「秋波」の意味と読み方は?語源や「秋波を送る」の使い方、類語・英語・例文も紹介

秋波

「秋波」を正しく使えますか?「秋波を送る」などの使い方で政治などでも使われる言葉。この記事では「秋波」の意味や英語・類語について解説します。社会に出れば耳にする言葉ですので、確実に意味を覚えておきましょう。

目次

「秋波」の読み方

「秋波」の読み方

「秋波」は「しゅうは」と読みます。ですが、名前や苗字などに使われるときには「あきなみ」「あきは」などと読むことがあります。どのように使われているのか、そして何に対して使われているのかを考えて読むようにしましょう。

「秋波」の意味とは?

「秋波」の意味とは?

「秋波」の意味を知っていますか?「秋波」は使うことは少ないかもしれませんが、たまに耳にする言葉。ここでは「秋波」の正しい意味について解説します。「秋波」には2つの意味があり、片方しか覚えていないと、大変な勘違いをしてしまうかもしれません。「秋波」の意味をしっかりと覚えることで、社会人としての知識を身につけましょう。

「秋波」の意味1「こびを含んだ目つき」

「秋波」の意味1つ目は「こびを含んだ目つき」や「女性の涼しい目元」です。もともとは「女性の涼しい目元」だけを指していた言葉でしたが、だんだんと異性を意識しているかのような「こびを含んだ目つき」という意味も含まれるようになりました。「女性の涼しい目元」という意味があるため、女性に対してのみ使える表現と勘違いされやすいのですが、男性や国家・政治に対してさえも使える言葉です。

「秋波」の意味2「秋ころの澄んだなみ」

「秋波」の意味2つ目は「秋ごろの澄んだ波」です。この意味は「秋波」の漢字の意味をひとつひとつ考えればわかるもの。もう一方の意味とはかけ離れたものですので、どのようにして使われているのかを考えて、その場合においての「秋波」の意味を解釈するようにしましょう。

「媚眼秋波」の意味

「媚眼秋波(びがんしゅうは)」は「美しい女性のこびを含んだ涼しい目元」という意味。「媚眼」はそのまま「こびを含んだ目つき」のことを指していて、「秋波」は「女性の涼しい目元」を指しています。一見すると、ネガティブな意味に聞こえますが、色っぽい女性を褒める表現として使うこともあります。使うときやいわれたときには、解釈の仕方に気を配りましょう。

「秋波」の由来・語源

「秋波」の由来・語源

「秋波」の由来・語源は中国語にあります。「秋波」はもとは「秋の澄み切った水の波」を表す中国語だったのです。前述のとおり、「秋波」は現代においてもその意味をもっています。しかしながら、「秋の澄み切った水の波」を意味する「秋波」はあまり使われておらず、基本的には「女性の涼しい目元」「こびを含んだ目つき」という意味で使われているのです。

「秋波」の類義語・言い換え

「秋波」の類義語・言い換え

ここでは「秋波」の類義語・言い換えを紹介します。若い世代にとって「秋波」はあまり馴染みのない言葉。よって、場合によっては「秋波」を言い換えたほうがいいのです。その際に「秋波」の類義語・言い換えを知らないでいると、うまく意味を伝えられないかも。相手に伝わりやすく話すことはコミュニケーションのマナーですので、しっかり覚えておきましょう。

「秋波」の類義語1「色目」

「秋波」の類義語1つ目は「色目」です。「色目」は「異性の気を引くような目つき」「想いが現れている表情やそぶり」のことを意味している言葉。「色目をつかう」という使い方をよくされます。

例文:彼女はジョンに対して色目を使うことで昇進したに違いない。

「秋波」の類義語2「流し目」

「秋波」の類義語2つ目は「流し目」です。「流し目」とは「瞳だけを横に動かしてみること」「男女間で感情を込めて送る、気を引くような目つき」のことを意味しています。こちらも「流し目を使う」という使い方をされます。

例文:流し目を使いあっていた彼らが今日付き合ったらしい。

「秋波」の類義語3「ウインク」

「秋波」の類義語3つ目は「ウインク」です。「ウインク」は「片目をまばたいて合図すること」や「男女間の行為を表現すること」を表している言葉。日本では行為の名前としてのみ広く知られていますが、意味もあることに気をつけましょう。

例文:彼は斜め向かいに座っている女性に対してウインクをした。

「秋波」の使い方と例文集

「秋波」の使い方と例文集

「秋波」の意味や類義語を知っていても、使い方がわからなくては意味がありません。ここでは「秋波」の使い方、使うときに注意点、例文について紹介します。「秋波」は使うことに注意しないと、社会的に生きていけなくなるほどの問題に発展する可能性も。しっかりと正しい使い方を覚えておくようにしましょう。

「秋波」の使い方

「秋波」は「秋波を送る」という形でよく使われます。「秋波を送る」は政治や国家に対してよく使われる言葉。「自分たちの利益のために相手の関心を引こうとする」という意味です。もちろん恋愛に対しても使える表現で、恋愛においては「異性に好かれるためにこびをうる」という意味で使われています。

「秋波」を使用するときの注意点

「秋波」を使うときには「相手にどのように解釈されるのか」に注意しておきましょう。「秋波」は「こびを含んだ目つき」という意味があるため、たとえポジティブな意味で使ったとしても、相手がネガティブな意味で理解してしまうかもしれません。特に女性に対して「秋波」を使ったときに勘違いされてしまうと、セクハラなどの問題に発展する可能性も。「秋波」を使うときには細心の注意が必要なのです。

「秋波」の例文

「秋波」を使った例文は以下のとおりです。

・Aさんはイケメンを見つけるとすぐに周波を送り始める。
・Bさんは秋波を送られても一切気にしない。
・彼は昇進を狙って上司に秋波を送っている。
・A社は何を企んでいるのか、ことあるごとにB社に秋波を送っている。
・私は海の秋波に気を取られて、話しかけられたことに気づかなかった。

「秋波を送る」とは?

「秋波を送る」とは?

ここでは「秋波を送る」について解説します。「秋波」は基本的に「秋波を送る」という形で使われるものです。「秋波」を知っていても、「秋波を送る」を知らなくてはまったく意味がないといっても過言ではありません。しっかりと「秋波を送る」の意味も覚えておきましょう。

「秋波を送る」の意味

「秋波を送る」は「自分の利益のために相手の関心を引く」「異性からの関心を引くためにこびる」という意味です。「秋波」は基本的に「秋波を送る」という形で使われることがほとんど。これは恋愛面ではもちろん、政治や国家、ビジネスシーンでも使われる言葉。覚えていて確実に損はないです。

「秋波を送る」は政治にも使われる

「秋波を送る」は特に政治で使われることが多い言葉。この際に「秋波」には「色っぽい」という意味は含まれていないため、同性に対してもよく使われます。たとえば、「出世するために秋波を送る」など。「秋波を送る」は政治において「自分の利益のために誰かの関心を引こうとする」という意味で使われているのです。

「秋波」を英語でいうと?

「秋波」を英語でいうと?

ここでは「秋波」と「秋波を送る」の英語での言い方を解説します。ビジネスシーンや政治・国家の話にまで使われる「秋波」は、今後ニュースなどでも聞くことになるかもしれません。そんなときに「秋波」を英語で理解できると、一味違うビジネスパーソンといえますよね。ワンランク上を目指すためにも、「秋波」の英語表現は覚えておきましょう。

「秋波」の英語表現

「秋ころの澄んだ水の波」を意味している「秋波」を英語で表現すると「The waves of the clear autumn water」となります。具体的な使い方は以下のとおりです。

例文:The waves of the clear autumn water are beautiful.(秋の澄んだ水の波が綺麗だ。)

「秋波を送る」の英語表現

「秋波を送る」を英語で表現すると「make eyes at」「ogle」となります。「make eyes at」は女性が男性に対して「秋波を送る」ときに使い、「ogle」は男性が女性に「秋波を送る」ときに使うことを覚えておきましょう。具体的な使い方は以下のとおりです。

例文1:She must’ve made eyes at Ben.(彼女はベンに秋波を送ったに違いない。)
例文2:He must have ogled Mary.(彼はメアリーに秋波を送ったに違いない。)

まとめ

「秋波」は「こびを含んだ目つき」や「秋ごろの澄んだ波」という意味で使われている言葉。もともとは「秋ごろの澄んだ波」という意味の中国語なのですが、現代においては「こびを含んだ目つき」として使われることがほとんどです。「秋波を送る」という形で使われることがほとんどで、恋愛・政治・ビジネスなどのさまざまなシーンで使えます。

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