「かしづく」の意味や使い方とは?語源や類語、漢字・英語表現を例文解説

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    「かしづく」の正しい使い方を知っていますか?「かしづくポーズ」という形でよく聞く言葉ですが、使い方を知らない人もちらほら。ここでは「かしづく」の使い方や漢字・類語を解説します。社会人として知っていて損はない言葉ですので、覚えておきましょう。

    目次

    「かしづく」の意味とは?

    「かしづく」の意味とは?

    「かしづく」の正しい意味を知っていますか?聞いたことはあるけど、意味はわからないひとが多いのではないでしょうか?ここでは「かしづく」の意味について解説します。「かしづく」の意味は3つあるので、しっかり意味を理解することによって使い分けができるようになります。社会人としてぜひ覚えておきましょう。

    「かしづく」の意味1「人に仕えて大事に世話をする」

    「かしづく」の意味1つ目は「人に仕えて大事に世話する」です。具体的には「目上のひとに仕える」という意味で使う言葉。ただ適当に仕えるのではなく、「尊敬の念をもって仕える」ことを指します。

    「かしづく」の意味2「大切に養い育てる」

    「かしづく」の意味2つ目は「大切に養い育てる」です。特に「愛情をもって育てる」という意味で使われます。よって、親が子を育てることを「かしずく」と表現したり、飼っているペットを可愛がって育てることを「かしづく」といったりします。

    「かしづく」の意味3「後見する」

    「かしづく」の意味3つ目は「後見する」です。「後見」は「こうけん」と読み、「未成年などのまだ基準に達していない子を補佐する」「またはその補佐をするひと」という意味を指します。また、「うしろみ」と読むことで「後ろ盾になって助けること」を表現します。

    「かしづく」の別の書き方

    「かしづく」の別の書き方

    「かしづく」にはさまざまな表記の方法があります。「かしづく」しか知らないままだと、ほかの表記で「かしづく」がでたときにわからなくなってしまいます。ここでは「かしづく」の別の書き方を紹介。特に漢字の「かしづく」は難しいので、読めることに加えて書けるようになるといいでしょう。

    「かしづく」は「かしずく」でもOK

    「かしづく」と同じ音の言葉に「かしずく」があります。「かしづく」と「かしずく」に違いはあるのか思うひともいますよね。実は「かしづく」と「かしずく」に違いはありません。どちらを書いても正解で、意味もまったくの一緒です。自分が使っている表記と違うからといって、安易に間違いを指摘しないようにしましょう。

    「かしづく」の漢字は「傅く」

    「かしづく」を漢字で書くと「傅く」となります。非常に難しく、見慣れない漢字ですので読めるようにしておきましょう。文面やメールで送られてきたときに読めないとは社会人として恥ずかしいこと。「傅く」を「かしづく」読むことは確実に覚えておきましょう。

    「かしづく」の由来・語源

    「かしづく」の由来・語源

    「かしづく」の由来・語源は「傅く」にあります。「かしづく」の漢字表記である「傅く」は「いつく」とも読み、「敬って大切にする」という意味です。また「傅」は「ふ」「めのと」と読み、「律令制で皇太子の指導をした役」「養育係」「位の高いひとの子供を守り育てる役の男」という意味があります。それらすべてが集約されて「傅く(かしづく)」ができたのです。

    「かしづく」の類義語・言い換え

    「かしづく」の類義語・言い換え

    ここでは「かしづく」の類義語・言い換えを紹介します。「かしづく」の類義語・言い換えを知っていると意味を整理しやすくなります。それに加えて、語彙力が増えることで表現力の向上にも。ぜひ「かしづく」の類義語・言い換えを覚えて、ワンランク上の社会人になりましょう。

    「かしづく」の類義語1「奉仕する」

    「かしづく」の類義語1つ目は「奉仕する」です。「奉仕」とは「つつしんで仕えること」を指します。「かしづく」と同じように敬意をもって仕える類義語です。

    例文:私は神に奉仕する人生を選んだ。

    「かしづく」の類義語2「従事する」

    「かしづく」の類義語2つ目は「従事する」です。「従事」とは「ほかのことはさておき、1つのことにたずさわる」という意味。「医療従事者」などといって「医療にたずさわっているひと」を表現することもあります。

    例文:私が医療に従事して15年経った。

    「かしづく」の類義語3「献身する」

    「かしづく」の類義語3つ目は「献身する」です。「献身」とは「自分の身を犠牲にして誰かに尽くすこと」です。「献身的な〇〇」という使い方もあります。

    例文:私はチームのために献身すると誓った。

    「かしづく」の使い方と例文集

    「かしづく」の使い方と例文集

    「かしづく」の意味や由来を知っていても、実際に使えなければ意味がありません。ここでは「かしづく」の使い方、注意点、例文を紹介します。間違ったまま使っていると、会話中に相手に誤解を招くようなことになるかも。しっかりと「かしづく」の使い方をマスターしておきましょう。

    「かしづく」の使い方1「かしづくポーズ」

    「かしづくポーズ」とは「片膝をたててひざまずくポーズ」のこと。よくプロポーズの際に使われるポーズです。「ひざまずくポーズ」のことを「かしづくポーズ」というからとって、「かしづく」の漢字を「跪く」と書く人がいますが間違いですので気をつけましょう。

    「かしづく」の使い方2「かしづく男」

    「かしづく男」とは「ひざまずく男」のことを指しています。これは「かしづく」の意味である「人に仕える」という意味が転じて、相手に敬意を払うポーズである「ひざまずく」と変わっていったからです。また「かしづく男」を「女々しい」と捉えるひともいることに注意しましょう。

    「かしづく」を使用するときの注意点

    「かしづく」を使うときには「介護の世話などには使わない」ことに注意しましょう。「かしづく」はあくまで「位の高いひとを尊敬して仕える」ものです。よって、介護などで身体的サポートをするために「仕える」ときには使わないのです。「かしづく」を使う相手や目的には気をつけましょう。

    「かしづく」の例文

    「かしづく」を使った例文は以下のとおりです。

    ・彼は将軍に長い間かしづき、広大な土地を手にした。
    ・上司にかしづくようなことは絶対にしたくない。
    ・子どもができたので、これからは2人でかしづいていく。
    ・かしづくポーズをしている男性をみて、幸せな気持ちになった。
    ・妻にかしづくくらいが夫婦円満の秘訣なのだ。

    「かしづく」を含むほかの表現

    「かしづく」を含むほかの表現

    ここでは「かしづく」を含むほかの表現を紹介します。どれも「かしづく」を強調して使う言葉ですので、覚えておくことによってさらに表現力が向上します。意味を勘違いしやすいものもありますので、しっかりと理解しないと恥ずかしいミスをしてしまうかも。確実に頭に入れておきましょう。

    「思いかしづく」とは?

    「思いかしづく」とは「心を込めて世話する」という意味。単なる「かしづく」よりもその丁寧さが強調されている言い方です。

    例文:彼女は昨日拾ってきた猫を思いかしづいている。

    「なでかしづく」とは?

    「なでかしづく」とは「なでるように大切に世話する」「可愛がって育てる」という意味。こちらも「かしづく」の丁寧さを強調したものです。

    例文:そんなに子どもをなでかしづくようなことはしない方がいい。

    「もてかしづく」とは?

    「もてかしづく」とは「とても丁寧にかしづく」という意味。こちらも「思いかしづく」や「なでかしづく」と同様に「かしづく」を強調しています。これら「かしづく」の強調表現はほとんど現代では使われず、古文において使われることがほとんどです。

    例文:私の祖先は大名にもてかしづいていた。

    「かしづく」を英語でいうと?

    「かしづく」を英語でいうと?

    「かしづく」を英語でいうと「serve」「take care of」「bring up」となります。「serve」は「仕える」という意味。「take care of」は「世話する」という意味。「bring up」は「育てる」という意味です。

    例文1:I have been served by the Emperor since I was born.(私は生まれてからずっと皇帝にかしづいている。)
    例文2:He got the land by taking care of the general.(彼は将軍をかしづくことで土地を得た。)
    例文3:It’s important to have children and bring them up.(子どもを生み、かしづくことは大切だ。)

    まとめ

    「かしづく」は「尊敬をもって仕える」「世話する」「大切に育てる」などの意味がある言葉です。複数の意味がありますがどれも「相手のために」という気持ちがこもっているのがポイント。しかしながら「介護の世話」などには使えませんので注意して使いましょう。

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