「小職」の意味や使い方とは?「小生」との違いや類語、女性や平社員についても紹介

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    「小職」の正しい使い方を知っていますか?「小生」という似ている言葉と混同されがちな言葉です。この記事では「小職」の意味や使い方、女性や平社員も使えるのかを解説します。ビジネスパーソンとして確実に覚えておきたい表現です。

    目次

    「小職」の読み方

    「小職」の読み方

    「小職」の読み方を知っていますか?実は「小職」は2つの読み方がある言葉なのです。ここでは「小職」の2つの読み方について紹介します。「小職」の読み方は片方がよく使用されていて、もう一方はあまり使われていないのも特徴。しかしながら、まったく使われていないわけではありませんので、どちらも正確に読み方を覚えておくようにしましょう。

    「小職」の読み方1「しょうしょく」

    「小職」の読み方1つ目は「しょうしょく」です。もう一方の読み方と比べると、「しょうしょく」という読み方で使うことが現代においてはほとんど。「しょうしょく」とパソコンなどで入力すると「小色」「小食」などが予測変換として出てきますので、間違って変換したままメールなどで送信しないようにしましょう。

    「小職」の読み方2「こじょく」

    「小職」の読み方2つ目は「こじょく」です。「小職」を「こじょく」として読んで使うことはあまりなく、どちらかというと江戸時代などに使われていた読み方です。ですので、書類やメールなどで「小職」を見かけたら「こじょく」ではなく「しょうしょく」と読んだほうがいいでしょう。

    「小職」の意味とは?

    「小職」の意味とは?

    「小職」は2つの読み方があり、それぞれの読み方に対する意味が違う言葉です。ここでは「小職」のそれぞれの読み方に対する意味を紹介します。片方しか意味を知らないままにしていると、書き言葉として使われていたときに意味を間違って解釈してしまうかも。社会人としてそんなことがないように「小職」の意味は2つとも押さえておきましょう。

    「小職(しょうしょく)」の意味

    「小職(しょうしょく)」の意味は「地位の低い官職」です。これは官職についているひとが自分のことをへりくだって表現する言葉、現代においては一般企業の管理職なども「小職(しょうしょく)」というように自分のことを表現することもあります。

    「小職(こじょく)」の意味

    「小職(こじょく)」は「江戸時代に見習いや雑用をしていた女児」「こわっぱ」「ちっぽけなさま」などを意味している言葉。現代においてはあまり使われておりません。「ちっぽけなさま」を表現するときには形容動詞として使われているのですが、それ以外では名詞として使われています。

    「小職」の類義語・言い換え

    「小職」の類義語・言い換え

    ここでは「小職」の類義語・言い換えを紹介します。「小職」は使えるひとが限られている言葉。使えない立場にいるときに自分をへりくだる言い方を知らなくては、ビジネスメールで相手の失礼にあたってしまうかもしれません。しっかりと「小職」の類義語・言い換えを覚えて、ビジネスメールを問題なく送れるようになりましょう。

    「小職」の類義語1「当方」

    「小職」の類義語1つ目は「当方」です。「当方」は「自分が所属している側」「こちら側」という意味をもつ言葉。自分のことを表現している「小職」とは類義語の関係にあります。また「当方」の対義語は「先方」です。

    例文:当方は皆問題なく生活しております。

    「小職」の類義語2「本職」

    「小職」の類義語2つ目は「本職」です。「本職」は「主とする職業」や「その道の専門家」という意味をもつ言葉。「小職」は自分のことをへりくだりつつ、職にも触れているため、「本職」は類義語なのです。

    例文:私の本職は銀行での受付です。

    「小職」の類義語3「弊職」

    「小職」の類義語3つ目は「弊職」です。「弊職」は職場において自分のことをへりくだっていう言葉。しかしながら、それほど一般的なものではないとされています。

    例文:弊職がこちらの案件を担当させていただきます。

    「小職」の類義語4「下名」

    「小職」の類義語4つ目は「下名」です。「下名」は自分のことをへりくだっていう言葉。「わたくし」と同じような意味をもちます。また、「以下に記した氏名」という意味もあるので併せて覚えておきましょう。

    例文:下名は貴方様の指示に従うことを誓います。

    「小職」の類義語5「小生」

    「小職」の類義語5つ目は「小生」です。「小生」は男性が自分のことをへりくだって使う言葉。手紙文において使われることが多い表現です。また、上司に対して「小生」を使うのは失礼とされているので、「小生」を使う相手は同等か目下の人物だけにしておきましょう。

    例文:小生は忌引きのため会社を休みます。

    「小職」と「小生」の違い

    「小職」と「小生」の違い

    「小職」と似た言葉に、類義語として紹介した「小生」があります。漢字も読み方も意味も似ている言葉です。しかし、「小職」と「小生」には「使えるひと」と「使える職業」に違いがあります。具体的には「小職」は官職や役職に就いているひとのみが使えるのに対して、「小生」は誰でも使えるのです。しかしながら、「小生」は女性は使えず、男性のみが自分のことをへりくだって表現できる言葉。女性が自分のことをへりくだって表現したい場合には「わたくし」などを使うようにしましょう。

    「小職」の使い方と例文集

    「小職」の使い方と例文集

    「小職」の意味や類義語を知っていても、使い方がわからなくてはせっかく身につけた知識も水の泡です。ここでは「小職」の使い方、使うときの注意点、例文を紹介します。実際にどのように使われていて、どんなことに注意するのかを学びましょう。特に使うときの注意点に関しては、意識していないと思わずやってしまう失礼なことなので、気をつけましょう。

    「小職」の使い方

    「小職」は主に書き言葉として使われる表現。似た言葉として前述した「小生」も書き言葉として使われる表現です。もともとは国家公務員などの官職に就いているひとしか使えなかった言葉なのですが、現代においては一般企業の役職に就いているひとも「小職」を使っても問題ないとされています。

    「小職」を使用するときの注意点

    「小職」を使うときには「目上のひとには使わない」ことに気をつけましょう。「小職」は自分のことをへりくだって表現する言葉なので、目上のひとに対して使うのが適切かと思われがちですが、実は目上のひとには使わないほうがいいのです。それは「小職」が目上のひとが目下のひとに対して使う言葉であるというイメージが定着してしまっているから。若いひとが官職についた場合にも、「小職」を使っていると生意気だと思われてしまう可能性がありますので注意しましょう。

    「小職」の例文

    「小職」を使った例文は以下のとおりです。

    ・次回のミーティングには小職も参加させていただきます。
    ・小職の業務内容は以下に記してあるとおりでございます。
    ・小職は先日まで慶弔休暇をいただいておりました。

    「小職」を使えるのかわかりにくい人

    「小職」を使えるのかわかりにくい人

    女性や平社員も「小職」を使っていいのでしょうか?ここでは「小職」を使えるのかわかりにくいひとについて解説します。「小職」は使うひとに制限がある言葉。その制限を無視して「小職」を使っていると、相手がコミュニケーションに違和感を覚えるでしょう。問題なく相手との関係性を築くためにも、しっかりと頭に入れてくださいね。

    女性にも「小職」は使える?

    女性にも「小職」は使えます。「小職」は官職や役職についているひとしか使えない表現ですが、性別による制限はありません。つまり、官職に就いている女性が自分のことをへりくだって「小職は〜」と表現していても問題ないのです。しかしながら、似た言葉として紹介した「小生」は男性しか使えない表現ですので注意しましょう。

    平社員にも「小職」は使える?

    平社員は「小職」を使えません。ビジネスメールや手紙などにおいて、自分のことをへりくだって表現するために「小職」を使いたくなるかもしれませんが、平社員が「小職」を使うのはNG。また「小生」も使わないほうがいいでしょう。平社員が自分のことを表現するときには「私」を使いましょう。

    「小職」を英語でいうと?

    「小職」を英語でいうと?

    「小職」を英語で表現すると「I」や「me」などとなります。なぜなら英語には敬語というものが存在しないから。丁寧に英語をいいたいときには、省略形を使わないなどして、文全体を丁寧にするように心がけましょう。

    例文1:I will participate in the next meeting.(次回のミーティングには小職も参加させていただきます。)
    例文2:He sent me a book.(彼は小職に本を送ってくださいました。)

    まとめ

    「小職」は2つの読み方があり、それぞれによって意味が違う言葉です。しかしながら、現代においては「小職(しょうしょく)」のほうのみがよく使われています。「小職(しょうしょく)」は自分のことをへりくだって表現する言葉。官職のみが使える言葉でしたが、現代においては一般企業の役職に就いているひとも使えます。使えるひとが制限されている言葉ですので、自分が使ってもいいのか、使っても問題ないシチュエーションなのかは常に意識しておきましょう。

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