必須の意味とは?類語・対義語と使い方|必要、必至との違いも解説

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    「必須」とは欠かせないもの、あるべきもののことをいいます。「必要」も似た意味を持ちますが、「必須」の方が「必ず」の度合いが強い言葉です。この記事では「必須」の類義語と対義語、使い方をまとめて紹介します。

    目次

    「必須」の意味とは?

    「必須」の意味とは?

    「必須」とは「欠かせないものごと」や「なくてはならないこと」の意味があります。漢文での「須」は「すべからく〜すべし」と読み、「〜しなければならない」を意味します。かならずや間違いなくなどを表す「必」と「須」とを合わせて、必要であることを強調する意味を持っている言葉です。

    参照:Weblio辞書「必須」

    「必須」の読み方

    「必須」の読み方

    「必須」は「ひっす」と「ひっすう」、「ひっしゅ」と読み、一般的な読み方は「ひっす」です。どの読み方であっても、意味は同じです。

    「必須」の類義語・言い換え

    「必須」の類義語・言い換え

    「必須」の類義語と言い換え表現には、「欠かせないもの」や「必要なもの」を意味する言葉があります。それぞれの意味を知り、正しく「必須」と使い分けましょう。

    1.不可欠

    「不可欠」とは欠かせないことに加え、それなしでは済まないニュアンスも持っています。「欠く」の前に「不可」をつけ、欠けることを否定している表現です。「必要不可欠」とは、かならずなくてはならず、欠けてもならないことをいいます。
    ・この新規プロジェクトには、彼の存在が必要不可欠だ。
    ・案件成功のために不可欠な条件の一つには、技術力の高さが挙げられる。

    2.必需

    「必需」とはなくてはならず、ないと困ることをいいます。「必需品」とは必要で、欠かせないもののことです。
    ・一人暮らしでは生活必需品を揃えるだけでも、かなりの出費になる。
    ・必需性の有無を見極めて買い物をしないと、無駄使いになってしまう。

    3.強制的

    「強制的」とは、相手の意思にかかわらず無理にさせることや、威力や権力で無理に従わせることをいいます。「かならず用いるようにと相手の意思を問わずにさせること」の意味が、「必須」に似ています。
    ・会社から強制的に署名することを求められた。
    ・それをやれと伝えるのは、強制的な指示のように思える。

    4.所要

    「所要」とは必要としている様をいい、金銭や時間に対して使うことが多い言葉です。同じ読みの「所用(しょよう)」とはしなければいけないこと、用件や用事のことで、「所要」とは別の意味なので書き間違いに気をつけましょう。
    ・今度の会食の所用経費が、いくらになるかを算出する。
    ・明日の会議の所要時間は、2時間ほどと聞いている。

    5.入用

    「入用(いりよう、にゅうよう)」とは、用事に必要なことやものをいいます。相手の必要なもののことは「ご入用」と丁寧語にします。
    ・何かご入用のものがありましたら、お申し付けください。
    ・先日お貸しした本が入用になりましたので、返却していただけないでしょうか。

    6.須要

    「須要(すよう・しゅよう)」とは、不可欠なもの、なくてはならないものをいいます。「必須」とほぼ同じ意味で、言い換えられる場面は多くありますが、文学作品には登場するもののあまり一般的な単語ではありません。
    ・これを実行するために須要な要件を列挙する。
    ・このリストはもっとも須要なものが欠けているように思える。

    「必須」の対義語

    「必須」の対義語

    「必須」の対義語は、強制せず自由意志に任せる「任意」と、必要がないことをいう「不要」とがあります。例文とともに、使い方を紹介します。

    1.任意

    「任意」とは、その人の自由や判断や意思に任せることをいいます。「任意提出」は「提出する、しないは本人が決めてよい」ことを、「任意参加」は「参加してもしなくてもよい」ことを意味します。アンケートの「必須項目」は埋めなくてはなりませんが、「任意項目」は空白で提出しても問題ありません。「任意」と似た言葉には「自由裁量」や「勝手気まま」、「随意」などがあります。
    ・その書類は、任意に処分していただいて構いません。
    ・任意参加と聞いていたので、別の用事を優先して出席しなかった。

    2.不要

    「不要」とは「いらない、必要がない」ことをいいます。「返信不要」とは、「返信していただく必要はありません」の意味になります。
    ・自宅周辺は公共交通機関の利便性がよいので、車の免許は不要だ。
    ・生活に不要なものばかり購入していると、すぐにお金が足りなくなってしまう。

    「必須」と似た言葉との違い

    「必須」と似た言葉との違い

    「必須」に似た言葉に「必要」と「必至」があります。「必要」は「必須」よりもなくてはならないことが強調されないこと、「必至」はそうなると予測される状況を意味するのが異なります。

    1.必要

    「必要」も「必須」同様、「なくてはならない」の意味を持ちます。ですが「必要」にはなくてもよい場合も含まれるのに対し、「必須」には含まれません。「必須」は、なくてはならないことを強調したいときに使われます。
    ・これは会議に必要な資料なので、人数分コピーしておいてください。
    ・出張に必要な持ち物をまとめておいたので、前日にもう一度チェックすれば安心だろう。

    2.必至

    「必至(ひっし)」とは、避けられない状態や状況になること、必ずそうなることをいいます。「必至」がこれから行き着くであろう結果をいうのに対し、「必須」はなくてはならない条件をいう点が異なります。たとえば「人気の映画なので予約必至です」は「予約をしないと映画が観られないだろう」で、「人気の映画なので予約必須です」は「映画を観る人は予約が必要です」の意味になります。
    ・競合店が同じ商圏にオープンしたため、商品の値下げは必至だ。
    ・先の駅で人身事故が起こったので、最寄駅の大混雑は必至だろう。

    「必須」を英語でいうと?

    「必須」を英語でいうと?

    「必須」の英訳は「necessary」と「essential」、「required」などがあります。「necessary」は「なくてはならない、必要な」を意味する形容詞です。また、「do the necessary(必須のことをする)」などと名詞として使うこともあります。「essential」は「欠くことができない」を意味する形容詞です。「an essential part of 〜」で「〜の必須部分」になります。「required」は「必須の」のほか、「必修の」や「必読の」の意味を持ちます。
    ・This function is necessary for me.(私にとってはこの機能は必須だ。)
    ・Sun and water are essential to the growth of plants.(太陽の光と水は植物の生長に必須である。)
    ・A foreign language is required.(外国語は必修科目です。)

    「必須」の使い方と例文集

    「必須」の使い方と例文集

    「必須」の使い方を例文とともに紹介します。「必須の」と形容詞形で使う以外にも、「必須だ」のような形容動詞形や、「必須科目」や「必須アミノ酸」のように別の語と組み合わせて名詞として使うこともあります。

    「必須」の使い方

    「必須アイテム」とは、絶対に持っていないといけないもの、必需品やマストアイテムのことをいいます。「必須アミノ酸」と「必須脂肪酸」はともに体内で合成できず、食事で摂取しなければならない栄養素です。また、「必須入力」や「必須科目」、「必須情報」など、ほかの単語と組み合わせた名詞表現は多くあります。

    「必須」の例文

    「必須」を使った例文を紹介します。

    例文
    • この問い合わせフォームは氏名と電話番号、住所が必須入力になっている。
    • 英語は必須科目なので、単位を取れないと留年してしまう。
    • 春夏のファッションの必須アイテムは軽やか素材のワンピースだと、雑誌に載っていた。
    • 海外旅行へ行くときはパスポートが必須である。
    • これらの必須項目をクリアしないと、先に進むことはできない。

    まとめ

    「必須」とは、欠かせないものやあるべきもののことをいいます。「必要」や「必至」など似た意味の言葉が多くありますので、適切に使えるようにしておきましょう。ビジネスシーンでも使われることが多いので、類義語とともに例文をチェックしておくと、意味を理解しやすいでしょう。

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