「気が引ける」の意味と使い方とは?例文や英語表現・類語・対義語も解説

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    「気が引ける」という表現をご存知でしょうか。 比較的頻繁に使われる言葉であるため、その意味や使い方を正確に把握することは大切なことです。今回は「気が引ける」の正しい意味と使い方に加え、例文や英語表現・類語や反対語について解説します。

    目次

    「気が引ける」の意味とは?

    「気が引ける」の意味とは?

    「気が引ける」という表現を聞いたことはあるでしょうか。ビジネスシーンに加え日常生活においても、登場することが多い言葉であるといえます。ここでは「気が引ける」の意味についてと、どのような気持ちになったときに使うのが適切なのかを解説します。さっそく見ていきましょう。

    「気が引ける」の意味は「引け目を感じる」

    「気が引ける」の意味は引け目を感じるという意味です。端的にいうと「遠慮したい気持ちになる」「積極的になれない」といった心理的な状況を表現する言葉です。「気が引ける」という言葉の語源は、「引けをとる」になります。この言葉には劣っている物を取るという意味があり、転じて気持ちが引っ込んで遠慮してしまった状態を表現しています。

    「後ろめたさ」を感じているときに使う

    「気が引ける」を使うときのタイミングとしては、「後ろめたさ」を感じているときに使うと適切です。ある物事に対して積極的になれないとき、その原因として後ろめたさや良心の呵責などが存在することがあります。 ここでポイントとなるのが、世間一般的に見て道徳的に反する行為でなかったとしても、本人が良心の呵責を感じてしまえば「気が引ける」という表現を使っても問題ありません。例えば友人が苦しい思いをしているときに自分だけ楽しい旅行に行けないなど、個人の事情によっても「気が引ける」と感じるタイミングは異なります。

    「気が引ける」の類義語・言い替え

    「気が引ける」の類義語・言い替え

    ここでは、「気が引ける」の類語・言い換え表現を紹介します。気が引けるに加えこれから紹介する類語表現に共通するのは、「物事に積極的になれない気持ち」です。物事に積極的になれない心理状態はさまざまありますが、言葉の持つ意味によって表現できる幅は異なります。類語表現をおさえることで、今よりも日本語の語彙を増やしていきましょう。

    「遠慮する」

    「遠慮する」には、「人に対して言葉や行動を包み控えること」を指します。 何か行動することに対して積極性を持たない態度であることは、「気が引ける」と同様です。異なる点を挙げるとすれば、行動に積極的になれない理由が後ろめたさや良心の呵責によるものではないという点です。使うタイミングは、その場の状況やマナーによって慎み控えるべきであるという社会的常識に基づいた判断をしたときが多いです。例えていうと、「年長者を立てるために自分の意見を述べることを遠慮する。」や「禁煙ルームのため、タバコを吸うことは遠慮した。」など社会的常識にのっとって判断を下した場合に「遠慮する」という言葉を使います。

    「引け目を感じる」

    「引け目を感じる」は「気が引ける」 の由来になっている通り、良心の呵責などによって自分の行動を慎みたくなる気持ちを表現しています。またもう一つのニュアンスとして、「周囲よりも自分が劣っていると感じること」も挙げられます。「周りの演技が上手すぎて、オーディションの前に引け目を感じてしまった。」というような使われ方をします。

    「気後れする」

    「気後れする」には、「恥ずかしくなったり緊張したりすることで、気持ちが沈んだり心が動揺したりすること。」を指します。この心理状態に陥ったときは、積極的に行動ができなくなるのは容易に想像がつきます。先ほど紹介した引け目に感じると、ほぼ同じ意味の言葉と考えて問題ないでしょう。

    「気が引ける」の対義語

    「気が引ける」の対義語

    これは気が引けるの対義語について紹介します。これらの対義語に共通する性質は「積極的に物事に取り組むメンタリティー」です。「気が引ける」とそれに類する言葉は、原因はさまざまあるものの「積極的に行動をとらない」心理状況を表すものでした。そういったニュアンスの反対の言葉はどのようなものがあるのか、さっそく見ていきましょう。

    「怖い物知らず」

    「怖い物知らず」とは、「自信に満ちて何ものにも恐れないこと」を指します。物事を進める上で何らかの恐怖にとらわれていては積極的な行動ができなくなります。一方、自身に満ち溢れていてうまくいかないリスクが見えていないと無鉄砲に物事を進められます。「怖いもの知らず」は世間を知らない若者が無茶な挑戦をするのを揶揄するときに使われることが多いです。例えば、「怖いもの知らずの若者」というように リスクを推し量れない未熟者を表現するときに使われます。

    「物怖じしない」

    「物怖じしない」とは「恐れを抱かず勇敢であるさま」を表現する言葉です。 先ほど紹介した「怖いもの知らず」とほぼ同じ意味であると考えてよいでしょう。異なる点があるとすれば、「物怖じしない」という表現の方が「勇敢である」というニュアンスを含んでいます。つまり「怖いもの知らず」の場合は「リスクが見えていない」というニュアンスを含み、「物怖じしない」の場合は「勇敢である」という特徴がフォーカスされています

    「気が引ける」を英語でいうと?

    「気が引ける」を英語でいうと?

    「気が引ける」の英語表現を紹介します。「気が引ける」という心理状態は、普段生活していれば誰もが経験したことがある感覚ではないでしょうか。その感覚は万国共通で、「気が引ける」を表した英語表現も多数存在します。その中でも代表的なものを2つピックアップしましたので、見ていきましょう。

    「ashamed」

    「ashamed」は「気が引ける」の英語表現になります。 実際に使われるのは熟語表現の「be ashamed to」です。例文としては「I am ashamed to go out, dressed like this.」で「こんな格好で外出するのは気が引ける。」などがあります。この表現の他の日本語訳としては「気後れする」なども適切でしょう。

    「unwilling」

    「unwilling」も「気が引ける」の英語表現として適切です。熟語表現としては、「be unwilling to」となり、一般にはこの表現で使われます。例文は「 I am unwilling to leave.」で、「いやいやながら去る。」という表現になります。 この言葉の反対の表現として「be willing to」があり、「物事を進んで行う」という意味になり、この表現の例文は「I’m willing to come again.」で「喜んでまた来ます。」となります。このように「willing」の頭に否定語の「un」をつけることで反対の意味を表現できるようになるのです。

    「気が引ける」の使い方と例文集

    「気が引ける」の使い方と例文集

    最後に「気が引ける」の使い方と例文について紹介します。この言葉は日常生活やビジネスシーンにおいても多用されるため、 正しい使い方や注意点を把握しておくことが非常に大切です。「気が引ける」の使い方に加えて、使うときの注意点、例文をいくつか紹介します。正しい日本語が使えるよう、覚えていきましょう。

    「気が引ける」の使い方

    「気が引ける」の使い方としてタイミングは大きく分けて2つあります。1つ目は後ろめたいことがあるとき、2つ目は自信がないときです。1つ目の後ろめたいことがあるときは、今から行おうとする物事に対して罪悪感があり、乗り気で取りかかれない心理状態を表しています。罪悪感の種類は、一般的な社会的常識はもちろんのこと、個々人の事情も含まれます。

    2つ目の自信がないときは、周囲と自分を比較してしまい、気後れしている心理状態のときに使えます。この気持ちには周りと比較されて劣っている自分が恥ずかしいというマイナスな気持ちが見え隠れします。この2つの心理的な背景を意識しながら、「気が引ける」を使えるようになるとよいでしょう。

    「気が引ける」を使用するときの注意点

    「気が引ける」を使うときには、「遠慮する」とのニュアンスの違いに注意しましょう。「遠慮する」の場合、 物事に積極的になれない理由は社会的な常識やマナーになります。一方、気が引けるの場合は罪悪感や良心の呵責が原因です。混同して使ってしまっても最終的な意味合いは同じになりますが、自分の心理状況を正しく表現するための使い分け方として覚えておいてもよいでしょう。

    「気が引ける」の例文

    「気が引ける」の例文を紹介します

    「後ろめたいことがある場合」
    ・東日本大震災が来て10年が経つ今日の日に、お誕生日会をするのは気が引けて仕方がない。
    「自信がない場合」
    ・ まだ経験も浅い私が、責任ある立場に任命されるのは気が引けてしまう。

    まとめ

    「気が引ける」には「引け目を感じる」という意味があります。物事に積極になれない理由として、「後ろめたさを感じている」場合と「自分に自信を失っている」場合があります。また、2回目の言葉として「遠慮する」などがあります。どのような心理的背景により物事に積極的になれないかといったところに注目しながら、これらの言葉を使い分けられるようになるとよいですね。

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