言葉です。

例文:話の要点だけを先にしゃべってもらっていいですか?

「要所要所」の類義語5「大事なところ」

「要所要所」の類義語5つ目は「大事なところ」です。「大事」とは「価値のあるもの」「重要で欠けないもの」を表しています。よって、「大事なところ」と表現することによって、「要所」と同じ意味を表せるのです。

例文:私はいつも大事なところで失敗してしまう。

「要所要所」の使い方と例文集

「要所要所」の使い方と例文集

「要所要所」の意味や類義語を知っていてもしょうがありません。知識は実際に使えて初めて意味を発揮するものです。ここでは「要所要所」の使い方、使うときの注意点、例文について解説します。実際に「要所要所」をどのようにして使うのか、どんなことに気をつけて、普段どのように使われているのかを見ていきましょう。これらを頭に入れておくことによって、「要所要所」の使い方をマスターできますよ。

「要所要所」の使い方1「要所要所で」

「要所要所」の使い方1つ目は「要所要所で」です。「要所要所で〇〇する」のように動詞が続く形。このときに「で」は「行動が行われるタイミング」を表現しています。つまり、「それぞれの大事なタイミングで」という意味になるのです。

例文:要所要所でチェックすることが大事です。

「要所要所」の使い方2「要所要所に」

「要所要所」の使い方2つ目は「要所要所に」です。こちらも「要所要所に〇〇する」という形で使われるもの。「に」は「そのものごとが発生する場所」を表しているものとして使われています。よって、「要所要所に」と表現すれば「それぞれの大事な場所に」という意味になるのです。

例文:要所要所に給水ポイントを設置しておきましょう。

「要所要所」の使い方3「の要所要所」

「要所要所」の使い方3つ目は「の要所要所」です。「〇〇の要所要所」という形で使うことによって、「〇〇における大事な部分」という意味を表します。

例文:デパートの要所要所には火災に備えてスプリンクラーが設置されている。

「要所要所」を使うときの注意点

「要所要所」のを使うときには「明確にポイントを表したほうがいい場合もある」ことに注意しましょう。ビジネスシーンにおいて「要所要所」はとてもよく使う表現ですが、場合によっては「どの部分が要所なのか?」「要所とは何か?」と具体的に示したほうがいい場合があります。その場合に「要所要所」を使ってしまうと、あいまいに表現しているように思われてしまって、相手に嫌な印象を与えてしまうかも。「要所要所」を使うときには相手が何を求めているのかを考えておくようにしましょう。

「要所要所」の例文

「要所要所」を使った例文は以下のとおりです。

・要所要所で変化球を織り交ぜたすばらしいピッチング。
・要所要所で確認しておけば問題はないだろう。
・要所要所に休憩を挟むことで最大のパフォーマンスを発揮している。
・要所要所に兵を配備することで城を守ることに成功した。
・案件の要所要所ではクライアントとミーティングを挟んでいる。

「要所要所」を英語でいうと?

「要所要所」を英語でいうと?

「要所要所」を英語で表現すると「every important point」もしくは「 important points」となります。「every important point」は「すべての重要な箇所」という意味であり、「important points」は「複数の重要な箇所」という意味であることで「要所要所」を表現しています。

例文1:He reflected on his actions at every important point.(彼は要所要所で自身の行動を振り返った。)
例文2:He reflected on his actions at important points.(彼は要所要所で自身の行動を振り返った。)

まとめ

「要所要所」は「それぞれのの重要な箇所において」「重要な場所ひとつひとつに」という意味をもつ言葉。同じ言葉を繰り返すことによって、それが複数存在していることを表現しています。同じ言葉を繰り返しているので、「要所々々」とも表現できますが、ビジネスシーンなどではNG。しっかりと「要所要所」と表記するようにしましょう。また、使いすぎにも注意が必要です。

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