「キャパオーバー」の意味と使い方とは?類語・英語表現や特徴も解説

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    「キャパオーバー」という言葉を聞いたことはありますか?ビジネスシーンだけでなく、日常会話でも使われる和製英語です。「キャパオーバー」の使い方や言い換え表現に加え、「キャパオーバー」のサインについても解説します。

    目次

    「キャパオーバー」の意味とは?

    「キャパオーバー」の意味とは?

    「キャパオーバー」は「自分の能力の限界を超える」や「入れ物や建物の収容能力を超える」ことを意味します。「キャパを超える」という表現もありますが、この表現も「キャパオーバー」と同じ意味で使われています。どちらも、ややフランクな場面で使われる言葉なので、かしこまった場面で使うには適していません。のちほど紹介する類義語なども参考に、適切な表現を選択して使い分けるようにしましょう。

    「キャパオーバー」の由来・語源

    「キャパオーバー」の由来・語源

    「キャパオーバー」の由来について紹介します。

    「キャパオーバー」は和製英語

    「キャパオーバー」は和製英語で、「キャパシティオーバー」を略した言葉です。キャパシティ(capacity)は、「容量」という意味の英語からきており、オーバー(over)は、「超える」という意味を持つ英語からきています。

    英語での正しい表記は「over capacity」

    和製英語の「キャパオーバー」と同じ意味を英語で表す場合の正しい表記は「over capacity」です。「over capacity」は、物理的に「入れ物や建物の収容能力を超える」という意味を指します。「仕事で忙しく、自分の処理能力を超える」状態を表す場合には「圧倒される」という意味の「overwhelmed」を使い「overwhelmed by work」と表現するとよいでしょう。

    「キャパオーバー」の使い方と例文集

    「キャパオーバー」の使い方と例文集

    「キャパオーバー」は日常会話やビジネスのシーンなど、幅広い場面で使われる言葉です。正しい使い方について、例文を交えて詳しく説明します。

    「キャパオーバー」の使い方

    「キャパオーバー」は、物理的な容量を超えたときに使う場合と、忙しくて処理能力を超えることを表すときに使う場合があります。ビジネスで使われる場合には、どちらかといえば後者の「忙しくて処理能力を超える」という意味で使われる方が多いといえるでしょう。

    「キャパオーバー」の例文

    「キャパオーバー」の例文を以下に挙げます。
    ・繁忙期に入り仕事が忙しく、キャパオーバーしそうだ。
    ・新入社員は、仕事に慣れておらずいっぱいいっぱいになりがちなので、キャパオーバーしないようフォローが必要だ。
    ・キャパオーバーする前に相談してほしいと先輩に言われて助かった。
    ・売れ残った商品があふれ返っていて、倉庫がキャパオーバー寸前だ。
    ・兄の収集癖のせいで物が多く、家がキャパオーバーしそうだ。

    「キャパオーバー」に陥っている人の特徴やサインとは?

    「キャパオーバー」に陥っている人の特徴やサインとは?

    自分の仕事場で「キャパオーバー」に陥っている人や「キャパオーバー」寸前の状態になっている人がいたら、仕事に重大な支障をきたす前に、気づいてなんとかしてあげたいと思うのではないでしょうか。「キャパオーバー」に陥っている人の特徴やサインを紹介します。自分の周りにこのような状態に陥っている人がいたら、手助けしてあげるとよいでしょう。

    些細なミスが増える

    「キャパオーバー」に陥ると、普段よりもミスが増えるとされています。例えば、パソコンで文章を作成する際、タイピングミスが頻繁に起きていたり、忘れ物が多くなったりしやすくなります。細かいミスで済んでいるうちに、手を貸してあげるようにしましょう。

    笑顔が少なくなる

    「キャパオーバー」になると、自分の仕事などに精一杯で、物事を楽しむ余裕がなくなってしまいます。その結果、周りがみんな楽しんでいるような場面でも楽しめず、笑顔が少なくなります。精神的に追い詰められている状態だといえるでしょう。

    体調不良に陥る

    「キャパオーバー」の状態が続くと、無理をして仕事に打ち込む時間が増えるため、心身ともに追い詰められ、体調を崩してしまうこともあります。場合によっては突然倒れてしまうこともあるので、限界まで追い詰められる前に、周りの人に相談し、適度な休息を取ることが重要です。

    「キャパオーバー」になったときの対処法とは?

    「キャパオーバー」になったときの対処法とは?

    ビジネスの場面では、頼まれた仕事を断りづらい場面も多く、たくさんの仕事を抱えてしまい「キャパオーバー」になってしまうことがあります。真面目な人ほど「自分がやらなければ」という責任感から、いつの間にか「キャパオーバー」の状態に陥ってしまいがちです。もしも自分が「キャパオーバー」の状態に陥ってしまった場合、どうすればよいのでしょうか。その対処法をいくつか紹介します。自分だけでなく、周りの人が「キャパオーバー」になっている場合にも、これらの対処法をおすすめしてあげましょう。

    休息をとる

    「キャパオーバー」に陥ったとき、休息をとるのが基本的な対処法となります。忙しくて仕事に追われている場合、精神的な余裕がなくなるだけでなく、体調面でも不調に陥りやすいといえます。体調が崩れると、作業効率が下がることもあるので、短時間でも心と身体を休めるために休息をとることが重要です。短い休息であっても、気分転換になり、問題解決の方法が見つかるかもしれません。

    相談する

    仕事に没頭していると忘れがちなことではありますが、仕事は本来自分ひとりで行うものではなく、チームで進めるもののはずです。「キャパオーバー」に陥りやすい人は、完璧主義な傾向があることも多く、自分ひとりで何とかしようと抱え込んでしまう人も多いようです。「キャパオーバー」に陥ってからでは、周りの人に余計に迷惑をかける事態にもなりかねません。そうならないためにも、「キャパオーバー」に陥る前に、普段からこまめに相談することが大切です。複数の仕事を頼まれた場合などは、現在担当している作業の状況を相手に伝えておきましょう。手遅れになる前に、上司や同僚などに相談しておくのがおすすめです。

    できないことは断る

    頼まれた仕事を断れず、全て引き受けてしまうと「キャパオーバー」に陥りやすくなります。「キャパオーバー」になりそうにもかかわらず、「残業すれば何とかなる」などと考えて仕事を引き受けてしまうと、結果的に「キャパオーバー」に陥り、体調を崩す原因にもなります。「キャパオーバー」に陥り、ミスが増えるなどして作業効率が下がってしまうと、結局周りに迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。そうならないためにも、自分の抱えている仕事量と、追加で引き受けられる仕事の量を考え、無理をせずに仕事を断ることも大切です。定期的に自分の仕事の作業状況を上司に共有しておくとよいでしょう。

    「キャパオーバー」の類義語・言い換え

    「キャパオーバー」の類義語・言い換え

    前述した通り「キャパオーバー」はややフランクな表現で、厳格な場面で使うには適していません。かたい場面で使う場合には、他の表現で言い換えるとよいでしょう。ここでは、「キャパオーバー」の類義語や言い換え表現について、例文を交えて紹介します。

    いっぱいいっぱい

    「いっぱいいっぱい」は「少しの余裕もない」という意味の言葉です。「キャパオーバー」にも「余裕がない」というニュアンスが含まれるため、言い換えとして使える表現です。
    ・プレゼンが迫っていて準備に追われており、いっぱいいっぱいだ。
    ・仕事が忙しいうえに、プライベートでも外せない予定が詰まっていて、いっぱいいっぱいだ。
    ・これ以上新しい仕事を頼まれるといっぱいいっぱいになりそうなので、状況を整理して上司に報告することにした。

    立て込む

    「立て込む」は「複数の仕事や用件が重なる」という意味の言葉で、かしこまった場面などで「キャパオーバー」の状況を伝えたいときに適しています。例文を以下に挙げます。
    ・仕事が立て込んでおり、家族の相手をする余裕がない。
    ・友人に飲み会に誘われたが、仕事が立て込んでいるため参加できなかった。
    ・上司に雑用を頼まれたが、仕事が立て込んでいたので断った。

    まとめ

    「キャパオーバー」は「自分の能力の限界を超える」や「入れ物や建物の収容能力を超える」ことを意味する言葉です。ビジネスの場面では、「自分の能力の限界を超える」という意味で使われることが多いです。「キャパオーバー」は「キャパシティオーバー」を略した和製英語で、「キャパを超える」と表現されることもあります。些細なミスが普段より増えるなど「キャパオーバー」のサインが見受けられたら、上司に相談したり、休息を取ったりするのがおすすめです。「キャパオーバー」は、かしこまった場面で使うには適さないので、状況に合わせて「いっぱいいっぱい」や「立て込む」などの表現を使うとよいでしょう。

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