「すいません」と「すみません」の違いは?区別の付け方・どちらが正解かを解説

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    「すいません」と「すみません」の違いを知っていますか?実は正式には「すみません」が正しいのです。ここでは「すいません」と「すみません」の違いについて解説します。ビジネスシーンで使う際には注意が必要ですので、しっかり覚えておきましょう。

    目次

    「すいません」と「すみません」の意味とは?

    「すいません」と「すみません」の意味とは?

    「すいません」と「すみません」には3つの意味があります。

    ・謝罪
    ・感謝
    ・依頼

    以上の3つが「すいません」と「すみません」の意味。それぞれに使い方があるため、しっかり理解して使わないと相手に不快な思いをさせてしまうかもしれません。

    「すいません」と「すみません」の由来・語源

    「すいません」と「すみません」の由来・語源

    「すいません」と「すみません」の由来・語源は「気が済まない」です。「気が済まない」の「すまない」に丁寧の助動詞「ます」をつけることによって、「すいません」「すみません」となります。

    「すいません」と「すみません」の区別

    「すいません」と「すみません」の区別

    「すいません」と「すみません」の区別の付け方を知っていますか?どっちが正しいのかを知らないと、大事なメールでミスをしてしまい、お客様や上司などに怒られてしまうかもしれません。ここでは「すいません」と「すみません」の区別の付け方やどっちが正しいのかを解説します。しっかり覚えて、間違えないようにしましょう。

    「すいません」と「すみません」はどっちが正しい?

    「すいません」と「すみません」のどっちが正しいかというと「すみません」です。なぜなら、以下のように変化してできた言葉だからです。

    1. 「気が済まない」
    2. 「すまない」
    3. 「すみません」

    「すいません」と「すみません」では、「すむ」の連用形である「すみ」を使うのが正しいのです。「すいません」と「すみません」のどちらを使ったらいいかわからなくなったときは、「すみません」を使うようにしましょう。

    「すいません」と「すみません」の違いとは?

    「すいません」と「すみません」では「すみません」が正しいのですが、では両者の違いとはなんでしょうか?「すいません」と「すみません」に意味としての違いはありません。では、なぜ「すいません」が生まれたのかというと「すみません」の音が言いやすいように変化したからです。このような変化を「イ音便」といいます。平安初期に発生して、その時代から多くなっていきました。ほかにイ音便が働いている例は以下の通りです。

    ・「書きて」→「書いて」
    ・「漕ぎて」→「漕いで」
    ・「ござります」→「ございます」
    ・「たてまつる」→「たいまつる」

    「すいません」は書き言葉では使わないように

    「すいません」は書き言葉では使わないようにしましょう。なぜなら「すいません」は「すみません」を会話で使うときに使いやすくしたもの。決して正しい表現だと認められているわけではありません。よって、「すいません」を書き言葉として使ってしまうと、相手側から世間知らずのレッテルを貼られてしまうかも。書き言葉では決して「すいません」を使わずに「すみません」を使うようにしましょう。

    「すいません」と「すみません」を使う場面

    「すいません」と「すみません」を使う場面

    「すいません」や「すみません」を使う場面とは一体どのようなときなのでしょうか?意味が3つもあるので理解が曖昧になっていませんか?ここでは「すいません」と「すみません」を使う具体的なシーンを紹介。しっかりと頭で想像することによって、どんなケースで使うのかを覚えておきましょう。

    声をかけたり、依頼したりするとき

    「すいません」や「すみません」は声をかけたり依頼をしたりするときに使います。具体的には以下のように使いましょう。

    例文1:すいません、インタビューしてもいいですか?
    例文2:すみません、窓を開けてもらえますか?

    申し出や誘いを断るとき

    「すいません」や「すみません」は申し出や誘いを断るときに「遠慮の気持ちを表すクッション言葉」としても使えます。具体的には以下の通りです。

    例文1:すいませんが、今回はご遠慮させていただきます。
    例文2:すみませんが、また今度お誘いください。

    謝罪の気持ちを伝えるとき

    「すいません」や「すみません」はもちろん謝罪の気持ちを伝えるときにも使います。謝罪の意味での「すいません」「すみません」が最も一般的な使い方です。

    例文1:こんなことをしてしまって、本当にすみませんでした。
    例文2:大会前に怪我してしまうなんて、本当にすいません。

    感謝の気持ちを伝えるとき

    「すいません」や「すみません」は感謝の気持ちを伝えるときにも使えます。海外の人からすると、日本人が感謝を伝えるときに「すいません」や「すみません」を使っている光景は本当に不思議に見えるようです。具体的には以下のように使います。

    例文1:お土産だなんて、本当にいつもすみません。
    例文2:運転を代わっていただいて、すいませんね。

    「すいません」と「すみません」はビジネスで使わない

    「すいません」と「すみません」はビジネスで使わない

    「すいません」と「すみません」はビジネスシーンにおいては使わないようにしましょう。話し言葉でしか使わない「すいません」を使うなんて言語道断、「すみません」も丁寧ではありますがビジネスシーンにおいては敬意が不十分です。「すみません」をより丁寧にした「あい(相)すみません」という言葉もありますが、これでもまだ敬意が不十分。ビジネスシーンにおいて謝罪する際には「申し訳ございません」や「失礼いたしました」を使うようにしましょう。

    例文1:この度は大変申し訳ございませんでした。
    例文2:今回のサービスの不具合でユーザー様には大変失礼いたしました。

    「すみません」の類義語・言い換え

    「すみません」の類義語・言い換え

    「すみません」にはたくさんの類義語・言い換えがあります。なぜなら、意味が複数あることで広い範囲で使われているからです。ここではそれぞれの「すみません」における類義語・言い換えを紹介します。類義語・言い換えを覚えて、シチュエーションに合った「すみません」が使えるようになりましょう。

    依頼をする「すみません」の類義語・言い換え

    依頼をするときに使う「すみません」の類義語・言い換えは以下の通り。

    ・恐縮ですが
    ・失礼ですが
    ・恐れ入りますが
    ・お手数おかけしますが
    ・お忙しいところ申し訳ありませんが

    依頼をするときには以上のように言い換えるのもいいですね。依頼の大きさや重大さに合わせて言い換えましょう。

    申し出を断る「すみません」の類義語・言い換え

    依頼をするときに使う「すみません」の類義語・言い換えは以下の通り。

    ・残念ですが
    ・恐縮ですが
    ・あいにくですが
    ・せっかくですが
    ・お気の毒ですが

    単に「すみませんが」というよりも、丁寧に聞こえますよね。断る申し出の大きさや、申し出をしてくれた相手の厚意の大きさなどを汲み取って言い換えましょう。

    謝罪をする「すみません」の類義語・言い換え

    依頼をするときに使う「すみません」の類義語・言い換えは以下の通り。

    ・陳謝いたします
    ・深謝いたします
    ・何の申し開きもできません
    ・心よりお詫び申し上げます
    ・お詫びのしようもございません

    謝罪するなら何かのミスや過失があったことでしょう。自分の謝罪の気持ちの大きさや、やってしまったことの重大さなどを加味して、どのように言い換えるかを決めましょう。

    感謝をする「すみません」の類義語・言い換え

    依頼をするときに使う「すみません」の類義語・言い換えは以下の通り。

    ・ありがとうございます
    ・お世話になりました
    ・感謝申し上げます
    ・御礼申し上げます
    ・痛み入ります

    してもらったことに感謝をすることは非常に大切です。「すみません」と感謝するよりも「ありがとうございました」と感謝されるほうが気持ちいいという意見もあります。相手にどのように聞こえるかを考えながら、適切な言い換えを見つけるといいですよ。

    「すみません」の使い方と例文集

    「すみません」の使い方と例文集

    「すみません」と「すいません」の使い分けや、シーンを知っていても、具体的な使い方がわからないと意味がありません。ここでは「すみません」の使い方、注意点、例文に焦点を当てて解説します。とくに注意点は気をつけないと「すみません」が思わぬアクシデントを呼んでしまうかも。しっかり頭に入れておきましょう。

    「すみません」の使い方

    ビジネスシーンでは適さない「すみません」ですが、ほかの言い換え表現ではなく「すみません」を使ったほうがいい場面もあります。それがラフな場所で口語的に謝罪するときです。

    たとえば飲食を交わしながら軽く謝罪するなど、「申し訳ございません」を使ってしまうと場の空気を重くしてしまったり、重大なミスであったと勘違いさせてしまったりします。大事なのは「相手がどのような対応を求めているかを汲み取ること」です。TPOに合わせた「すみません」を使っていきましょう。

    「すみません」を使用するときの注意点

    「すみません」を使うときには「すみません」がカバーしている範囲が広いことに注意しましょう。使うタイミングによってはどちらとも取れる意味合いになってしまい、聞き手が混乱して、重大なアクシデントに繋がる可能性があります。

    「すみません」の例文

    「すみません」の例文は以下の通りです。

    例文1:すみませんが、窓を閉めてもらってもいいですか?
    例文2:すみませんが、今回はパスさせていただきます。
    例文3:本当にすみませんでした。
    例文4:いつもいつもすみませんね。

    「すいません」と「すみません」を英語でいうと?

    「すいません」と「すみません」を英語でいうと?

    「すみません」は広い意味を持っているため、英語表現を覚えておけば英会話の幅がグンと広がります。この際に「すみません」の英語表現も覚えてしまいましょう。

    依頼をする「すみません」の英語表現

    依頼をするときの「すみません」の英語表現は「Can you~?」です。呼びかけの際には「excuse me」を使いましょう。

    例文:Excuse me. Can you open the window?(すみません、窓を開けてくれませんか?)

    申し出を断る「すみません」の英語表現

    申し出を断るときの「すみません」の英語表現は「sorry」です。「sorry」には恐縮の気持ちが込められているので、申し出を断るクッション言葉としても使われます。

    例文:I’m sorry, but I can’t fulfill your wishes.(すみませんが、あなたの希望には沿えません。)

    謝罪をする「すみません」の英語表現

    謝罪をするときの「すみません」の英語表現ももちろん「sorry」です。「I’m sorry」「I’m so sorry」と、単体ではなく丁寧に使うようにしましょう。

    例文:I’m so sorry I broke my promise.(約束を破ってしまって本当にすみません。)

    感謝をする「すみません」の英語表現

    感謝をするときの「すみません」の英語表現は「thank you」です。日本語と違って「sorry」に感謝の意味はありませんので、注意しましょう。

    例文:Thank you for helping me yesterday.(昨日は助けてくれてありがとう。)

    まとめ

    「すいません」と「すみません」では「すみません」が正しく、「すいません」は話し言葉でのみ許容されます。また、ビジネスシーンにおいては「すみません」はNG。「すみません」は広い意味を持っているので、その場やことの重大さに合わせて言い換え表現を使うようにしましょう。

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