「お声がけ」の意味とは?シーン別の使い方と敬語・類語も例文解説

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    ビジネスシーンでよく使われる「お声がけ」という言葉は、実はいくつか意味があるのを知っていますか?意味とあわせて正しい使い方もしっかり理解して、「お声がけ」を状況に応じて使い分けられるビジネスパーソンを目指しましょう!

    目次

    「お声がけ」の意味とは?

    「お声がけ」の意味とは?

    「お声がけ」はビジネスシーンでよく聞く言葉ですが、主に3つの意味で使われます。ここでは、その意味について詳しく解説します。

    文字通り「声をかける」という意味

    「お声がけ」は、読んで字のごとく「声かけ」を丁寧に言った語です。「声かけ」とは知らせる、呼び止めるという意味で、誰かに話しかける様子を表します。例えば「スタッフまでお声がけくださいませ」などと使い、相手に「何か伝えたいことがあればいつでもどうぞ」と促す表現です。

    「質問する」という意味

    「お声がけ」には、疑問点について尋ねる意味も含まれます。例えば「ご不明な点がありましたら、いつでもお声がけください」と言った場合は、「わからないことは何でも聞いてください」という意味になり、相手側の質問をする行動のハードルを下げる役割を持ちます。

    「用命する」という意味

    「お声がけ」は、用命することも意味します。例えば「お役に立てることがあれば、お気軽にお声がけください」などと表現し、「何か用事があれば気軽に言ってください」と丁寧に伝えるために使います。また、何かを断る場合にも「今回はお手伝いできず残念ですが、次の機会にはぜひまたお声がけください」と、次回こそ役に立ちたい気持ちを表すのにも適しています。

    「お声がけ」の類義語・言い換え

    「お声がけ」の類義語・言い換え

    「お声がけ」には、いくつか似た意味の言葉があります。「お声がけ」のバリエーションを増やして、ビジネスの場面で役立てましょう。

    「お問い合わせください」を使う表現

    「問い合わせ」とは、質問する・連絡するという意味です。「お声がけ」は、誰かが他の人に声をかけて質問したり、用事をお願いしたりする行為全てを含みます。一方で、「問い合わせ」は明確な返答を求める意味合いが強いです。窓口やインフォメーションセンターなど、相手が疑問点への答えを求めて声をかける場面においては、「お問い合わせください」を使った方がわかりやすいでしょう。

    以下で例文を紹介します。
    ・商品についてご不明な点がございましたら、お気軽にカスタマーセンターまでお問い合わせください。
    ・この度は、弊社サービスに関するお問い合わせをいただきありがとうございます。

    「お申しつけください」を使う表現

    「申しつける」とは、「言いつける」を丁寧にした言葉で、命令する・指示するという意味です。相手に対して、何か私にしてほしいこと(指示や命令)があれば知らせてください、と言いたい場合に使えます。「申しつける」の前に「お気軽に・ご遠慮なく・何なりと」などの言葉を付けると、どんな小さな用事でもどうぞというニュアンスが加わり、相手はお願いごとを言いやすくなります。

    以下で例文を紹介します。
    ・御用の際はフロントまでお気軽にお申しつけください。
    ・ラッピングをご希望の方は、サービスカウンターまでご遠慮なくお申し付けください。

    「お声がけ」の敬語表現

    「お声がけ」の敬語表現

    「お声がけ」は「声かけ」を丁寧に言った語ですが、相手に声をかけてもらいたい場合と、自分から声をかける場合とで使い方が少し違います。間違えて恥ずかしい思いをしないよう、しっかりチェックしておきましょう。

    「ください」「いただけますか」を語尾につける

    「お声がけ」をビジネスの場面で言う場合、「お声がけください」が一般的に使われます。もっと丁寧にしたい場合は「お声がけいただけますか」を使いましょう。ただし、普段から接している上司に対して「お声がけください」は、少し他人行儀な印象を与えて、逆に失礼にあたる可能性があります。身近な先輩や上司の場合には、「声をかけてください」で十分丁寧な表現です。

    自分から「声をかける」ときに使うのは間違い

    例えばお客様の対応をしていて、少し待ってもらったあと改めて自分から相手に声をかけたい場合、「お声がけいたします」と言う人がいますが、これは間違った表現です。「お声がけ」の「お声」は、声の持ち主に対する敬意を表します。自分から声をかける場合に「お声がけ」を使うのは、自分の身分を高めて言う表現なので不適切です。この場合は、「声をおかけいたします」と言うのが正解です。

    「お声がけ」を英語で言うと?

    「お声がけ」を英語で言うと?

    「お声がけ」は英語で表現することもできます。主に2通りの表現方法がありますので、詳しくみていきましょう。

    「let(人)know」を使う表現

    「let(人)know」は、「知らせてほしい」ことを控えめに相手に求める言葉です。相手に無理強いするのではなく、もし何かあれば…と遠回しに依頼する丁寧な表現なので、ビジネスシーンでも実際によく使われています。

    以下に例文を紹介します。
    ・Please let me know when you go out.
    (お出かけの際はお声がけください。)
    ・Please let me know if you need any help.
    (お手伝いが必要であればお声がけください。)

    「contact」「ask」を使う表現

    「お声がけ」を英語で表すには、「contact(連絡する)」や「ask(尋ねる)」も使えます。これは、相手に対して何かを連絡することや、疑問点を尋ねることを具体的に求める表現です。ホテルや商業施設の掲示などに使われ、顧客が「どこに連絡すればいいのか」をわかりやすくするために使われます。

    以下に例文を紹介します。
    ・Please feel free to contact us if you have any questions.
    (ご質問がございましたら、お気軽にご連絡ください。)
    ・Please ask staff for assistance.
    (お困りの際にはスタッフまでお知らせください。)

    「お声がけ」の使い方と例文集

    「お声がけ」の使い方と例文集

    「お声がけ」はビジネスシーンでよく使われる表現です。相手から、質問や用命などで声をかけてほしいときに使える万能な言葉なので、覚えておくと便利ですよ。

    「お声がけ」の使い方

    「お声がけ」は、後ろに付ける言葉を「ください」から「いただけますか」「くださいましたら幸いです」などに変えることで、より丁寧さを増した表現にできます。メールや文書はもちろん、電話や会話でも使えるので、使いこなせるようになっておきたい言葉の一つですね。

    「お声がけ」を使用するときの注意点

    「お声がけください」は、社内の人にも社外の人にも使える言葉です。上司やお客様に対して使う場合が多いですが、普段から一緒に仕事をしている上司に対して使うと、丁寧すぎて失礼だと感じる人もいるので気をつけましょう。また、自分が声をかける行為について「お声がけします」と言うのは間違った敬語の使い方なので、注意が必要です。

    「お声がけ」の例文

    「お声がけ」を使った例文を紹介します。
    ・商品についてわからないことがございましたら、いつでもスタッフへお声がけください。
    ・ただいま商品の在庫を調べておりますので、在庫状況がわかり次第、声をおかけいたします。恐れ入りますが少しお待ちいただけますか。
    ・この度のお取引、ありがとうございました。また次の機会もお声がけいただければ幸いです。
    ・ベビーカーが必要なお客様は、貸し出しをいたしておりますのでお気軽にお声がけくださいませ。

    まとめ

    「お声がけ」は複数の意味を持つため、場面によって使い分けが必要な言葉です。相手に対して質問することや指示することなどを求めたい場合に、相手が言いやすい雰囲気を作るよう配慮することも大事です。メールや会話でもよく使うので、ぜひ今回解説した意味・類語・例文などを参考にして、実際のビジネスシーンで役立ててください。

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