「あります」の意味と使い方|「ございます」との違い、敬語・類語・英語訳も例文解説

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    「あります」は日常やビジネスシーンでよく使用する言葉ですが、使い方を意識して使っている方は少ないのではないでしょうか?使う相手により、注意すべきポイントがあります。「あります」の意味や正しい使い方、敬語や類語を、例文を交えて紹介します。

    目次

    「あります」の意味とは?

    「あります」の意味とは?

    ビジネスシーンでよく使用する「あります」の意味を正しく理解して使用しましょう。「あります」には、丁寧語として使用するときと、補助動詞として使用するときがあります。丁寧語とは、相手に対し敬意を表し使用する言葉なので、「あります」はビジネスシーンにおいて使用しても問題ない言葉です。丁寧語・補助動詞としての役割を理解して、使い方を間違えないようにしましょう。

    丁寧語

    「あります」は「有る・在る・存在する」の丁寧語です。この場合、漢字で書くと「有ります・在ります」です。動詞の「ある」に丁寧語の「ます」が加わった言葉で、事物の存在を表すときに丁寧に表現する言葉です。「有ります」は物や計画が存在するときに、「在ります」は人が存在するときにそれぞれ使います。

    補助動詞

    「~であります」という補助動詞の使い方があり、丁寧な断定をするときに使います。たとえば、「~様のおっしゃる通りであります」という使い方をします。

    「あります」の敬語は?

    「あります」の敬語は?

    「あります」の敬語として、「いらっしゃる」や「ございます」があります。「あります」自体が丁寧語なので、目上の方に対して使用しても問題ありませんが、より丁寧に敬語を使いたいときに「いらっしゃる」や「ございます」を使います。

    「在ります」の敬語

    「在ります」の敬語は「いらっしゃる」です。「在ります」は人に対して使う言葉です。物に対して使う場合は、あくまで物であるため尊敬の気持ちを表す必要がないため、そのまま「あります」で問題ないです。

    目上の方に対しては「ございます」

    目上の方に対して、より丁寧に敬語を使いたいときは「ございます」を使います。漢字で書く場合、「御座います」と書きます。

    「あります」と「ございます」の違い

    「あります」と「ございます」は、示している内容に違いはありません。ただし、「ございます」は謙譲語の役割もあり、相手を敬う表現なので、目上の方やお客様に丁寧に表現したいときに使います。「あります」も丁寧語なので、ビジネスシーンで目上の方に使用しても問題はありません。

    「あります」の類義語・言い換え

    「あります」の類義語・言い換え

    「あります」の類義語として、「いらっしゃいます」や「おいでになります」があります。どちらも、人の存在を示すときに使用できる言葉です。文の構成上、「あります」よりは「いらっしゃいます」や「おいでになります」のほうがよい場合があるので、状況により使い分けましょう。

    いらっしゃいます

    「あります」を人の存在を示すときに使う場合、「いらっしゃいます」が類義語として使用できます。たとえば、「当店をご利用されるお客様の中には、遠方よりご来店される方がいらっしゃいます」という使い方をします。

    おいでになります

    「あります」を人の存在を示すときに使う場合、「おいでになります」が類義語として使用できます。たとえば、「本日、15:00に~様がおいでになります」という使い方をします。

    「あります」で間違いやすい使い方は?

    「あります」で間違いやすい使い方は?

    「あります」と間違いやすい言葉として、「ありますでしょうか」や「~でありますもんね」「あるんです」などの表現があります。すべて、敬語としては不適切なので、注意しましょう。

    「ありますでしょうか」

    ビジネスシーンや日常生活でよく使われる「ありますでしょうか」ですが、「ます」と「でしょう」の丁寧語が2つ含まれていて2重敬語のため、間違った敬語です。ついつい使いがちな表現ですが、間違ったものなので使わないようにしましょう。

    「~でありますもんね」

    「~でありますもんね」は、敬語表現としては不適切です。「もんね」は、「ものね」を言いやすくした口語で、「当然」の意味があります。たとえば、「男の子だもんね」という使い方だと、「男の子だから当然だ」の意味になります。ビジネスシーンで、目上の方に対しては不適切な表現なので、使わないようにしましょう。

    「あるんです」

    「あるんです」は、「あるのです」を言いやすくした言葉で、敬語としては不適切です。「です」がついているので丁寧語にはなりますが、目上の方に対しては丁寧さをかける言葉です。他にも、「~なんです」や「したんです」などはすべて丁寧さにかける言葉なので、注意しましょう。

    「あります」の英語表現

    「あります」の英語表現

    ビジネスシーンで、英語でやり取りをする方もいるでしょう。「あります」はビジネスシーンでよく使う言葉なので、英語の表現の仕方も覚えておきましょう。「あります」を英語で表現すると、「I have」や「There is」「It is in」という表現になります

    I have

    「あります」の英語の表現として、「I have~」があります。「~を持っている」の意味ですが、「あります」という和訳をすることがあります。「I have some questions」で「質問がいくつかあります」の意味になります。

    There is

    「あります」を意味する英語の表現として、「There is」があります。「There is a car I‘ve never seen on the street」で「道路に見たことがない車があります」の意味になります。

    It is in

    「~のなかにあります」と表現するときは、「It is in~」を使います。「My keys are in the drawer」で「カギ引き出しのなかにあります」の意味になります。

    「あります」の正しい使い方と例文

    「あります」の正しい使い方と例文

    「あります」のビジネスシーンにおける正しい使い方を覚えておきましょう。物の存在を示すときは、どの場所に物の存在があるか明確にします。疑問形や希望を表す表現をするときは、「あります」をそのまま使用しても大丈夫ですが、「ございますか」や「~でありますよう、お祈り申し上げます」と表現するとよいでしょう。

    物の存在を表す

    物の存在を示すときは、「~に~があります」という言い方をして、どの場所に物の存在があるか表現します。丁寧に表現したいときは、「~に~がございます」とすればよいでしょう。たとえば、「店内に、お探しの商品がございます」という使い方をします。

    疑問形

    相手に何かの有無を確認するときに、「あります」を使用できます。たとえば「そのほか、何かご質問はありますか?」と使用します。より丁寧に表現したいときは、「ございますか」を使用してもよいでしょう。たとえば、「商品のご説明は以上になります。~様から、何かご質問などはございますか」という使い方をします。

    希望を表す

    「あります」を補助動詞として使用するとき、「~でありますように」で「こうであってほしい」という希望を表現する言葉になります。たとえば、「今年も良い年でありますように」と表現します。目上の方に使用するときは、「~でありますよう、お祈り申し上げます」と組み合わせて使用します。

    まとめ

    「あります」を普段何気なく使用している方が多いでしょう。「あります」は丁寧語と補助動詞の役割2つあります。そのまま使用しても、丁寧語なので特に問題ありませんが、目上の方に使用するときは、「ございます」などに言い換えたほうがよいでしょう。ビジネスマナーの基本は、相手を敬うことです。相手に失礼のないように、思いやりの気持ちをもち言葉を選びましょう。「あります」の敬語として「いらっしゃる」や「ございます」などを使用してもよいでしょう。ただし、丁寧にしすぎると、かえって無礼になることがあるため、相手との関係性を考えて使用してくださいね。

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