「飼い殺し」の意味や特徴とは?会社での使い方や類語・英語表現も例文解説

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    「飼い殺し」という表現をご存じですか?「飼い殺しにあっている」とはどのような状態なのでしょうか。今回は「飼い殺し」の意味と使い方、類語や英語表現に加え、会社員の飼い殺しについても解説します。当てはまる点があれば対策していきましょう!

    目次

    「飼い殺し」の意味とは?

    「飼い殺し」の意味とは?

    「飼い殺し」という言葉を聞いたことはありますか。「殺す」という言葉が入っていることから、よい意味ではないことは明白です。ここでは「飼い殺し」という言葉の意味と人間関係において生じる「飼い殺し」について紹介します。「飼い殺し」の意味を明確に理解していないという方は必見です。さっそく見ていきましょう。

    「能力を活かせないような地位や職場に雇っておくこと」

    「飼い殺し」の意味は「雇用しておきながらも、従業員が力を発揮できるような仕事を与えないこと」を表します。規模の大きな会社で起こりがちな状況であるといえます。最終的には従業員の精神病や早期退職につながることもあるため、 早めの対策を講じることが重要です。ビジネスシーン以外においても、「飼い殺し」の状況は発生してしまいます。次は恋愛における飼い殺しについて考えていきましょう。

    恋愛でも「飼い殺し」は起きる

    恋愛における飼い殺しとは、「恋人らしいことは一切ないのにもかかわらず、別れようとしない」状況をいいます。会社などにおける飼い殺しと状況は似ています。恋人関係は雇用主と従業員という関係ではありませんが、お互いに満足のいくふるまいができていない環境が醸成されているという面においては同じであるといえます。ここで重要になるポイントは、相手が何を求めているのかというのを正確に把握することです。相手としっかり向き合うことが大切です。

    「飼い殺し」の類義語・言い替え

    「飼い殺し」の類義語・言い替え

    「飼い殺し」の類義語を2つ紹介します。ここで紹介するのは「蛇の生殺し」と「宙ぶらりん」の2つの言葉です。これらの言葉は共に「どっちつかずの中途半端さ」をニュアンスとして持っています。近い意味の言葉を理解することで、語彙の幅を広げることが可能です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

    「蛇の生殺し」

    「蛇の生殺し」とは、「物事に決着をつけず相手を苦しめること」を表しています。飼い殺しとほぼ同じ意味の言葉で、その由来は「蛇にとどめを刺さずに少しだけ息を残して苦しめている状態」からきています。そこから転じて、「生きるとも死んでいるともいえないどっちつかずの状態で苦しめること」を表すようになりました。会社員の飼い殺しもこれと近いものがあるといえます。

    「宙ぶらりん」

    「宙ぶらりん」は「どっちつかずで中途半端であること」を表す言葉です。「飼い殺し」や「蛇の生殺し」よりはマイルドな表現になります。とはいえ「中途半端さ」という意味はあるため、これらの言葉の類義語になります。「宙ぶらりん」という言葉は日常会話とビジネスシーンどちらにおいてもよく使われる言葉になります。

    「飼い殺し」の対義語

    「飼い殺し」の対義語

    「飼い殺し」の対義語を紹介します。紹介する言葉は「自己裁量」と「自由闊達」の2つです。これらの言葉に共通しているニュアンスは「自由」になります。「飼い殺し」は自由を奪われている状態を表しています。「自己裁量」と「自由闊達」は、その状態から解放された様子を端的に表現している言葉になります。 対義語を理解することで、相対的に言葉のニュアンスを把握できるようになります。しっかりおさえていきましょう。

    「自己裁量」

    「自己裁量」とは「自分で判断し処理すること」を指します。これは仕事においてよく使われる言葉で、自己判断で仕事を進めることを表している言葉になります。自由度が高くなる分、責任がつきまとうため自己裁量のある仕事がよいかどうかは、それぞれの性格によるでしょう。自由度が高まるにつれ、責任が重くなるのはこの2つはトレードオフの関係にあるからです。一ついえることは、大きな責任を背負ってでも自己裁量で仕事を進めるやり方のほうが、自己の成長につながります。

    「自由闊達」

    「自由闊達」という言葉は「小さなことにはこだわらず、のびのびと振る舞うこと」という意味があります。はきはきとした性格の人はこの「自由闊達」というイメージにしっくりくるでしょう。「周囲からどう思われるか気にしない性格」や「過去のしがらみにとらわれない考え方」というのが、「自由闊達」のイメージに近いといえます。

    会社員の「飼い殺し」

    会社員の「飼い殺し」

    現代の日本において会社員の飼い殺しはいたるところで起きています。人間関係のもつれから、能力に見合わない仕事を延々とさせられているケースがその典型例です。精神的な苦痛につながる可能性もあるため、もし自分がそういう状況に置かれていると気付いたらどのようにして身を守るべきかを知っておくべきであるといえます。ここでは飼い殺しの事例や飼い殺しにする人の特徴、また飼い殺しから抜け出すためにどうしたらいいかについて徹底的に解説します

    会社員の「飼い殺し」具体的事例

    「飼い殺し」が起きてしまう温床として、職場の人間関係の悪さが挙げられます。モラハラやパワハラが横行していたり、一部の上司に権限が偏っているなどの問題がある職場で精神的に不健康な組織になっていることが多いです。体制側が気に入らないとなれば、仕事や勤務地を恣意的に帰られることもしばしば起きてしまいます。このような環境で働きたい人はいないでしょう。もしこういう環境で働いている場合は早期に離脱することをおすすめします

    「飼い殺し」をする人の特徴

    「飼い殺し」をしてしまう人にはどのような特徴があるのでしょうか。自分に自信がなかったり嫉妬深かかったり、また飼い殺しをすることで自分の優位性を保とうとしたりするなどといった心理的傾向が挙げられます。いずれにしても飼い殺しをしている側には「恐れの気持ち」が根深く存在していることがわかります。自分が噛まれないように先に噛んでおくという考え方が動機になっているのでしょう。また飼い殺しの状況を作ることで、反抗勢力の抑止力にするというずる賢い考え方もあります。

    「飼い殺し」状態を抜け出すために

    飼い殺しにされている状況を抜け出すために、最もオススメの方法は転職活動を始めることです。自分の市場価値を知るだけならばにリスクにはなりません。規模の大きな会社の場合、他の部署へ異動希望を出すことも有効な解決手段になります。長いこと飼い殺しにあっていて、成長する機会を奪われたり精神的な病気にかかってしまったりすることの方が大きなリスクであるといえます。働きやすい環境を求めて、積極的な行動をとるようにしましょう。

    「飼い殺し」を英語でいうと?

    「飼い殺し」を英語でいうと?

    「飼い殺し」の英語表現について2つ紹介します。英語圏での表現方法を覚えておくことで、海外に行った時に役に立つことがあるかもしれません。さっそく見ていきましょう。

    「keeping a pet till it dies」

    直訳すると「家畜を死ぬまで飼うこと」という意味になります。直接的な表現になりますがそのニュアンスは日本語の「飼い殺し」と同じであると考えてよいです。

    「just keep somebody on the payroll」

    「just keep somebody on the payroll」という英語表現でも飼い殺しを表現できます。 「payroll」は「従業員名簿」という意味で、直訳すると「従業員の名前を名簿に控えてあるだけ」つまり「雇うだけ雇って、役に立つ仕事を与えていない」という意味になります。この状態をまさに飼い殺しと言います。

    「飼い殺し」の使い方と例文集

    「飼い殺し」の使い方と例文集

    飼い殺しは日常生活においてもある程度の頻度で使われる言葉になります。ビジネスシーンにおいても飼い殺しは存在し、この「飼い殺し」という言葉をきちんと認識し理解することで社会や職場の空気を正しく読めるようになります。言葉の理解は状況の理解に繋がるので、意味や使い方をおさえていくようにしましょう

    「飼い殺し」の使い方

    「飼い殺し」は「飼い殺しにする」や「飼い殺し状態」というような使われ方をします。実力がある会社員がそれ以下の仕事にあてがわれている状態を指して、「飼い殺し状態」などと表現することがあります。このような状況は雇用主にとっても従業員にとっても好ましい事ではありません。

    「飼い殺し」の例文

    「飼い殺し」の例文を2つ紹介します

    ・彼は非常に優秀なはずなのに単純作業しかしていない。俗にいう飼い殺し状態だな。
    ・あそこの部署のトップは、気に入らない部下を飼い殺しにして退職へ追い込んだことがある。

    まとめ

    「飼い殺し」という言葉は「能力を活かせないような地位や職場に雇っておくこと」という意味がありました。仕事や職場といったビジネスシーン以外にも、恋愛などの一般的な人間関係において飼い殺しの状況は起こる可能性があります。仕事などをしていて自分が飼い殺しに合っていると感じることがあるなら、転職活動や部署を異動するなど必要な手段を講じるべきです。精神的な苦痛を味わったり、成長の機会を奪われたりしないようにしましょう。

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