「サマリー」の意味とは?業界別の使い方や類語、英語表現も例文解説

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    「サマリー」の意味を聞かれた場合、明確に答えられますか?実は「サマリー」は使われる業界によって、意味やニュアンスが異なる言葉。この記事では、「サマリー」の業界別使い方や「サマリー」に似ている言葉を例文とともにわかりやすく解説します。

    目次

    「サマリー」の意味とは?

    「サマリー」の意味とは?

    「サマリー」とは、英語の「Summary」に由来する外来語で、「要約・要旨・概要・話の要点だけをまとめたもの」の意味を持つ名詞です。

    「サマリー」の由来・語源は英語の「Summary」

    「サマリー」の由来・語源は英語の「Summary」

    「サマリー」の由来・語源は英語の 「Summary」で、日本語と同様「要約・要旨・概要・話の要点だけをまとめたもの」の意味を持つ名詞です。

    英語ではもう一つ「形容詞」の役割を持ち、「手短な/手っ取り早い/略式の」を意味します。

    「Summary(サマリー)」の語源はラテン語の「Summa」で、英語の「Sum」(総計)と同じ語源です。

    ちなみに日本語での「サマリー」は、「手短な/手っ取り早い/略式の」の意味を持ちません。

    業界別に意味・ニュアンスが異なる「サマリー」

    業界別に意味・ニュアンスが異なる「サマリー」

    実は「サマリー」は、業界別に意味やニュアンスが異なります
    ・ビジネスのおける「サマリー」
    ・医療・看護・介護業界における「サマリー」
    ・IT業界における「サマリー」
    ・金融・証券業界における「サマリー」
    上記4つに分けて紹介します。

    ビジネス用語における「サマリー」

    ビジネス用語における「サマリー」は、一般的に使われる意味と同じく「概要・要約・要約・話の要点だけをまとめたもの」として使われます。

    ビジネスにおける「サマリー」は、資料や論文や定例会議などが目的の比較的小規模な事案内容の要約である「サマリー」と、社内全体会議などの大きめな事案内容における「サマリー」の2つにわけられます。

    医療・看護・介護業界における「サマリー」

    医療・看護・介護業界における「サマリー」とは、患者の病歴や病状、処置経過などが記された医療・診療の記録をまとめたもの・要約を記したものです。

    医療・看護・介護業界における「サマリー」には「転院先や退位後の外来などでの診察をスムーズに対応するために作成されるもので、看護や介護・の記録を蓄積させるためのものです。

    診察時に医師が作成する「カルテ」の方が馴染みがありますが、「カルテ」は診察を担当する医師が作成するもので、患者の病状や診察内容・診療内容が記されます。

    「カルテ」に対して「サマリー」は、「診察記録」にとどまらず病歴や経過観察まで記載するもので、「カルテ」よりも広範囲の情報が網羅されます。

    IT業界における「サマリー」

    IT業界における「サマリー」は、一般的に使われる「要約・内容をまとめたもの」の意味だけでなく、ほかの意味を意図して使われることがあります

    Webサイト運営においてのアクセスログデータを「サマリー」といいます。Webサイトを運営するにあたり、該当サイトの閲覧者数や閲覧時間を分析しますが、このデータを「サマリー」と呼んでいます。また、インターネットのサーチエンジンでWeb検索する場合、検索したキーワードに合ったWebサイトの記事タイトルととも記事内容の要約文が表示されますが、その表示される記事内容の要約文も「サマリー」と呼びます。

    金融・証券業界における「サマリー」

    金融・証券業界における「サマリー」とは、為替レートや株式市場、金融市場など経済にかかわるものの動向や指標をまとめた報告書と、それにまつわる経済関連ニュースを要約したものです。

    この場合のサマリーは「マーケットサマリー」「市場サマリー」と呼ばれ、経済・金融関係の報道機関や証券会社などから発表されるものです。たとえば東京の株式市場についての経済報告書が発せられる場合、「東京マーケットサマリー」や「東京市場サマリー」と呼ばれます。

    「サマリー」の類義語・言い換え表現

    「サマリー」の類義語・言い換え表現

    「サマリー」の類義語や言い換え表現には、どのような言葉があるのでしょうか。ここでは「サマリーの類義語」として、次の5つを紹介します。
    ・レジュメ
    ・シノプシス
    ・アウトライン
    ・アジェンダ
    ・サマリーポケット

    ひとつずつ見ていきましょう。

    「サマリー」の類義語1「レジュメ」

    「サマリー」の類義語の1つ目は、「レジュメ」。「レジュメ」とは、「要約・要旨・概要・話の要点だけをまとめたもの」を意味するフランス語「Résumé(レジュメ)」に由来する外来語。場合によっては「レジュメ」から日本語に転じ「レジメ」と呼ぶこともあります。

    最近では就職・転職活動で使う履歴書や職務経歴書を「レジュメ」や「レジメ」と呼ぶことが増えました。就職活動中の大学生や転職活動中の人にとっては、とてもよく使われている言葉です。

    「サマリー」の類義語2「シノプシス」

    「サマリー」の類義語の2つ目は、「シノプシス」。「シノプシス」とは、映画や小説や論文などの「概要」「あらすじ」を意味する言葉で、「Synopsis(シノプシス)」と書くギリシャ語由来の英語。日本語の「シノプシス」も英語同様の意味で使われています。この場合の「あらすじ」とは、物語の導入ではなく起承転結すべての内容を網羅したものです。聞き慣れない言葉かもしれませんが、舞台演劇などの業界ではよく使われている言葉で、演劇・舞台・テレビ業界の専門用語ともいえるのが「シノプシス」です。

    「サマリー」の類義語3「アジェンダ」

    「サマリー」の類義語の3つ目は、「アジェンダ」。「アジェンダ」とは、「協議事項・議事日程・予定表」を意味する英語「Agenda」が由来の外来語・カタカナ語。ミーティングやプレゼンテーションにおいて、「アジェンダ」を作成し参加者へ事前に共有しすることで、本番のミーティングやプレゼンテーションを円滑に進行する目的のものです。

    「サマリー」の類義語4「アウトライン」

    「サマリー」の類義語4つ目は、「アウトライン」。「アウトライン」とは、「概要・あらまし・輪郭・略図・下書き」を意味する英語「Outline(アウトライン)」に由来する言葉です。英語では名詞・動詞の両方に属します。「アウトライン」は、「概要」の意味をもつ点において「サマリー」の類義語といえます。「サマリー」や「アジェンダ」と同様に、ミーティングやプレゼンテーションにおいて、「アウトライン」を参加者へ事前に共有しすることで、本番を円滑に進行させる目的のものです。

    「サマリー」の類義語5「サマリーポケット」

    「サマリー」の類義語5つ目は、「サマリーポケット」。「サマリーポケット」とは、スマホアプリを使った収納サービス名・アプリ名で、株式会社サマリーによって運営されています。「サマリーポケット」は、身の回りの捨てられない不用品や、衣替えにより一時的に使わない衣服、引っ越し時の一時荷物預かりなど、使用用途は人によりさまざま。預けたい物を箱に詰めて送るだけで保管を任せられ、預けたものはスマホにデータとして残るため、スマホ内にクローゼットがあるような感覚のサービスです。

    ここでの「サマリー」の意味に直接関係はしませんが、アプリに「サマリー」と名付けられているので、紹介しました。

    「サマリー」の使い方と例文

    「サマリー」の使い方と例文

    「サマリー」の使い方と例文を紹介します。ここでは、「要約」としてのサマリーの使い方と例文、そして「概要」としてのサマリーの使い方と例文、最後に会話中での「サマる」の使い方と例文です。

    「要約」としての「サマリー」の使い方と例文

    「要約」とは、ミーティングなどの要点をわかりやすくまとめたもの。「サマリー」を「要約」として使う例文です。

    ・明日のミーティングのサマリーを事前にもらえるかな?
    ・ミーティングには出席できないので、サマリーをもらえますか。
    ・明日の会議に備えて、サマリーを作成します。

    「概要」としての「サマリー」の使い方と例文

    「概要」とは、「大筋・あらまし」の意味で、該当する案件の大枠や全体像を把握できるものです。「サマリー」を「概要」として使う例文です。

    ・映画のサマリーをまとめて記事にした。
    ・あの事件のサマリーを知り、いたたまれない気持ちになった。
    ・借りた本のサマリーを読みとても面白かったので、その本を購入した。

    会話の中での「サマる」の使い方と例文

    「サマリー」の使い方には、「サマる」の表現があります。

    「サマる」とは、「要約・概要」を意味する「サマリー」に動詞「する」を組み合わせた造語で、「サマリーをする」が転じて「サマる」。「サマリー(要約・概要)」の動詞系といえる言葉で、「要約する」を意味します。

    例文
    ・この会議をサマっといてくれる?(この会議の概要をまとめておいてくれる?)

    「サマリー」の書き方・作り方

    「サマリー」の書き方・作り方

    サマリーを作成する上で最も大事なのは、短い文章でいかにわかりやすくまとめられるか、がポイント。そのため、箇条書きでの作成が最も作りやすく、読みやすいものになります。文章の量の点でいえば、A4サイズの紙1枚程度にまとめるのが最適です。

    ・起承転結(ものごとの始まりや原因から対策、解決にいたる要点)をまとめたもの
    ・5W1H(Who(だれが)When(いつ)・Where(どこで)・What(なにを)・Why(なぜ)・How(どのように))をまとめたもの

    これらを念頭に箇条書きすると、わかりやすくまとめられます。

    まとめ

    「サマリー」は、業界によって意味やニュアンスが異なるのがポイントです。昨今では頻繁に使われる言葉ですので、しっかりと覚えておきましょう。

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