「諸々」の意味と使い方とは?読み方・類語・英語表現、「諸々の事情」などを解説

    URLをコピーする
    URLをコピーしました!

    「諸々」の意味を知っていますか?ビジネスでもよく使われる言葉です。この記事では「諸々」の意味・読み方・類語・言い換え・英語表現などを徹底解説します。「諸々」は使うときに注意が必要な言葉ですので、確実に押さえておきましょう。

    目次

    「諸々」の読み方

    「諸々」の読み方

    「諸々」は「もろもろ」と読みます。「諸」が「しょ」と読むため、「しょしょ」と読んでしまうひともいますが、間違いですので直しましょう。

    「諸々」の意味とは?

    「諸々」の意味とは?

    「諸々」は「数多くのもの」「多種多様なもの」をあいまいさを含んで意味する言葉。「諸」には「たくさんの」という意味があり、「諸問題」「諸国」「諸君」などに使われています。

    「諸々」の類義語・言い換え

    「諸々」の類義語・言い換え

    ここでは「諸々」の類義語・言い換えを紹介します。「諸々」はビジネスシーンでも使う言葉ですので、類義語・言い換えを頭に入れておくことでさまざまなシーンに対応できるように。ビジネスパーソンとしてレベルアップするためにも、頭に入れておきましょう。

    「諸々」の類義語1「種々」

    「諸々」の類義語1つ目は「種々」です。「種々」は「しゅじゅ」と読み、「種類がたくさんあること」を指しています。「同じ系統のものがたくさんあること」を指している「諸々」とは違って、「種類がたくさんあること」を指しているのがポイント。あまり一般的ではありませんが「くさぐさ」とも読まれます。「たねだね」とは読まないことに注意しましょう。

    例文:種々の手続きを完了したのちに、やっと補助金が給付される。

    「諸々」の類義語2「様々」

    「諸々」の類義語2つ目は「様々」です。「様々」は「さまざま」と読むことで「ものごとがそれぞれ違っていること」を指したり、「ようよう」と読むことによって「いろいろであること」を指したりします。前者さまは特に、日常生活でもよく耳にする表現です。

    例文:昔から様々な経験をすることによって、自分を鍛えてきた。

    「諸々」の類義語3「各様」

    「諸々」の類義語3つ目は「各様」です。「各様」は「かくよう」と読み、「それぞれが違った様子であること」を意味しています。すでに違ったものをもっていて、その様子や状態を指していることに気をつけて使いましょう。

    例文:彼らはそれぞれ各様の意見をもっている。

    「諸々」の類義語4「多彩な」

    「諸々」の類義語4つ目は「多彩な」です。「多彩な」は「色の種類が多いこと」「変化や種類が多くて賑やかなこと」を指しています。「賑やかである」という部分まで意味に含まれていることを意識して使いましょう。

    例文:このチームには多彩な顔ぶれが揃っている。

    「諸々」の類義語5「多種多様な」

    「諸々」の類義語5つ目は「多種多様な」です。「多種多様だ」は「種類が多くてさまざまであること」を指して使う言葉です。日常生活やテレビ番組でもよく使われている言葉ですので、確実に覚えておきましょう。

    例文:彼は多種多様な変化球を使って打者を翻弄した。

    「諸々」と類語「諸所」「諸般」「色々」の違い

    「諸々」と類語「諸所」「諸般」「色々」の違い

    「諸々」は間違いやすい言葉がいくつもあります。間違ったまま「諸々」を使っていると恥ずかしい間違いや、誤解を招いてしまうかもしれません。ここでは「諸々」と間違いやすい言葉を紹介します。間違いやすい言葉と「諸々」の違いを覚えておくことによって、ビジネスシーンで間違いをしないようにしましょう。

    「諸々」と「諸所」の違い

    「諸々」と「諸所」は非常に似ている言葉ですが、「指せる範囲」が違います。具体的には、「諸々」はさまざまなものを指せるのに対して、「諸所」は場所に対してしか使えないことです。「諸所」は「諸処」と表記しても間違いではありませんので、「諸所」や「諸処」を使うときには「諸々」との違いを意識するようにしましょう。

    例文:町の諸所で浸水の被害が起きているようだ。

    「諸々」と「諸般」の違い

    「諸々」と「諸般」の違いは「あいまいさ」です。「諸般」は「あれこれとさまざまなことを考えあわせて」という意味を含んでおり、「諸々」よりもあいまいさを表現する言葉です。よって、「諸々」よりもはっきりとせず、ネガティブな印象を与えてしまうことがあります。

    例文:諸般の事情により、今回は当選を見送らせていただくことになりました。

    「諸々」と「色々」の違い

    「諸々」と「色々」は意味が一緒であり、同じように使えますが「使うシーン」に違いがあります。具体的には、「諸々」のほうが「色々」よりも丁寧な印象を受けるため、ビジネスシーンなどで使えること。特に書き言葉にするときなどは「色々」ではなく「諸々」を使うようにしましょう。「色々」は親しい仲での会話などで使うものなのです。

    例文:色々な人と話してきたけど、やっぱり君が一番だよ。

    「諸々」の使い方と例文集

    「諸々」の使い方と例文集

    「諸々」の意味や類義語・言い換えを覚えていたとしても、実際の使い方を知らなくては意味がありませんここでは「諸々」の使い方、使うときの注意点、例文を紹介します。ビジネスシーンでもよく使う言葉なので、間違ったまま使っていると上司やクライアントから変な目で見られてしまうかもしれません。しっかりと身につけて正しく使いましょう。

    「諸々」の使い方

    「諸々」はビジネスシーンを含む、さまざまな場面で使えます。「諸々〇〇」のように単体で使ったり、「の」をつけて「諸々の〇〇」のように使ったりするのが’一般的です。日本人はあまりものごとをはっきりと表現しないといわれています。その観点から考えると、日本人にとって「諸々」は都合のいい言葉かもしれません。

    「諸々」を使用するときの注意点1「敬語ではないこと」

    「諸々」を使うときには「敬語ではないこと」に気をつけましょう。「諸々」はビジネスシーンでも使われますが、「諸々」自体は敬語ではありません。よって、後ろに敬語をつけて使うようにしましょう。より丁寧に表現したいときには「諸々」を使わずに、ものごとを正確に伝えるようにすることが大事です。

    「諸々」を使用するときの注意点2「謝罪に使わないこと」

    「諸々」を使うときには「謝罪に使わないこと」も注意しておきましょう。なぜなら、謝罪に「諸々」を使ってしまうと、説明を省略していることによって、相手に不快な思いをさせてしまうから。たとえば、「諸々すみませんでした」「諸々申し訳ございません」です。思わず謝罪のときに「諸々」を使ってしまわないように、注意が必要です。

    「諸々」の例文

    「諸々」を使った例文は以下のとおりです。

    ・その他諸々についてはAさんにお任せしました。
    ・諸々、承知いたしました。
    ・諸々のことを考えていたら頭が痛くなってきた。

    「諸々」を英語でいうと?

    「諸々」を英語でいうと?

    「諸々」を英語で表現すると「various」となります。

    例文:Due to various reasons, this year’s field day has been cancelled.(諸々の事情によって、今年の運動会は中止になりました。)

    「諸々」を使った表現

    「諸々」を使った表現

    ここでは「諸々」を使った表現を紹介します。「諸々」はほかの言葉と一緒に使うもの。「諸々」を使っていても、ほかの部分が間違っていては正しい使い方とはいえません。一人前の社会人として生きていくためには、「諸々」を使った表現を間違いなく使うことが大事です。しっかりと頭に入れておきましょう。

    「諸々承知しました」の意味

    「諸々承知しました」は「それらさまざまを聞き入れました/理解しました」という意味です。「承知」とは「知ること」「聞き入れること」「理解して許すこと」などの意味がある言葉。よって、「諸々承知しました」はたくさんのことをいわれて、それらを理解したときに使える言葉です。

    「諸々の事情を考慮して」の意味

    「諸々の事情を考慮して」は「さまざまなことを考えあわせた結果」という意味。「理由」や「根拠」をあいまいにしたいときに使います。ビジネスシーンなどで細かい説明が必要なときに使ってしまうと嫌われますので、使う場面には注意しましょう。

    「諸々ありがとうございました」の意味

    「諸々ありがとうございました」は「さまざまなことについて感謝します」という意味。問題なく使える表現ですが、感謝の気持ちを伝えるときには「感謝の理由」を明確にするのがマナーです。「〇〇していただき、ありがとうございました」とすることによって、より感謝の気持ちを伝えられますので、気をつけましょう。

    まとめ

    「諸々」はあいまいに「多種多様なもの」「数多くのもの」を表現できる言葉です。しかしながら、そのあいまいさゆえにネガティブな印象を与えてしまうこともしばしば。「諸々」は非常に便利な言葉なのですが、使う場面を選ぶ言葉ですので、使う状況や相手などを考慮したうえで使うようにしましょう。

    ビジネス動画チャンネル「先輩と後輩のまよちゃん」

    やたらと会社の先輩に「~してください」と命令してくる後輩

    やたらと先輩に「左様でございます」を使ってくる後輩

    やたらと先輩に「頑張ってください」を使ってくる後輩

    笑いながらビジネス用語やマナーを覚えられる!先輩と後輩のまよちゃんのYouTubeチャンネルはこちら

    この記事が気に入ったら
    フォローしてね!

    よかったらシェアしてね!
    URLをコピーする
    URLをコピーしました!
    目次
    閉じる