「感無量」の意味と使い方とは?語源・英語・類語も例文解説

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    「感無量」の正しい使い方を知っていますか?「感無量」を知っていると社会人として会話の厚みが変わります。ここでは「感無量」の使い方を意味や例文・英語・類語とともに解説。しっかり覚えて、社会人としてレベルアップを果たしましょう。

    目次

    「感無量」の読み方

    「感無量」の読み方

    「感無量」は「かんむりょう」と読みます。まれに読み方につられて「感無料」と書いてしまうひとがいるので、漢字の書き方にも注意しましょう。

    「感無量」の意味とは?

    「感無量」の意味とは?

    「感無量」は「心に深く入るようなしみじみとした気持ちがはかりしれないほど大きい」という意味です。「感謝」を直接的に意味するものだと勘違いしてしまうことも多いため、注意しましょう。

    「感無量」の由来・語源

    「感無量」の由来・語源

    ここでは「感無量」の由来・語源を紹介します。実は「感無量」は「感慨無量」の略語。由来や語源を正しく知っていることで、「感無量」自体を正しく使えるようになります。逆に知らないままにしていると、使い方を間違ってしまうかも。「感無量」の由来・語源を押さえることで、確かな知識を定着させましょう。

    「感無量」は「感慨無量」の略

    「感無量」は「感慨無量」を略した言葉です。よって、「感無量」と「感慨無量」の意味は完全に一致しており、「はかりしれないほど心に染み入る気持ち」という意味を持っています。

    「感慨」の意味

    「感慨」とは「心に深く感じ、しみじみとした気持ちになること」「またはその気持ち」のことを指しています。「感慨」を記述する際には、似ている「感概」と表記してしまわないように気をつけましょう。

    「無量」の意味

    「無量」とは「はかれないほど大きいこと」を指します。漢字文化圏における名前のついた最大の単位である「無量大数(むりょうたいすう)」の「無量」であることを頭に入れておけば、「無量」の意味はスッと出てくるはずです。

    「感無量」の類義語・言い換え

    「感無量」の類義語・言い換え

    ここでは「感無量」の類義語・言い換えを紹介します。「感無量」は略語ですので、場合によっては言い換えた方が適切なことも。しかし、類義語や言い換えを知らないままにしていると、いざというときに使えません。社内やお客様との会話では途中でネット検索ができません。しっかりと「感無量」の類義語・言い換えを頭のなかに入れておきましょう。

    「感無量」の類義語1「感慨多端」

    「感無量」の類義語1つ目は「感慨多端」です。「感慨多端」は「かんがいたたん」と読み、「心に深く感じることが多い」という意味。「多端」自体は「複雑で多方面に広がっていること」を指します。

    例文:幼いころから好きだった人と結ばれて感慨多端だ。

    「感無量」の類義語2「感慨深い」

    「感無量」の類義語2つ目は「感慨深い」です。「感慨深い」は「しみじみと感じ入る」という意味。「風情がある」「趣がある」といった「しみじみ」ではなく、多く苦しみや思いがあるなかでの達成感など「言い表せない気持ち」を表現するものです。また、「考え深い」とは意味も使い方もまったく違いますので、混同しないように気をつけましょう。

    例文:やっとの思いで優勝を掴み取れて感慨深い。

    「感無量」の類義語3「感慨にふける」

    「感無量」の類義語3つ目は「感慨にふける」です。「感慨にふける」は漢字で「感慨に耽る」と書き、「感慨にひたる」「しみじみ思う」という意味になります。「ふける」自体は「熱中する」「他のことを忘れて一つのことに夢中になる」という意味です。

    例文:懐かしい光景を目にして感慨にふける。

    「感無量」の類義語4「万感の思い」

    「感無量」の類義語4つ目は「万感の思い」です。「万感の思い」は「ばんかんのおもい」と読み、「一瞬にして湧き上がるさまざま感情」のことを指しています。「感慨に深い」と同じように使われる言葉です。

    例文:大学を卒業して、万感の思いがこみ上げるあまり涙を流した。

    「感無量」の類義語5「心にしみる」

    「感無量」の類義語5つ目は「心にしみる」です。「心にしみる」は「しみじみと感慨深さを感じるさま」を表現した言葉。「時間が経過するごとに段々とこみ上げてくる感情」にたいして使われます。

    例文:この心にしみるような気持ちな何なのだろうか。

    「感無量」は目上の人にも使える?

    「感無量」は目上の人にも使える?

    「感無量」は目上のひとにも使えるでしょうか?「感無量」は「感慨無量」の略語ですので、目上のひとにたいして使ってもいいか迷いがちです。ここでは「感無量」を目上のひとに使ってもいいのかを解説。正しい知識を身につけておくことは、自分を守ることにもつながります。「感無量」が目上のひとに使えるのか、使うときにはどのように使うのが適切なのかを覚えて、ビジネスマンとしての成長を果たしましょう。

    「感無量」は目上の人にも使える

    「感無量」は目上のひとにも使える表現です。「感動」「感激」を表すときに使う表現で、以下のように丁寧な言い回しに変えて使うようにしましょう。

    ・感無量です
    ・感無量になります
    ・感無量でございます

    ひとくくりに目上のひとといっても、さまざまな距離感が想定されますので、以上の3つの表現はすべて頭に入れておくといいでしょう。

    「感無量の極み」はさらに意味を強調した言い方

    「感無量」の意味をより強調した言い方をしたい場合には「感無量の極み」を使いましょう。「極み」とは「ある物事が限りなく大きいこと」を意味しています。よって、「感無量」が「このうえないくらいに大きい」ことを伝えられます。

    「感無量」の使い方と例文集

    「感無量」の使い方と例文集

    「感無量」の意味や由来を知っていても使い方を知らなくては意味がありません。使い方を知らないまま知識だけがついてしまうと、どうしても間違った用法で「感無量」を使いがち。ここでは「感無量」の使い方や注意点、例文を紹介します。使い方をマスターすることによって、ビジネスシーンや日常生活でも「感無量」を正しく使えるようになりましょう。

    「感無量」の使い方1「感無量です」

    「感無量」の最も一般的な使い方は「感無量です」「感無量だ」です。ストレートに自分自身の感慨深い気持ちを表現できます。前述の通り、目上のひとにたいしてもっと丁寧に伝えたい場合には「感無量になります」「感無量でございます」を使うようにしましょう。

    「感無量」の使い方2「感無量の面持ち」

    「感無量」は「感無量の面持ち」という形でも使われることがあります。「面持ち」とは「ある感情が表れている表情」のこと。「感無量が表情にまで溢れ出ている様子」を指しています。

    「感無量」を使用するときの注意点1「マイナス感情には使わない」

    「感無量」を使うときには「マイナスな感情には使わない」ように注意しましょう。なぜなら、現代においては「感慨」をネガティブな表現として使わないから。どうしようもなく悲しい気持ちを表現するときには「胸が張り裂けるおもい」などを使いましょう。

    「感無量」を使用するときの注意点2「二重表現に注意」

    「感無量」を使うときには「二重表現」にも注意が必要。たとえば「感無量の思い」や「感無量でいっぱい」はNG。なぜなら「感無量」がすでに「しみじみとした思いがいっぱいであること」を指しているから。「感無量の気持ちがでいっぱいです」という表現に至っては言語道断です。二重敬語などの二重表現は日本語として間違っているとされているので、使う際には注意しましょう。

    「感無量」を使用するときの注意点3「何度も使わない」

    「感無量」は「何度も使わない」のが鉄則。なぜなら「感無量」はあまり出ることがない感情だから。「感無量」を多用していると、だんだん意味合いが薄くなってしまいます。「感無量」を使うのはいざというときだけにしておいて、何も使うのは控えましょう。

    「感無量」の例文

    「感無量」を使った例文は以下の通りです。

    ・私が日本代表に選ばれるなんて感無量だ。
    ・部長に褒めていただけるなんて感無量です。
    ・感無量でございます。本当にありがとうございました。

    「感無量」を英語でいうと?

    「感無量」を英語でいうと?

    「感無量」を英語でいうと「deeply move」になります。「deeply」は「深く」という意味の副詞、「move」は「感動させる」という動詞です。

    例文:I won the national championship, and I’m deeply moved.(全国大会で優勝できて感無量だ。)

    まとめ

    「感無量」は「感慨無量」の略語で「しみじみとした気持ちでいっぱいだ」という意味です。嬉しい気持ちがこのうえないときに使う言葉で、ビジネスシーンなどでも使うことができる言葉。「感無量」を使えるようになると、人間としての味が出てきます。ぜひ使えるようになりましょう。

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