「つきましては」の意味とは?使い方と類語もわかりやすく例文解説

つきましては
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「つきましては」の意味とは?

「つきましては」の意味とは?

ビジネスシーンや日常生活で「つきましては」という言葉をよく使いますよね。「つきましては」の意味を理解し、状況に応じて使い分けができているでしょうか?「つきましては」という言葉は、「~ついては」という丁寧語と、文頭で使用する「そこで」という意味の2通りあります。2つの意味をよく理解して、使用してくださいね。また、相手との関係性をみて、丁寧すぎて大げさすぎると感じたら、言い換えて柔らかい表現にするとよいでしょう。

意味1~「~については」の丁寧語

「つきましては」という言葉は、「~については」という言葉を丁寧に表現したものです。文の中の前述の事柄についてさらに詳しく説明するときに使用する言葉で、ビジネスシーンで使用する機会が多いです。たとえば、「その件につきましては、担当者よりご説明いたします」というように、話題としている内容を指し示す場合に使います。取引先やお客様との会話で使用する頻度が高いので、覚えておきましょう。

意味2~「そこで」「そのため」

文頭で使用すると「そこで」や「そのため」の意味で、接続詞のはたらきをします。前に述べた事柄が、次に述べる事柄と関係があるときに使用します。相手との関係性をみたときに、「つきましては」だと丁寧な表現すぎると感じたら、「そういうわけで」と言い換えるとよいでしょう。

「つきましては」の類義語・言い換え

「つきましては」の類義語・言い換え

「つきましては」の類義語はどのようなものがあるのでしょうか?目上の方に対しては、「従いましては」や「おかれましては」、親密な関係の方には「関しましては」と使い分けするとよいでしょう

「従いましては」

「つきましては」は敬語と一緒に使用することが多い表現ですが、よりかしこまった表現をしたいときは「従いましては」という表現がよいでしょう。「従いましては」は「従って」の敬語表現で、前に述べたことの結論を伝えるときに使います。たとえば、「この度、夏季キャンペーンが盛況となり終了しました。従いましては、次回行うキャンペーンにつきましてもご協力いただきたく存じます。」という使い方ができます。

「おきましては」

人や社名に続き使用するときは、「おきましては」や「おかれましては」という言葉を使います。「おきましては」は自分や身内を指す場合に使用し、「おかれましては」は「おきましては」の尊敬語で、目上の方に対して使います。例えば、「貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」と使うとよいでしょう。

「関しましては」

「つきましては」よりもカジュアルな表現をしたいときに、「関しましては」を使うとよいでしょう。親密な関係の相手に対し使うのがおすすめです。「その件に関しましては」というように、何かを指し示す際に使う言葉です。目上の方や不特定多数に向けて伝えるときは、「つきましては」の方がよいでしょう。

「つきましては」の英語の意味

「つきましては」の英語の意味

英語で取引先とコミュニケーションをとるビジネスパーソンは、「つきましては」の英語表現をよく使うのではないでしょうか。文頭て使用する場合は「Therefore」、文中で使用する場合は「regarding」を使いましょう。ビジネスも国際化していく時代のなかで、英語表現を正しく使用できると、相手の信用度も増し商談がスムーズにすすみやすくなります。正しい英語表現を知っておきましょう。

「Therefore」

文頭で使用する「そこで」や「そのため」の意味の「つきましては」の英語表現として、「Therefore」を使用します。たとえば、「Therefore,I have prepared a plan for you」と使う場合、「つきましては、お客様に企画書をご用意してまいりました」という意味になります。

「regarding」

文中で、必要となる旨を伝える際は「regarding」を使用します。文中で使用する場合は、他にも「about」や「concerning」などが使用できます。

「つきましては」の使い方と注意点

「つきましては」の使い方と注意点

「つきましては」はビジネスシーンで頻繁に使われる言葉で、目上の方や取引先へ使用することが多いので、ビジネスマナーを知っておくことが大切です。「つきましては」を依頼メールで使用するとき、文頭で使用する場合、目上の方へ使用するときの使い方と注意点をチェックしましょう。

依頼メールで使用する場合

文頭で「つきましては」を使用するとき、何かを依頼するときに使う場面が多く、相手への配慮が大切です。そのときは、「ぜひ」や「~いただきたくお願い申し上げます」と表現しましょう。

文頭で使用する場合

文頭で使用する場面が、ビジネスシーンではよく見受けられます。文頭で使用する場合、「その件につきましては、別途ご連絡いたします」という使い方が定型句です。会話でもよく使う表現なので、使い方を覚えておきましょう。

目上の人に使用する場合

ビジネスシーンで、「つきましては」は広く使われる言葉で、目上の方に使用しても問題ありません。目上の方に文頭で「つきましては」を使用するときには、文章全体を敬語でそろえるようにしましょう

「つきましては」と「おかれましては」の違い

「つきましては」と「おかれましては」の違い

「つきましては」と似た表現で、「おかれましては」という言葉があります。「つきましては」は事柄を表現するのに対し、「おかれましては」は企業や団体、人や場所を指すときに使います。正しい使い方を覚えて、ビジネスシーンで使用しましょう。

漢字で書く場合の「就・着・付」の違いとは?

漢字で書く場合の「就・着・付」の違いとは?

さまざまな場面で使用する「つきましては」ですが、漢字で表現すると「就きましては」です。「つく」という言葉を漢字で表現すると、「付く」や「着く」などがありますが、意味が「つきまして」とは異なります。

「就」は近づいたり、寄り添ったりすることを意味する

「つきましては」を漢字で書くと、「就きましては」です。「就」は、「師匠に就いて練習に励む」というように、近づく、寄り添うことを意味します。漢字の「就」は、出来上がる・そのことに取り掛かるという意味があります。一般的に「つきましては」を漢字で表現する必要はないため、ひらがなで使用して問題ありません。

「着」は届いたり、身に着けたりすることを意味する

「着く」は届いたり、身に着けたりすることを意味します。「つきましては」の漢字表現ではありません。

「付」はくっついたり、なにかに所属したりすることを意味する

「付く」は「味方に付く」というように、なにかにくっつく、またはなにかに所属することを意味します。「つきましては」の漢字表現ではありません。

「つきましては」の例文

「つきましては」の例文

ビジネスシーンでよく使う「つきましては」について、例文を参考に使い方を確認していきましょう。目上の方や取引先の相手に失礼のないように、さまざまな場面で正しく使用できるようにしたいですね。

「つきましては、ぜひ~」

文頭で依頼をする際、「つきましては、ぜひ」をよく使います。「ご提案いただいた件ですが、つきましては、ぜひ詳細を聞かせていただきたく存じます。」のような使い方をします。

「その件につきましては」

文頭で使用する場合、「その件につきましては」をよく使います。例文として、「ご連絡いただきありがとうございます。その件につきましては、別途ご連絡いたします」というような使い方をします。

「つきましては」の意味と使い方を正しく理解し使用しよう

ビジネスシーンでよく使用する「つきましては」は、正しく意味を理解して使いましょう。文頭と使用するときと、文中で使用するときで2通りの使い方があり、どちらもビジネスシーンで丁寧な表現として使用できます。依頼文、目上の方に使用するときにも問題なく使えます。

ビジネスシーンで相手とやり取りをするときは、簡潔にわかりやすく相手に用件を伝えることが大切で、「つきましては」を使うと用件を簡潔に伝えられます。上手に活用していきましょう。

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