「先方」の意味と使い方とは?類語・言い換え・敬語・英語表現も紹介

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    「先方」の正しい使い方を知っていますか?実は読み方によって意味が変わってくるのです。この記事では「先方」の使い方・類語・言い換え・英語を紹介します。ビジネスシーンでも使う言葉ですので、確実に押さえておきましょう。

    目次

    「先方」の読み方

    「先方」の読み方

    「先方」の読み方を知っていますか?実は「先方」には2つの読み方があるのです。ここでは「先方」の2つの読み方について解説します。片方はあまり使われていませんが、もう一方はビジネスパーソンなら正しく読めるようにしておきたいものです。自分が間違った読み方をしていないかを確認しておきましょう。

    「先方」の読み方1「さきがた」

    「先方」の読み方1つ目は「さきがた」です。「先」を「さき」と読んで、「方」を「がた」と読んで使います。もう一方の読み方が使われることのほうが多いため、「さきがた」という読み方が忘れられがちですので、確実に頭に入れておくようにしましょう。

    「先方」の読み方2「せんぽう」

    「先方」の読み方2つ目は「せんぽう」です。「先方」を「せんぽう」と読むことは非常によくあること。特にビジネスシーンにおいては「先方」はこの読み方で使われることがほとんどです。使われる機会が多いだけに、読めないと非常に恥ずかしい言葉ですので、確実に覚えておくようにしましょう。

    「先方」の意味とは?

    「先方」の意味とは?

    「先方」には複数の意味があります。それは読み方によって意味がまったく異なるから。ここでは「先方」の意味について解説します。読み方だけではなく、意味もしっかりと理解しておくようにしましょう。

    「先方(さきがた)」の意味

    「先方(さきがた)」の意味は「ちょっとまえ」「先ほど」というもの。前述もいたしましたが、「先方(さきがた)」は「先方(せんぽう)」に比べて使用頻度が高くありませんので、意味も忘れてしまわないようにしましょう。

    「先方(せんぽう)」の意味

    「先方(せんぽう)」の意味は「相手がた」「先のほう」です。「相手がた」という意味としてビジネスシーンでよく使われる言葉。目の前にいる相手のことを指すのではなく、相手が目の前にいないときに第三者を指す言葉として使うことを覚えておきましょう。

    「先方(せんぽう)」の類義語・言い換え

    「先方(せんぽう)」の類義語・言い換え

    ここでは「先方(せんぽう)」の類義語・言い換えを紹介します。ビジネスシーンにおいて「相手がた」を表現する言葉として「先方(せんぽう)」はよく使われますが、相手となる対象が変われば言い方も変えるべきです。そこで必要になってくるのが「先方」の類義語・言い換え。社会人としてしっかり頭に入れておきたいものですよ。

    「先方(せんぽう)」の類義語1「相手」

    「先方(せんぽう)」の類義語1つ目は「相手」です。「相手」は単に「行為の対象」を指す言葉。日常的にも使う言葉で、あまり意味を意識しているひともいないほどでしょう。

    例文:先週相手にどのように伝えたの?

    「先方(せんぽう)」の類義語2「相手方」

    「先方(せんぽう)」の類義語2つ目は「相手方」です。「相手方」とは「相手の側」という意味。「方」は「かた」「がた」と読むことによって、「対になっているものの一方」を指すことを覚えておきましょう。

    例文:相手方の資料が本日届きました。

    「先方(せんぽう)」の類義語3「あちら様」

    「先方(せんぽう)」の類義語3つ目は「あちら様」です。「あちら」は三人称の人代名詞で「あのひと」「あのかた」を指しています。それに尊敬の意味を表す「様」がついているのが「あちら様」です。

    例文:あちら様の要望にはもっと価格を安くしてほしいと書いてあった。

    「先方(せんぽう)」の類義語4「向こう側」

    「先方(せんぽう)」の類義語4つ目は「向こう側」です。「向こう側」は「なにかしらを隔てたあちら側」のことも指しますが、「交渉や競争の相手」を指すこともあります。

    例文:向こう側がどのような戦略で挑んでくるのかは見当もつかない。

    「先方(せんぽう)」の類義語5「第三者」

    「先方(せんぽう)」の類義語5つ目は「第三者」です。「第三者」とは「ものごとの行為者でも被行為者でもないひと」のことを指している言葉。英語でいうところの三人称にあたります。

    例文:この場合においては第三者からの意見を取り入れたほうがいいだろう。

    「先方(せんぽう)」の対義語

    「先方(せんぽう)」の対義語

    ここでは「先方(せんぽう)」の対義語について解説します。「相手がた」を表現する「先方(せんぽう)」ですが、では自分たちことを表現するときにはなんと表現するのでしょうか?ビジネスにおいて正しい言い方を身につけるためにも「先方(せんぽう)」の対義語は覚えておきましょう。

    「先方(せんぽう)」の対義語1「当方」

    「先方(せんぽう)」の対義語1つ目は「当方」です。「当方」とは「自分が所属している側」のことを指している言葉。「とうほう」と読みます。

    例文:当方は皆問題なく過ごしております。

    「先方(せんぽう)」の対義語2「弊社」

    「先方(せんぽう)」の対義語2つ目は「弊社」です。「弊社」は「自分が所属している会社」という意味をへりくだって表現する言葉。社外の人間に対して、自分たちの会社のことを指すときに使います。

    例文:弊社の企業理念に反していますので、その意見には賛成できません。

    「先方(せんぽう)」の対義語3「私ども」

    「先方(せんぽう)」の対義語3つ目は「私ども」です。「私ども」は「自分を含めた複数人」を指している言葉で、これも自分たちのことをへりくだって表現しています。「ども」が名刺につくことによって複数であることを表現しているのです。

    例文:私どもといたしましては、ここで判断できかねます。

    「先方(せんぽう)」の丁寧な言い方

    「先方(せんぽう)」の丁寧な言い方

    ここでは「先方(せんぽう)」の丁寧な言い方を解説します。コミュニケーションを取るときには相手に合わせて敬語を使うのは当たり前のこと。しかし、「先方(せんぽう)」の丁寧な言い方は少し複雑です。間違った言い方をしてしまわないようにしっかりと覚えておきましょう。

    「先方様」は間違い

    「先方様」という言い方は間違いです。なぜなら「先方」は目の前にその対象がいないときに使う言葉であるのに、「様」は目の前の対象を尊敬して使う言葉だから。よって、相手が目の前にいてもいなくても「先方様」という使い方は間違っているのです。「先方」を丁寧に言い換えたいときにはまた別の言い方をしましょう。

    「先方」の丁寧な言い方は「先様」

    「先方」を丁寧に表現したいときには「先様(さきさま)」と表現しましょう。しかしながら、「先様(さきさま)」も「先方」と同様に、目の前に相手がいないときに使う言葉。「先様(さきさま)」を使うときには、ちゃんと第三者を指し示しているかを考えるのがポイントです。

    「先方(せんぽう)」の使い方と例文集

    「先方(せんぽう)」の使い方と例文集

    「先方(せんぽう)」の意味を知っていても、使い方を知らなくては意味がありません。ここでは「先方(せんぽう)」の使い方、使うときの注意点、例文を紹介します。間違って使っていると非常に失礼にあたりますので、しっかりとマスターしましょう。

    「先方(せんぽう)」の使い方

    「先方(せんぽう)」はよくビジネスシーンにおいて使われます。特に社内で取引先やクライアントのことを指すときに使うのです。たとえば「先方に確認しておいてもらえる?」「先方からはどのように聞いている?」などです。「先方(せんぽう)」はビジネスシーンにおいては多用する言葉ですので、確実に覚えておきましょう。

    「先方(せんぽう)」を使用するときの注意点

    「先方(せんぽう)」を使うときには「その対象がその場にいないか」に注意しておきましょう。なぜなら「先方(せんぽう)」は第三者を指し示す言葉であり、その対象になる人物や団体が目の前にいるときには不適切な表現だから。もし「先方(せんぽう)」と表現したい対象が目の前にいるときには「御社」などのまた別の言い方をしましょう。

    「先方(せんぽう)」の例文

    「先方(せんぽう)」を使った例文は以下のとおりです。

    ・何時に伺っていいか先方に確認しておいてもらえる?
    ・目標値について先方はなんて言っていた?
    ・先方が提示してきた金額についてどう思う?
    ・先方の指示のとおりにやっていく以外にないよね。
    ・先方との連絡が途絶えてしまって非常に不安だ。

    「先方(せんぽう)」を英語でいうと?

    「先方(せんぽう)」を英語でいうと?

    「先方(せんぽう)」を英語で表現すると「the other party」となります。「the other party」は「相手がた」を表す言葉。ほかにも「先方」は第三者を表す言葉であるため「he」「she」「they」とも表現されます。

    例文1:What are the other parties saying about this project?(このプロジェクトに関して先方はなんと言っている?)
    例文2:What is he saying about this project?(このプロジェクトに関して先方はなんと言っている?)
    例文3:What is she saying about this project?(このプロジェクトに関して先方はなんと言っている?)
    例文4:What are they saying about this project?(このプロジェクトに関して先方はなんと言っている?)

    まとめ

    「先方」は2つの読み方をもち、それぞれに違う意味がある言葉です。どちらも確実に覚えておきたいものですが、頻繁に使われるのは「先方(せんぽう)」のほう。特に「先方(せんぽう)」はビジネスシーンにおいて「相手側」のことを指す言葉として使われています。ビジネスシーンで正しく使えるよう、覚えておきましょう。

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