「ちなみに」の意味と使い方とは?「ところで・そういえば」との違いや類語・英語・例文を紹介

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    普段何気なく文頭につけている「ちなみに」という言葉ですが、使い方が心配になる時はありませんか?目上の人に使う場合は、失礼にあたらないか気になりますよね。今回は「ちなみに」の正しい使用方法を、似た言葉との違いを加えながら解説していきます。

    目次

    「ちなみに」とは?

    「ちなみに」とは?

    「ちなみに」は情報を提供するという意味合いを含んでいるため、ビジネスシーンなどで上司に使うのは失礼に当たらないか心配になりませんか?また、実は使える場面を間違えやすい言葉でもあります。まずは「ちなみに」の意味や由来、ビジネスシーンでの使い方などを説明していきます。普段から何気なく使っている言葉ですが、正しく用法を理解して自信を持って使用できるようになりましょう。

    「ちなみに」の意味

    「ちなみに」は、ある情報に対してもうひとつ情報を付け加えたい時につかう接続詞です。例えば「明日の天気はなんだろう」という質問に対して、「明日は雨です。ちなみに明後日は晴れます。」というように使用します。このやりとりに置いて、質問者はもともと明後日の天気を知りたいとは思っていません、しかし、回答者は明後日は晴れるという情報を伝えることが相手のためになると予測して伝えています。このように、相手が直接求めているわけではないけど、伝えておくと役に立つ情報を伝えるときに文頭に使用しましょう。

    「ちなみに」の漢字は?

    「ちなみに」は漢字で「因みに」と書きます。「因み」は「因む」の連用形で、ゆかりや因縁の意味があります。文中では、助詞の「に」をつけて使用します。「このテーマに因んだ作品」など、前の言葉と後の言葉に何かしらの関係がある際に使われます。

    「ちなみに」の敬語表現

    「ちなみに」を上司に対して使用する場合、上から情報を与えるという少し傲慢な印象を与えないか、心配になりませんか?目上の人に使う場合は「ちなみに申し上げますと」や「ちなみになのですが」といった言い回しを利用しましょう。「ちなみに」に敬語表現を付け加えることで、謙虚に情報の付け加えをおこなえます。

    「ちなみに」の使い方・例文

    「ちなみに」の使い方・例文

    最後に「ちなみに」の例文を参考に、使い方を理解していきましょう。前後の内容の関係性が、使い方のポイントです。

    今日は雨が降っている。ちなみに、昨日も雨だった。

    例えば、今日の天気を聞かれて「今日は雨が降っている。ちなみに、昨日も雨だった。」と答えるとします。相手が知りたいのは今日の天気なので、必ずしも昨日の天気を答える必要性はありません。しかし、昨日の天気を答えることでさらに会話が広がる可能性はありますよね。「ちなみに」は、前に述べた内容に関連する内容を述べる時に使う言葉です。この例文では、「ちなみに」の前後の内容が「天気」で関連しているので正しい使い方といえます。

    好きな食べ物は肉だ。ちなみに、苦手な食べ物はない。

    この文章の「ちなみに」の前後の内容は、食べ物の話題というところが共通しているため、この文中での使用が可能です。また、相手が興味を持つであろう内容を予測して、「好き」の対義語である「嫌い」の情報を付け加えています。このように、前後の関連性と相手への有益性を意識して使いましょう。

    「ちなみに」の類義語・言い換え

    「ちなみに」の類義語・言い換え

    「ちなみに」の類義語として「ついでに」「余談ですが」が挙げられますが、それぞれ使用場面は少しずつ異なります。その違いを理解することで、「ちなみに」の意味や使い方をさらに理解していきましょう。

    ついでに

    「ついでに」は、ある行動に付随して他の行動もおこなう際に使う言葉です。例えば「立ち上がったついでに、ドアを閉めてください」というふうに使います。「ちなみに」に似た使い方をすると、「天気予報を確認した結果、今日の天気は雨です。ついでに確認しておくと、明日の天気は晴れです。」となります。注意する点は、「ついでに」は動詞にかかる副詞だということ。「ちなみに」が情報の提供に使われるのに対して、「ついでに」は行動に対して使われる言葉というのが大きな違いです。そのため「ついでに、明日の天気は晴れです」は間違いであり、「ついでに確認すると」が正しい文法です。漢字では「序でに」と書きます。

    余談ですが

    「余談ですが」は、本題とは別の内容を口にする際に文頭に置く言葉です。例えば、「とても美味しいランチでしたね。余談ですが、実は今日は寝坊してしまい危うく遅刻するところでした。」というふうに使います。「ちなみに」と比べて、前後の話の関連性が薄い時や、相手にとってあまり利益のない話に使われます。

    「ちなみに」と「ところで」「そういえば」との違い

    「ちなみに」と「ところで」「そういえば」との違い

    「ちなみに」と間違えやすい言葉として、「ところで」や「そういえば」が挙げられます。全て、話の切り替えや情報の追加の意味合いで使われる言葉ですが、実は使う場面に若干の違いがあります。それぞれの言葉の意味や使い方を解説します。

    「ところで」は、話題を新しく切り替えるときに使われる言葉です。また、過去の話題を再度持ち出す際や、進行中の話題から派生した疑問文にもよく使われます。「ちなみに」とは異なり、前後の話題の関連性が低い場合にも使用可能です。

    「ところで」の例文

    「ところで」の例文を確認していきましょう。
    ・今日はとても楽しかったね。ところで、さっき言いかけていた話はなんだった?
    ・今日はとても疲れたね。ところで、昨日の試合はどうだったの?
    ・この映画、とても面白かったね。ところで、監督は誰だったんだろう?

    「そういえば」の使い方・意味

    「そういえば」も「ところで」と同じく、話題を新しく切り替えるときに使われる言葉です。しかし、前の話題と何かしらの関連性があるというのが「ところで」との違いです。「ちなみに」は情報を付け加えるという使用法ですが、「そういえば」は話題を切り替えるという点が異なるので、注意して正しい言葉を選びましょう。

    「そういえば」の例文

    「そういえば」の例文を確認していきましょう。
    ・今日の夜ご飯はとってもおいしかった。そういえば、あの野菜は何という野菜だったんだろう。
    ・今日はとてもいい天気だった。そういえば、明日の天気は何だろう。
    ・あの洋服はとても可愛かった、そういえば、なんというブランドだったのだろう。

    「ちなみに」を英語でいうと?

    「ちなみに」を英語でいうと?

    「ちなみに」を英語でなんというかを知ることで、さらに「ちなみに」の使い方や利用する場面をイメージしやすくなります。いくつかある英語表現の中で、特に「ちなみに」の使い方を理解するのに役立つものを2つ紹介します。

    「For your information」

    「For your information」を直訳すると「あなたの情報のために」という意味合いになります。つまり、相手が知らないであろう情報を与えてあげるという場面で使われます。無くてもいいけどあった方がためになる情報に使われるという点で、「ちなみに」と共通しています。

    「As a side note」

    「side note」とは、よくノートの横側にあるメモ用の列のことです。つまり「As a side note」は「ノートの端にとっておくようなメモとして」という意味合いで使われます。ノートをとる時も、メインの列には重要事項を書き、横のメモ列には付随する程度の内容を書き込みますよね。こちらも、重要ではないけど知っておくと役に立つ情報を述べる際に使われるので、「ちなみに」の英語として利用されています。

    In passing

    「In passing」は「通りすがり」という意味です。通りがけのついでに情報を与えてあげるような意味合いです。相手が知りたいであろう内容を先行して教えるという点が共通しています。

    まとめ

    普段何気なく利用している「ちなみに」ですが、似た言葉も多いために使用場面を間違えやすい言葉でもあります。類義語や間違えやすい言葉と比較したり、英語表現を知ったりすることで、より正しい使い方がわかったのではないでしょうか。また、ビジネスシーンにおける正しい使い方も参考にして、情報を付け加える気遣いができる人という印象を与えましょう。

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