「入社」の意味とは?使い方や類語・英語を例文解説!「就職・入職」との違い・使い分け

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    「入社」とはある組織に所属して働くことですが、似ている言葉に「就職・入職」があります。この記事では、「入社」の意味や使い方、「入社・就職・入職」それぞれの違い、敬語・類語、英語表現を例文と共に解説します。

    目次

    「入社」の意味とは?

    「入社」の意味とは?

    「入社」とは、「会社や企業に採用され、そこで働くこと。雇われること。使用人になること。」を意味します。

    漢字では次のように表します。
    ・「入」は音読みで「ニュウ/ジュ/ジュウ」、訓読みで「い(る)/い(れる)/はい(る)」と読み、「中に入る、受け入れる」ことを意味します。
    ・「社」は音読みで「シャ/ジャ」、訓読みで「やしろ」と読み、「事業や目的のために集まる人、その団体や組織」を意味します。

    漢字では「入」と「社」を組み合わせて表記し、「にゅうしゃ」と読みます。

    「入社」の対義語は「退社」?「退職」?

    「入社」の対義語は「退社」?「退職」?

    「入社」の対義語は「退社」でしょうか、「退職」でしょうか。

    「入社」の対義語・反対語は「退社」で、「働いていた会社や企業から離れること・やめること」を意味します。また「退社」には別の意味「一日の仕事や業務を終え、会社から出ること」でも使われており、この場合の「退社」は会社を離れる・やめる意味は含みません。そのため、誤解を防ぎ意味を区別するために「退社」ではなく「退職」が使われることも多くあります。

    「入社」の類語・言い換え

    「入社」の類語・言い換え

    「入社」の類語にはどのような言葉があるのでしょうか。
    ・就職
    ・入職
    ・入行
    ・入省
    ・入庁
    これらの言葉は「入社」の類語です。どのような言葉に言い換えられるのか見ていきましょう。

    「入職」とは?

    「入社」の類語・言い換えに「入職」があります。

    「入職」とは、漢字では次のように表します。
    ・「入」は音読みで「ニュウ/ジュ/ジュウ」、訓読みで「い(る)/い(れる)/はい(る)」と読み、「中に入る、受け入れる」ことを意味します。
    ・「職」は音読みで「ショク/シキ/トク」、訓読みで「つかさ/つかさど(る)/つと(め)」と読み、「役目、仕事、責任を持つこと」を意味します。

    「入職」の意味とは「就職や転職で職業に就くこと・働き始めること」で、「入社」よりも幅広い職業に対して使われる言葉です。

    「入社」は「会社や企業で働くこと」に対し、「入職」は「職業に就くこと」。例えば、銀行員になることは「入行」、テレビ局で働くことは「入局」、公務員や政治家における「入省・入庁」など職業により別の言葉が使われますが、これらはすべて「入職」と言い表せます。

    「就職」とは?

    「入社」の類語・言い換えに「就職」があります。

    「就職」とは、漢字では次のように表します。
    ・「就」は音読みで「シユウ/ジュ」、訓読みで「つ(く)/つ(ける)/な(る)/な(す)」と読み、「仕事などを新たにはじめる、完成させる、従う、行く」ことを意味します。
    ・「職」は音読みで「ショク/シキ/トク」、訓読みで「つかさ/つかさど(る)/つと(め)」と読み、「役目、仕事、責任を持つこと」を意味します。

    「就職」の意味とは「職を得て勤める」ことで、「入社」の同意語といえます。

    「入社」を英語でいうと?

    「入社」を英語でいうと?

    「入社」を英語で表現すると「new employee」。
    new は「新しい」employeeは「従業員(被雇用者)」で「新しい従業員」を意味します。

    「入社」を英語で表す場合、単語ではなく文章で表現します。
    ・I joined this company in April this year.(私は今年の4月にこの会社に入社しました。)
    ・I started working at this company April.(私は今年の4月にこの会社で働き始めました。)

    「入社」の使い方と例文集

    「入社」の使い方と例文集

    次に、「入社」の使い方と敬語や謙譲語での注意点、例文を見ていきましょう。

    「入社」の使い方と敬語・謙譲語の注意点

    「入社」は社員・パート・アルバイト・契約社員・派遣社員など雇用形態にかかわらず使える言葉で、ほかの動詞や名詞と組み合わせることでも表現できます。
    ・入社しました
    ・入社試験
    ・入社式

    上司や目上の人に対しては接頭語の「御(ご)」をつけ、「ご入社」「御入社」と表し、尊敬語表現になります。
    ・山田さんはいつご入社ですか?
    ・太郎さんのご入社により、社内が明るくなりました。

    自分が入社する場合の謙譲語は、「入社」に謙譲語「いたしました」をつけて表します。「御(ご)」をつけないよう気を付けましょう。
    ・この度、A株式会社に入社いたしました山田と申します。

    「入社」の例文のまとめ

    それでは、実際に使えるものとして「入社」の例文集を見ていきましょう。
    ・縁故入社
    ・氷河期入社
    ・バブル期入社
    ・入社何年目
    ・入社難易度
    ・中途入社
    使用頻度の高い上記6つの言い回しをそれぞれ解説します。

    「入社」の例文その1「縁故入社」

    「入社」に「縁故」をつけて「縁故入社」。
    「縁故」とは、「血縁関係のある家族、または深く強いつながりがある」意味。

    「縁故入社」とは、家族関係やつながりの強い人からの紹介で「入社」することを表します。
    例文
    ・私は祖父の会社に縁故入社した。
    ・私には学歴も経歴もないので、縁故入社に頼るしかない。

    「入社」の例文その2「氷河期入社」

    「入社」に「氷河期」をつけて「氷河期入社」。
    「氷河期」とは、「地球の気候の変動で地表が氷河で覆われ、寒冷化が進むこと」。転じて「経済活動が冷え込むこと」を意味し、バブルが崩壊した時期に入社したことを「氷河期入社」といいます。「ひょうがきにゅうしゃ」と読み、具体的には1993年から2005年までの間に入社したことを指します。
    例文
    ・私は氷河期入社なので、社内に同期が少ない。
    ・山田部長は、就職氷河期入社である。

    「入社」の例文その3「バブル期入社」

    「入社」に「バブル期」をつけて「バブル期入社」。
    「バブル期」とは、「経済活動の過剰化により、実態とかけ離れ、まるで泡(バブル)のように膨れあがった時代」のこと。この時期に入社したことを「バブル期入社」と言い、具体的には1987年から1992年までの間に入社したことを指します。意味からすると、「氷河期入社」の反対語ともいえます。
    例文
    ・バブル期入社世代は、新人類とも呼ばれた。
    ・わたしはバブル期入社なので、当時はブランド物を買いあさり遊びまくった。

    「入社」の例文その4「入社何年目」

    「入社」に「何年目」をつけて「入社何年目」。
    「何年目」をつけることにより、入社して何年目なのかを言い表します。
    例文
    ・山田さんは入社何年目ですか。
    ・今年は入社2年目なので、いろいろな仕事ができるようになりたい。

    「入社」の例文その5「入社難易度」

    「入社難易度」とは読んで字のごとく、「入社が難しい度数」を表します。「入社難易度ランキング」なるものが存在し、新聞社などのメディアが各大学の協力を得て就職率や人気企業を調査し、それに各企業の株価や会社規模などを加味して算出するもの。
    「入社難易度」は年によって変動するものですが、毎年「日本の五大商社」がトップの名を連ねます。
    例文
    ・わが社は入社難易度ランキングトップ10に入る大企業だ。
    ・入社難易度ランキングなどを気にせず、自分のやりたいことが実現できる会社に就職したい。

    「入社」の例文その6「中途入社」

    「入社」に「途中」をつけて「中途入社」。
    大学や専門学校や高校を卒業してすぐの入社「新卒(入社)」に対する言葉で、すでに職務経験がある人が転職して入社すること、そして時期や年度にかかわらずに入社することを表します。
    「中途採用」「途中入社」は類語にあたります。
    例文
    ・山田さんは中途入社にもかかわらず、部長に昇進した。
    ・A社は人材を確保するため、中途入社者が多い。

    「入社」のあいさつや自己紹介例のまとめ

    実際に「入社」を使ってみましょう。「入社」を使ったあいさつは、どのようにすればいいのでしょうか。自己紹介の例を2つ紹介します。

    「入社」のあいさつや自己紹介例その1

    ○○商事の△△部に配属された山田花子さんの例

    ○○商事に入社し△△部に配属されました山田花子と申します。
    私は沖縄の離島出身で大学では海洋を学んでおり、この度水産加工にかかわる部署に配属されたことを大変うれしく思います。

    これまで電車がない生活だったので都会での生活に慣れるには時間がかかりそうですが、一刻も早く会社の業績に貢献できるように頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

    「入社」のあいさつや自己紹介例その2

    ○○商事の社長・山田太郎さんの例

    ○○商事に入社した15名の皆さん、入社おめでとうございます。私は○○商事の代表・山田太郎です。皆さんの入社を社員一同歓迎します。皆さんの入社により○○商事は社員100名の会社になりました。

    ○○商事は私の父である先代が創業し、今年で40年です。おかげさまで業績は右肩上がりで、今年は去年比○○%の増加を目指しています。

    この目標を達成するべく尽力いただきたいのではありますが、私からのお願いは、社員ひとりひとりのスキルアップを目指すこと。経営者としては数字としての業績が大事ではありますが、社員ひとりひとりを人材に育てあげることが最も重要なことと考えています。

    ○○商事に入社したからには、皆さんには楽しく働いてほしい。そんな願いもあります。

    それでは、本日入社した15名の皆さんの今後の活躍を願って、入社のあいさつとします。

    まとめ

    「入社」は、職業によっては「入職」「入庁」「入行」「入省」などのような別の言葉で「組織に入って働くこと」を言い表します。「入社」を使うときの最も重要なポイントなので、状況によって使い分けられるようにしましょう。

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