「いずれ」と「いづれ」どっちが正しい?意味の違いや使い方を例文解説

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    「いずれ」と「いづれ」の違いを知っていますか?音が同じなため口にするときには気になりませんが、いざメールや文書で使うとなると迷いますよね。今回は「いずれ」と「いづれ」の違いについて解説します。しっかり覚え、社会人としてレベルアップしましょう。

    目次

    「いずれ」と「いづれ」の意味とは?

    「いずれ」と「いづれ」の意味とは?

    「いずれ」と「いづれ」には3つの意味があります。しっかり把握しておかないと社会人としてマイナスポイントです。3つの意味は以下の通り。

    • 代名詞としての「どれ」など
    • 過程を経たうえでの結果
    • あまり遠くない将来

    順にみていきましょう。

    「どれ」「どちら」「どっち」を指す

    「いずれ」と「いづれ」は、「どれ」「どちら」「どっち」を表す代名詞として使われます。これらは2つ以上のものがあるときに片方を指す表現です。

    例文:いずれが私のペンですか?

    いろいろな過程を経たうえでの結果を指す

    「いずれ」と「いづれ」は、「いろいろな過程を経たうえでの結果」も意味します。「結局」や「いづれにせよ」と言い換えられる表現です。

    例文

    いずれ(結局)、私たちは別れることになる。

    あまり遠くない将来を指す

    「いずれ」と「いづれ」は、「あまり遠くない将来」も意味します。「そのうち」や「近々」と言い換えられる表現です。

    例文

    いずれ(そのうち)楽器を習いたいと思っている。

    「いずれ」と「いづれ」の違いとは?

    「いずれ」と「いづれ」の違いとは?

    「いずれ」と「いづれ」の違いを知っていますか?口頭では問題なく使えますが、メールや文書などに書くとなるとどちらを使えばいいかわかりませんよね。ここでは「いずれ」と「いづれ」の違いを解説します。しっかりと使い分けができるようになりましょう。

    「いずれ」が正しい仮名遣い

    現代においては「いずれ」のほうが正しいとされています。これは現代仮名遣いとして定められているから。公的機関や雑誌などでも「いずれ」を使うことが決められています。「いずれ」を使う機会があったら、「いづれ」を使わないように注意しましょう。

    以前は「いづれ」が使われていた

    「いづれ」という表記が完全に間違っているわけではありません。なぜなら、「いづれ」は歴史的仮名遣いとして使用されていたものだからです。古い文献や、昔を舞台にした小説などでは「いづれ」が使用されているのを目にできます。「いづれ」を見かけても、一概に間違いであると決めつけないようにしましょう。

    「いずれ」の表記方法

    「いずれ」の表記方法

    「いずれ」を使うときも表記方法はさまざま。ひらがなで表記されていることもあれば、漢字で表記されていることも。漢字で表記されているときに読めないなんてことがあってはなりません。それぞれの表記方法を把握しておきましょう。

    漢字で表すと「何れ」「孰れ」

    「いずれ」は漢字で表記すると「何れ」や「孰れ」となります。古くから日本で使用されてきたのが「何れ」であり、「孰れ」は中国からきたもの。読みやすさの関係上、漢字で「いずれ」を表記するときには「何れ」を使うのが一般的です。

    一般的にはひらがなで表す

    「いずれ」は基本的にはひらがなで表記します。なぜなら、漢字で表記するよりも読みやすいから。日本人でも「何れ」や「孰れ」を知らない人がいるのも納得です。表記の際はひらがなで書き、漢字は読むために覚えておくのがいいですよ。

    「いずれ」の使い方と例文集

    「いずれ」の使い方と例文集

    「いずれ」が正しいと知っていても、使い方が間違っていたら意味がありません。社会人として恥ずかしい間違いをしてしまう可能性も。相手にいい印象を与えるためにも、しっかりと使い方をマスターしておきましょう。

    「いずれ」はビジネスシーンで使える

    「いずれ」はビジネスシーンで社交辞令的に使うことがあります。「近々」や「そのうち」などと言い換えられる「いずれ」の曖昧さを利用することにより、相手への好意を示すのです。

    例文

    またいずれお伺いいたします。

    「いずれ」を使った例文

    「いずれ」を使った例文は以下の通り。場面を想像して読み、その場に応じた「いずれ」を使えるようになりましょう。

    例文
    • いずれのプランもご利用になられます。
    • いずれも高い評価をいただいております。
    • あの男性はいずれ痛い目を見るだろう。
    • いずれまたお会いしましょう。
    • いずれわかることだ。
    • いずれあのカップルは破局するだろう。

    「いずれ」を使うときの注意点

    「いずれ」を使うときには、「いずれ」の意味に含まれている曖昧さに注意しましょう。正確な日程などの約束をするときに「いずれ」を使うのはNG。「いずれ」を使う場面には気をつけないと、痛い目を見ることになりますよ。

    「いずれ」のを含む表現

    「いずれ」のを含む表現

    「いずれ」を含む表現は以下の通りです。

    • いずれか
    • いずれも
    • いずれにせよ
    • いずれにしても

    「いずれ」を使う際にはよくみられる表現で、どれも外せません。しっかりと頭に入れ、使えるようにしましょう。

    「いずれ」を含む表現を英語でいうと?

    「いずれ」を含む表現を英語でいうと?

    「いずれ」は日本語でもよく使うだけあり、英語を話す場面においても使うことが多い表現です。「いずれ」を含む表現を英語でいえるだけで、英会話の幅はグンと広がります。ここでは「いずれ」を含む表現の英語での言い方を解説します。覚えておくと社会人としてレベルアップできますよ。

    「どちら」などを表す「いずれ」の英語表現

    「いずれ」を英語でいうと「which」や「either」となります。使い方は以下の通りです。

    例文
    • Which is my pen?
      いずれが私のペンですか?
    • In either case I disagree.
      いずれの場合でも私は反対です。

    「結局」「そのうち」などを表す「いずれ」の英語表現

    「いずれ」を英語でいうと、「sometime」や「someday」とも表現できます。使い方は以下の通りです。

    例文
    • Call me sometime.
      いずれ電話してください。
    • Someday we will break up.
      いずれ私たちは別れるだろう。

    「いずれか」の英語表現

    「いずれか」は「複数のなかのどれか」という意味です。「いずれか」の英語は文脈によって「select」や「choose」の意味に含まれたり、「one」の意味に含まれたりします。例文は以下の通り。

    例文
    • Please select one.
      いずれかを選択してください。
    • Please choose one.
      いずれかを選んでください。
    • One is my pen.
      いずれかは私のペンです。

    「いずれも」の英語表現

    「いずれも」は「2つ以上のもののうちすべて」を指す言葉。「いずれか」の対義語にあたります。英語で表現すると「both」や「all」となります。例文は以下の通り。

    例文
    • Both are mine.
      いずれも私のものです。
    • All of them was strong.
      彼らはいずれも強かった。

    「いずれにせよ」の英語表現

    「いずれにせよ」は「どちらにしても」という意味で、ビジネスシーンなどでよく使われる表現です。「いずれにせよ」を英語で表すと「in any case」や「whether」となります。例文は以下の通り。

    例文
    • In any case, I didn’t lose.
      いずれにせよ、私は負けなかった。
    • Whether I may succeed or fail, it’s an experience.
      成功失敗いずれにせよ、それは経験だ。

    「いずれにしても」の英語表現

    「いずれにしても」は「いずれにせよ」と同じように「どちらにしても」という意味です。ビジネスシーンや目上の人にたいしても使われる表現です。英語表現も「いずれにせよ」と同じく「in any case」や「whether」となります。また「いずれにいたしましても」や「いずれにしましても」も同じように英語で表現されます。使い方は以下の通りです。

    例文
    • In any case, no one knows the truth.
      いずれにしても、真実は誰も知らない。

    まとめ

    「いずれ」にはたくさんの意味があります。そのうえ注意しないと相手の信頼を失いかねません。

    しかし、使い方をマスターすればビジネスシーンでも非常に使える言葉。「いずれ」を含む表現もあわせて覚えておくと、会話が円滑に進むようになります。一人前のビジネスパーソンになるためにも、しっかりと覚えて使えるようにしておきましょう。

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