「同伴」の意味と使い方とは?アフターとの違いや類語・英語・例文も解説

同伴
目次

「同伴」の読み方と意味

「同伴」の読み方と意味

「同伴」の読み方は「どうはん」です。また、意味は「一緒に連れ立っていくこと」です。

「同伴」の「伴」は「ともなう」や「連れ」という意味がある漢字です。

「同伴」の使い方と例文

「同伴」の使い方と例文

「同伴」には、イメージにある水商売の「同伴」という使われ方以外でもさまざまな場面で利用されている言葉です。ここでは、「同伴」の使い方と例文を紹介します。

「一緒に行くこと」という意味で用いられる

「同伴」はその意味にある通り、「一緒に行くこと」という意味で用いられます。よく聞く言葉としては「子供同伴」や「家族同伴」などがそれにあたります。

例えば、レストランなどで「お子さまの同伴はご遠慮ください。」などの記載がある場合は「子供が一緒だと入れないレストランです」という意味になります。
このように、「同伴」には一緒に行く対象者が前に明記されることが基本的な使われ方です。

以下に例文を紹介します。
・お子様同伴の場合、入場料が追加で発生します。
・このアトラクションは保護者同伴でご利用いただけます。
・明日のアポイントメントは君に同伴してもらいたい。

「同伴者」は2つの使われ方がある

「同伴する人」という意味で用いられる「同伴者」には、2つの意味が存在します。一般的な「一緒に行くこと」から派生した意味とはまた別の意味もありますので、ぜひこの機会に覚えておきましょう。

「一緒に行く人」という意味

ひとつ目の意味は「一緒に行く」という意味の「同伴」から派生した「一緒に行く人」という意味です。日常生活でもよく耳にする「同伴者」はこちらの意味で用いられることが多いでしょう。

「思想的に共鳴した人」という意味

「同伴者」には「思想的に共鳴した人」という意味もあります。

思想的に共鳴するとは、他の人の思想運動などに同意や賛同をすることを指します。ただし、「同伴者」は思想に共鳴はしつつも積極性低く、受動的に協力する程度にどどまる人を指す言葉です。似た言葉としては「同調者」が近しいでしょう。

「同伴者文学」とは?

「同伴者」から生まれた言葉として、「同伴者文学」という用語があります。

「同伴者文学」とは、1920年代のロシア文学で生まれた「社会主義革命に賛同しながらもプロレタリア的世界観には同調できない意向を示した文学」そのものを指す言葉です。

同伴者文学として代表的なのは、エセーニン、レオーノフ、フェージン、ピリニャークなど、タイプの異なる作家たちがあげられます。

水商売における「同伴」の使われ方は?

水商売における「同伴」の使われ方は?

水商売で耳にする「同伴」という言葉も基本的には「一緒に行くこと」という意味ですが、水商売ではもう少し限定的な意味で用いられています。

ここでは水商売で使われる「同伴」の意味と、似通った言葉として登場する「アフター」との違いを説明します。

「同伴」とは?

水商売で用いられる「同伴」とは、水商売を生業としている人がお店の営業時間前にお客様とご飯などに行き、そのあとに来店してもらうことを指します。

「同伴」には「店前同伴」や「賭け同伴」といったいくつかの種類がありますが、いずれも共通することはお客様とともに来店(出勤)することを指す言葉として用いられます。

「アフター」との違い

「同伴」と対になる言葉として「アフター」という用語も水商売には存在します。

「アフター」とは、水商売の営業時間終了後に、来店してくれていたお客様とともに店を出て別のお店で食事や二次会を行うことを指す言葉です。

「アフター」は出勤前ではなく、営業時間後にお客様との時間を設ける点が「同伴」との違いです。また、お店によってはトラブルを避けるためアフターを禁止している場合もあります。

「同伴」の類義語・言い換え表現

「同伴」の類義語・言い換え表現

「同伴」は日常会話やビジネスシーンでも気軽に用いられる言葉です。ここでは、「同伴」を言い換えたい場合、どのような表現があるのかをみていきましょう。

類義語1.「随行」

「随行」は「ずいこう」と読み、同伴のように連れ立って歩くことを意味しますが、主に自分よりも目上の人に付いていく場合に用いられる言葉です。

「随行」に似た表現では「お供する」という言葉があります。「随行」は後輩や部下と一緒に行く場合には用いられない表現ですので注意しましょう。

・新年の挨拶回りでは社長に随行することになった。
・首相の海外訪問に随行する。

類義語2.「同行」

「同行」は主導する人がいる状況でその人に付いていくことを意味します。

ビジネスシーンでは「同伴」とほとんど同じ意味で用いられますが、具体的な意味の違いとしては主導する人の有無によります。また、「同行」の場合は主導権を握っているのは同行する相手側であり、自分は付いていく立場の際に使われる言葉です。自分が主導する外出には用いられない言葉ですので、注意しましょう。

・部長の得意先訪問に同行させてもらえることになった。
・営業サポートの立場として、部下に外出に同行する予定だ。

類義語3.「帯同」

「帯同」は自分が主導した状態で他の人を一緒に連れて行くことを意味します。

「同行」との意味の違いが複雑ですが、この「帯同」は主導する人が自分であり、相手を連れて行く立場の際に使われる言葉です。相手が主導している外出には用いられない言葉であることを理解しましょう。

・部下を帯同して営業に行く。
・今日の訪問は先輩に帯同してもらえることになった。

「同伴」の英語表現

「同伴」の英語表現

「同伴」を英語で表現する場合、どのような表現が適切か悩まれる方もいると思います。ここでは一般的な「同伴」の意味である「一緒に連れ立っていく」もしくは「一緒に連れ立っていく人」という表現に焦点をあてて英語表現を解説します。

「同伴」を英語でいうと?

まずは「同伴する」を英語で表現したい場合について説明します。「同伴」は一緒に行くことですので、以下の2つの表現が一般的に用いられます。

英語表現1.「go with〜」

英会話として日常的に利用される表現は「go with〜」です。例えば、「明日は上司も同伴する予定です」を「go with〜」を用いて表現した場合、「I plan go with my boss tomorrow.」となります。

また、「go with〜」は比較的砕けた表現のため、社内や親しい取引先などに限定して用いるのがよいでしょう。

英語表現2.「accompany」

「go with」よりも丁寧な表現をしたい場合は「accompany」という英語表現を用いましょう。

「accompany」は「ついていく、同行する」という意味の英語表現で、「A accompany B」で「AがBに同行する」という意味で使われます。かしこまった場面で利用できる表現のため、ぜひ覚えておきましょう。

「同伴者」を英語でいうと?

「同伴者」は「同伴」とはまた違った英語表現が必要となる言葉です。

「一緒に連れて行く人」という意味での「同伴者」を英語でいう場合の一般的な表現についても覚えるとよいでしょう。

英語表現1.「companion」

「同伴者」と同じ意味で用いられる英語表現の一つが「companion」です。

日本語でコンパニオンは宴会などで接待をする女性のことを指すことが多いですが、英語の場合は単に「同伴者」としての意味で用いられる言葉です。また、「companion」は「旅の同行者」などのニュアンスが含まれる言葉でもあるため、会話の内容によって解釈の幅を持たせる必要があります。

英語表現2.「attendant」

「同伴者」という意味で用いられるもう一つの英語表現が「attendant」です。

「attendant」には「随行者」や「付き添い」という意味が含まれますので、対等な立場である「同伴者」よりも「同行」や「帯同」に近しい表現であることに注意して使う必要があります。

まとめ

「同伴」は水商売以外にも、広く日常的に用いられる表現です。ビジネスシーンでも、「同行」や「帯同」とあわせて適切な場面で使い分けができると便利です。意味の違いを理解して、「同伴」を利用できるようになりましょう。

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